絶好の行楽日和の中「百年公園ワンコイン散策」の始まりです。周りはすっかり秋色にお化粧しています。とっても気持ちのいい朝です・・・
イヌセンブリ
山里の道端法面に生える越年草で、苦み健胃薬に使われるセンブリに似るのですが、苦みが無く薬効もないので名前にイヌが付いています。昔は役に立たない物には頭にイヌがつく名前になったようです。岐阜県「絶滅危惧Ⅱ類」リンドウ科の「イヌセンブリ」です。大切にしましょう。
フユノハナワラビ
シダ植物で夏の終わりごろ小さな葉を広げ1、1月頃から胞子葉が花のように見えます。そんな所が春先のわらびの新芽に似ているのでこの名前になりました。人が草を刈り取る里山の山道の脇などに自生します。花の少なくなる晩秋から初冬にみかけてみることが出来ます。
板根
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地表を横に伸びる根の背面全体が肥大して屏風の様にになった物で、熱帯雨林や湿地帯など酸素が乏しい場所で見る事が出来ます。が、しかし帯雨林まで行かなくても見る事が出来ます。この辺りの椎の木に出来た板根が有ります!!
錦秋
秋らしい青空の下、落ち葉が作った絨毯がズーと続いていました、色々な葉のコントラストが美しさを一段と鮮明に引き立てていました。しみじみ秋の風情を感じました・・・
フユイチゴ
つる植物のように匍匐して地表を這う常緑の木ですが木には見えません!!冬枯れの里山で緑の葉と赤い果実、まるで宝石のルビーの様ですね。フユイチゴを見ると故郷の竹やぶ脇の小道で食べたあの甘酸っぱさをなつかしく思い出します。
雪虫
小春日和の公園で白くてかわいい虫がフワフワと飛んでいました。雪虫を見ると秋も終わり冬がすぐそこまで来ていることを知らせに来たと言われています。北海道では初雪を知らせる小さな妖精と言われるそうです。アブラムシの仲間で、正式名「トドノネオオワタムシ」と言われるようです。
もう直ぐ師走に入りますが、今年最後の散策も有りますので皆さんその時もよろしくお願いいたします。