告白

想像以上のヘビーな１年だった。

不謹慎だが告白しよう。

2009年はこの俺が死を意識した年だった。

何もかも複雑に絡み合い面倒になったのだ。

体調も心の根も枯れかけてた。

そんな時、信じて待っている人達を想った。

そして多くの人や形なきものに救われてきた。

ならば這いつくばっても戻るしかないではないか。

還る為に１本ずつ複雑に絡んだチェーンをバラし始め

１本外したら１歩進むを繰り返し歩いて来た。

実は今も半分以上は絡まったままなのだが

時間をかけて解いていくしか道はないのだと思っている。

きっと又俺は自暴自棄になったり墜ちたりするんだろう。

何も大晦日にこんな話しをしなくても良いのかも知れない。

しかし今年のうちに心にクサビを打っておきたかったのだ。

「まるで迷い子みたいだ」と唄う自分が滑稽だった。

だけどそれでも楽曲を唄い続けているうちに

てめぇが書いた歌に落とし前をつけろという感情に加え

少し力が湧いてくるような不思議な気持ちにさせられた。

アナタはブレない人だと言われる度に感情はブレまくった。

出来る限り他者には内面を見せたくなかったが

言わずとも見透かして欲しいと甘えたりしたんだ。

ここまで歩いて気付いた事がある。

今年ほど自分と向かいあった１年は過去なかったと。

俺はこれからも弱っている自分を初めて認めた夜や

自身のプライドを粉々にされた夜を忘れないだろう。

もしこのブログを読んでいる人で

今でも死を意識している人がいるなら

もう一度ゆっくり読み返して欲しい。

そして詭弁だ、ざまぁないなと笑ってくれ。

ステージの上で四苦八苦もがいている俺を観においで。

そうしたら俺は君にラブソングを唄うぜ。

整理整頓

何か忘れ物をしているような気にさせられる年末。

会社の大掃除を多少なりしないとヤバいと

書類の整理を始めたが全く終わらん。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

俺は年末年始とか嫌いなんだよね。

空騒ぎしているようなせかされてるような。

だからとっとと片付けてスタジオに入りたいのだが。

マネージャーと門仲でシースで一献やる予定もあるしな。

さて、やれるだけやりますか。

暗くなりゃあ呑むだけなんだからさ（笑）。

マディ状態。

昨夜の深酒を痛感しながらスタジオの看板錆落とし作業中。

ハシゴが揺れてるのか俺が揺れてるのか？

高橋コオとマネージャーとジョアン・マスター＆ママと

呑んでいたのだが殆ど記憶がぶっ飛んでる。

けんちゃんとオケイちゃんもいて・・・・・。

高橋コオの「チュウチュウ・トレイン」と云う企画を

やろうぜ～と力説していたのは覚えてんだよなぁ。

確か・・・・まずは京成線編でコオが各駅に降り立ち

駅周辺のディープなおばさん達とチュウしていく企画・・・。

くっだらねぇ！！

しかしこの企画の凄さを力説してたんだよなぁ俺。

コオが首からラジオ体操の時みたいなカードぶら下げて

おばちゃんがチュウに納得したらハンコ押してくれる。

ヤッパくっだらねぇ！！

この話しだけで夜を越したのか俺は。

大切な話しは他になかったのだろうか？

終わった事を考える。

ライブ明けの休日。

ライブ空間を支配出来なかった夜を思いやや自己嫌悪。

今回はステージに向かうまでの時間がダルかったな。

気持ちが続かないと云うかタイミングがズレると云うか。

（デリケートではなく只のワガママなんです俺。）

陰な雰囲気を感じていたのは俺自身の問題かもな。

何に文句があるとかじゃないんだよ。

そんな風に感じてるのにその空間を包むなり切り裂くなり

何も出来ずに演奏するのみだった自分にイラつくね。

ただ演奏するだけなら誰でも出来るのにな。

本来であれば次はないよ。

自分の中のある取り決めがあってさ（苦笑）。

でもそんな訳にはいかないもんな。

隠遁生活してたら時間が足りずシャレにならなくなる。

スタジオで未完の曲を探りながら１人反省会だ。

こんな地味な事が良くも悪くもポイントになる。

お客さんに申し訳ないという想いがつのるも

次のライブしかお返し出来ないからな俺は。

２０１０年。

しかしこうして２０１０なんて書き込むと

未来の数字のようだし２０１０年に

ランブリングスが存在してるなんて今更ながら驚くね。

すぐにやって来る２０１０年にランブリングスの

音楽を至る所に刻みこめるようにプレイしていこう。

さぁ祭りのあとは静かに呑むに限る。

昼間から呑りたいトコだけどまだ公的業務収まらず。


写真・梅太郎ブログから転載。

ただただ多謝

みんな年末多忙スケジュールの中

わざわざワークソングを選んでくれてありがとう。

ゲストの高橋コオ＆石井明夫お疲れさまでした。

色々抱えて満身創痍の中でのパフォーマンスに感謝。

ジョアンは今年１年通し企画に賛同し唄わせてくれ感謝。

おかげで自分が唄い手であることを忘れずにいられた。

マスター＆ママありがとう。

２００９年のスケジュールはこれで全て終了。

公私共にのんびりしている間もないのが実状だよ。

１月から即ランブリングスとしての活動が始まるしね。

年明け２３日は熊本から旧友である進藤久明が

再びツアーで上京しワークソングで共演する。

後輩梅太郎の参加も決定したようで楽しみです。

みんなに来年は良いニュースを届けられたらと思う。

今夜休む間なくスタジオ入りであります。

ワークソング開演

ワークソング・オープン。

今宵ワークソング

今のところ雨降ってねぇな（笑）。

本日は休みがとれずシッカリ仕事。

ギター及び機材はマネージャーの指示で

昨夜のうち会場であるジョアン＋１に搬入済み。

要は体ひとつでジョアンに入れば良いのだが

肝心の体があかないので困ったもんである。

何だかライブ当日って気がしねぇなぁ～オイ。

世間様じゃ殆ど冬季休暇に入ってんだろうよ。

クリスマス明けで家でＴＶ見ながら酒呑んでる諸君。

ひとっ風呂浴びて冷たいハートランドで喉を鳴らしにどうぞ。

骨の髄までＲ＆Ｒ高橋コオが唄う日常の世界は必聴。

中央線の吟遊詩人 石井明夫ワールドにハマれば底無し。

いつもこの２人と演らせてもらう時に書くんだけど

歌い続けてきた声は太く時に繊細で胸を打つよ。

軽々しい応援歌も薄っぺらなラブソングもそこには無い。

心をわしづかみにする生の歌だけが今夜のジョアンにある。

結局、俺は言葉や文章では上手く伝えられないけどさ。

それこそがＬＩＶＥの醍醐味であると信じている。

ワークソングのスタートは１９時３０分。

是非とも体感ご賞味あれ！

あ、俺も唄うよ。

イブに籠もる

不況の折、世間様が中途半端に浮かれてるイブの夜。

金田ヒサ静かにスタジオに籠もっておりました。

兎にも角にも明日のワークソングのリハ。

そのくせ５８５レコーディングばかり頭に浮かぶ。

逸平セットと民谷セットの二本立てリストを

年内には確定しなければ先に進まないからねぇ。

１月は決定しているライブを除いて５８５に集中。

レコーディング用リハーサルが結果として

ライブ・リハーサルへと繋がっていく。

久し振りに一切妥協なしで望む所存。

もうだらだらアルバム何枚も作る気ねぇからさ。

延長ゴール決めるには良いメンバーだと思う。

この機会逃すと次は還暦記念盤とかじゃん？

しつこい俺もさすがに演ってねぇよ（苦笑）。

ワークソングは当日がくれば自然とテンション上がるべ。

高橋コオ＆石井明夫選手はガツンと決めるだろう。

マネージャーいち押しのブッキングだからね。

俺よりマネージャーの方が気合い入ってそうだ。

俺も当然フルスイングします。

あ、明日の天気だけど雨降るらしいじゃん。

面倒がらずに聴きに来てよ（笑）。

今夜は七面鳥の代わりに串でも抜きに行くか？

それとも三友で極上の半身を頂くか？

どちらにせよ、ほどほどに・・・だよね？

ボイトレ

声にも衰えってのがあって顔の筋肉が年齢と共に

重力に逆らえず下に落ちていくように

喉の筋肉も年齢に伴い伸びていき声が出なくなるらしい。

全ては肉体を鍛えなければ自然と下がる訳ですねハイ。

喉はジムやエステに行ってもどうにもならんので

歌いながら強い喉を鍛え上げなければならん。

ボイトレしながら歌い続けている８０過ぎの歌手の

艶やかな歌声を聴いたが若い頃より今の方が声が

良かったりするのではないかと想像してしまうほどだ。

イメトレはやらんがボイトレは必要な気がする。

実際に俺の声も嗄れが進み声が出にくくなっている。

今まで何とか出たキーでもここ数年キツくなったしね。

キーを落とすのは簡単だがキーによって各パート楽器の

響き方などにも影響してくるので考えもんである。

ライブ本数も増えれば自ずと喉を鍛える機会も増えるし

来年のスケジュールいかんでは喉筋？が発達するだろう。

ヴィンテージ・カーのメンテナンスと同時に

ドライバーのメンテナンスも忘れずにってやつです。

最近は毎朝レモネードを飲んでおりまして

多少だけど喉の滑りが良い感じがしております。

昔、スティービー・ワンダーがよく喉の調整で

レモネードを飲んでるってスティービー好きの

咽喉科の先生からアドバイス受けたんでね。

煙草吸って酒呑んでたら一緒だとは思うけどさ（笑）。

さぁ本日を含めてライブまであと２日。

皆さんも風邪などこじらせないようご注意あれ。

当日は音楽ジャンキーでジョアンが埋まったら最高だな。

ヴィンテージ・カー

２６日のライブで年内スケジュールは全て終了。

とは言っても平均月１もライブ出来ない年だった。

ランブリングスとしては１年通してリハ１回のみ。

活動停止以降はスロー・スターターのバンドだけど

来年はロケット・スタート？を切るべく

マネージャーがしっかり動いております。

１月のリハーサル日程もほぼ決定済みだしね。

それ自体が近年のランブリングスにはない事だからさ。

２０１０年はＷ杯イヤーと重なり忙しくなりそうです。

開幕前にはランブリングスを形にしときたいね。

Ｗ杯はガチで全試合観なきゃならないんで時間ないし（笑）。

１月にはランブリングス・ライブの知らせを

みんなに伝えられたら良いと思っています。

まずは全員でスタジオに入ってバンドをメンテナンスだ。

長い間、走ってきたからあちこちガタがきてるし

新しいパーツやオイルでセット・アップしなきゃな。

ゴールまでこのヴィンテージ・カーで走り続けなけばならん。



追記・３月にディラン来日。

今回は何とライブハウス・ツアー！！！

場所はＺＥＥＰ ＴＯＫＹＯ。

マネージャーに早速チケット手配頼みました。

自分のご褒美にはちょいと早すぎるか。

イメージ・トレーニング

２６日のメニュー決めてリハしないとな。

あと４日か。

年末混乱期で涙腺から煙が出てんぜ。

やっぱりまだテンション上がんねぇな。

バンドやってる奴で特にボーカル君は

イメージトレーニングする人が多いみたいね。

スポーツじゃなくて音楽にも関係するのか？

にしてもイメトレしてる残念な自分に醒めるけどな。

何はともあれ最近は真夜中のスタジオ入りも

ままならぬ状態になってるから残念だよ。

明日はこのままいけば幸か不幸か仕事オフになるから

今夜スタジオでフルスイングしてみっかな。

酒を美味そうに呑んでる自分をイメージしながら。

そうかイメトレって手っ取り早く言えば願望じゃん。

そんなもんライブ前からしょーもないことすんなよ。

ハハハ、だらしねぇや。

生きてんだか死んでんだか

学生時代の恩師の「俺は今を生きている」と

ビシビシ実感出来る生き方をして欲しいと云う言葉が

何故か最近になって妙に頭に浮かんでは消えている。

「ここまでのお前さんの人生はいかがでした？」

これまでの人生を振り返るのはまだ早いし面倒だし

正直そんなに思い出すほどの刺激的な出来事も

今となっては無かったような気がしているよ。

（自分なりに波瀾万丈だったと思ってたけどね）

「今を生きている」と意識して暮らしちゃいないさ。

生き延びたのは嫌ってほどリアルに痛感してるけどね。

時は当たり前のように過ぎ１日が凄いスピードで終わる。

生きてる事さえ意識させないくらいにさ。

死んでたって気付かないかも知れねぇぞ。

ただ俺は死んでるように生きたかねぇと思うんだ。

失敗や過ちを犯してボヤこうが愚痴ろうが良し。

自分を嫌いにならなければ自分を諦めなきゃ全部ＯＫだ。

それが難しいのも承知の上だ。

俺はしょっちゅう自分を嫌いになっているからな。

それも自己愛の裏返しなんだと言い聞かせたりしてさ。

俺は唄う事で光を掴もうとしている自分の事を

さもしい野郎だと卑下したり健気だと苦笑したりだ。

そんな俺の歌でも必要としてくれる人達が住む町に

歌いに歩き出す事で自分自身を見つめ直せるかもな。

今週末土曜日、今年最後のライブをやります。

２６日は色々な街で数え切れないほどのライブがあるだろう。

俺達の「ワークソング」はその中でも小さな町の

小さな老舗Jazz Barの片隅で演る弾き語りライブだ。

そこは派手な照明も飾りもないが歴史ある素晴らしい空間だ。

損か得かは一切わからないが必ずそこにはあなたが

必要としている「歌」があるのだと信じている。



「ワークソング＃６」

～カネダヒサノシゴトオサメ～

２００９／１２月２６日（土曜日）

西都賀ジョアン＋１

19:00pm Ｏｐｅｎ

19:30pm Ｓｔａｒｔ

ACT 石井明夫（from高円寺）

高橋コオ

金田ヒサ

charge２０００円＋１オーダー

問い合わせ 043(254)6360

ＪＲ都賀駅西口徒歩２分

ドＳな神様へ。

しばらくは音に向き合う邪魔をしないで下さい。

ＷＢＣ世界バンタム級タイトルマッチ

世界バンタム級チャンピオン長谷川穂積選手の

Ｖ１０をかけたＷＢＣ世界タイトルマッチは圧巻であった。

チャンピオンはレベルの違う次元に入ってしまったのかな。

スピード、破壊力は観ている観客をも黙らせるようだ。

浅いラウンドで間合いを見極めてタイミングを掴む。

何とも凄いボクサーになったもんだと思う。

チャンピオンの夢、ラスベガス進出も現実味を帯びてくる？

減量も困難を極めているらしいからＶ１０を期に

次戦からはフェザー級に上げていくかもな。

今後も応援してるよ、おめでとう！チャンピオン。

左のショートＷは惚れ惚れしたよ。

生き様か・・・・。

深夜食堂鑑賞

録りためてあった深夜食堂の実写版を観る。

（原作漫画は以前１～３巻までは紹介したと記憶）

キャストなかなか良かったな。

（オダギリジョーはよくわからんが）

キャストに違和感がなければイケる作品になると思ってた。

だって原作漫画の時点で出来上がってる訳だからさ。

ＴＶ化するにあたって危惧していた「間」も見事であった。

原作はコマの流れに無駄がないし想像をかきたてた。

こじつけのようだが音楽もこうありたいと思ってる。

多くを大袈裟に語らなくても良い。

隙間を感じて想像してもらえる事が重要だと思う。

何よりジワッと残る。

見事です、安倍夜朗。

実写版の立役者、舞台美術さん素晴らしい仕事でした。

是非また新シリーズが観れる事を切に願う。

以前も苦言を呈したが面白いＴＶの原作は

その殆どが漫画であることを考えると

ドラマ制作の問題点が浮き彫りにされそうだ。

単純に楽しめれば良いのかも知れないが

映像化するべき脚本はまだ沢山あると思う。

もしかすると漫画の書き手が既に画像をイメージして

コマ割りしているのかも知れないな（多分そうだ）。

とすれば、その作品を絵コンテとして映像化すれば

簡単とは言わないが比較的スムーズに

事は運んでいきそうな気はするんだよな。

それにしても漫画家の方がストーリー作りも

キャラクター設定も本気で向かってると思うね。

だから魅力的なんだろうだと思うしさ。

何とかＴＨＥ Ｍｏｖｉｅ的に映画とＴＶまで

コラボレーションする時代だからなぁ。

もはやＴＶって行き場なくしているように感じるよ。

運命の日

１２月１８日。

かのローリング・ストーンズのギタリスト

キース・リチャーズ氏の誕生日であり

我が愚息ロクの誕生日でもある特別な日であります。

成人になった彼は今日から俺と違う人生を模索しながら

長い時間をかけ色々な景色の中を生きていくんだろうと思う。

そんなめでたい日に俺は検察庁へ向かっているのだ。

ズルズルと引き延ばしになっている件は

年内にカタをつけておきたいからね。

起訴されるのは間違いないだろう。

その後は顔面のレントゲンを撮りに医科歯科大へ。

針のムシロに連続で座らされるって訳だ。

トラブル処理に追われる日だが今日は幸せな気分だよ。

幼稚園の卒園アルバムの保護者作文に書いた一節。

彼が成人を迎えた冬の夜に屋台で２人肩を並べ

一杯やれる日が来るのを俺は楽しみに待っている。

Happy Birthday ROKU!

Happy Birthday KIETH!



写真 検察庁待合室にて

２年も前の案件のつじつま合わせに必死。

昼どきだから検察官も腹減ったろうしな。

ぶっちゃけやっつけ仕事。

ＨＥＲＯはいなかった。