思惟石

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『世界は宗教で動いてる』 「神」の捉え方って難しい

2023-08-02 14:53:08 | 日記
『世界は宗教で動いてる』
橋爪大三郎

おもしろ教養本『はじめての構造主義』でおなじみ橋爪先生が
慶応大学の社会人向け講座にて講義した内容を、新書化した一冊。
というわけで、読みやすいし学びになるし、ありがたい一冊!
光文社新書。

キリスト教、イスラム教、儒教など
様々な宗教と民族文化の関わりを広くわかりやすく
解説してくれます。
大人の基礎教養として読んでおくと良い内容かもしれません。
私が宗教に疎いだけかもしれません。

いや〜、なにはともあれ、
一神教の神様の苛烈さ、すごいな!
厳しすぎじゃない?
と不思議に思うのが平均的日本人の感覚ではあるようです。
とはいえ厳しすぎじゃない?!

ヤハウェもアッラーも父なる神もおおもとは一緒なのか〜
ってことも、私、意外とわかってなかった。

さらには、
モーセを「海を割る人」としか認識しておらず、
(金曜ロードショーで子供の頃に見たからね!)
「方舟の人」ノアと同じ感覚でいたのですが。

ノアの方舟が登場するのは創世記だそうです。
めっちゃ古い。
紀元前1世紀には「方舟の発掘」の記述があるくらい、
世界の初期の初期の人。

モーセは紀元前13世紀の出エジプトの人。
「創世記(方舟の話しも含む)」「出エジプト記」「レビ記」
「民数記」「申命記」のモーセ五書を書いたと言われる。
知らなかった〜。

というくらいの知識量の大人は、ぜひ読んでおくと良いと思います!

ところで方舟と言えば『スプリガン』だよね!
あれ?
最近同じこと言ってる…?

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