今日は梅雨の晴れ間の散策会になりました。最初にアイスブレイクで皆さんにハーブ茶を飲んでもらいました。クロモジ茶とヨモギ茶を飲み比べてもらいました、香りも引き立ちスッキリ爽やかになった所でスタートです。
「油点」
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」身は小さいが役に立ったり気が利いて優れていて侮れないという例えのことわざです。そのことわざのごとく料理に少し加えるだけでも味を引き立たせる優れ物で、柚子、ワサビと共に山椒は日本料理に欠かせない香辛料の一つです。料理に使う前に手のひらで二~三回叩いて葉の細胞(油点)を潰すと香りが増し料理を一層引き立てます。正におもてなしな心ですね。葉の中の小さな白い点々が油点です
「シロツメクサの花」
子供たちが首飾りや腕そして頭にカンムリを作り遊ぶ身近なシロツメクサ。花の香りが甘くさわやかに匂い立ち、子どもの頃を思い起こし何ともふんわりとした気分になりました、。そんなシロツメクサの花のアップです。
「見つけました」
マメ科の多年草でこれを乾燥させ江戸時代にオランダから輸入されたガラス製品などの梱包材の緩衝材として使われました。その緩衝材として詰めた処から「詰草」と名付けられた。明治時代以降家畜の飼料として導入されたものが野生化した帰化植物です。時々四つ葉などが見られ「四つ葉のクローバー」として皆さん押し花にして大切にされますがどうして?・・・珍しいから??・・・散策中に見つけました「四つ葉のクローバー」です
「雌花です」
普段は高い木の上に咲くマテバシイの雌花でドングリの赤ちゃんですよ、来年の今頃は「どんだけえー」大きくなっていますか?
「説明中」
雄花、雌花、昨年生まれた小さくてかわいいドングリのそろい踏みです。二年かかって完熟ドングリになり生のまま食べる事が出来ます。が、フライパンで炒ると風味が増して香ばしく一段とおいしく食べられます。自生地は九州から沖縄と言われ公園樹や街路樹として各地に植えられ百年公園にも数本あります。その時、その季節の旬を皆さんと楽しみたいと思います。皆さん百年公園ワンコイン散策会に来てくださいお待ちしています