ふれあいの森自然学校 活動報告

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2017年6月25日(日)「ネギをしょっているカモ?」  in 関市中池

2017-06-26 08:42:06 | みのまるかじり講座

今日は関市中池での講座です。昨夜からの雨も止み、暑くもなく寒くもないベストコンデションでの観察です。例年だと池の水位がもう少し高くキンクロハジロやコガモ・カルガモなどが観察桟橋の直ぐ近くまで来ているはずなのです。が、しかし今年は雨が降らなかった為か?水位が低くカモ類が極端に少ないです・・・

                              「出発です」


梅雨のさなかの曇り空、カイツブリの生活の一部を見学です。どんな暮らしが見られますか?皆さんワクワクな感じです

                             「タマゴ3個」


カイツブリの巣の中のタマゴです。他にも3か所ほどに卵を産んでいますが、ここが一番多く、ほかの巣は2個、1個、1個でした。

                                 「家族です」


2羽の親、4羽のヒナ、何ともほほえましい家族の姿ですが親は子供のために水に潜り小魚を取りヒナに与えていました。カイツブリのお父さん、お母さん、あなた方はエライ!!「何だかなあ~、人間界と同じだなあ~」

                           「飛びます、飛びます」


池の脇の桜の木に止まっていました。ツノトンボはウスバカゲロウの仲間ですから優雅な飛び方をしました

                                「果実です」


ホオノキ果実です、直径15Cm位の大きなスプーンのような花で、丸まった花弁が69枚集まって咲く姿は見事です。そしてこの果実も見事です。葉は燃えにくく風味が良いので郷土料理には欠かせない材料になっています。朴葉みそや朴葉寿司として活用されてます。

                             「あたためちゅう」

カイブリが今卵を温めています。とても警戒心の強いカイツブリですが、卵を守ろうとしているのでしょうね・・・この時ばかりは近づく私たちにギリギリまで巣から離れませんでした。お陰でカイツブリの頬の赤茶色をはっきりと肉眼で見る事が出来ました

 この池は芦原がなくカイツブリは池の岸辺に並べられた発泡スチロールの上に巣を作っていました。今どきの住宅と同じでカイツブリも新建材を利用しています。

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