『死ぬまでに行きたい海』岸本佐知子
超絶出不精の岸本氏が、
重い腰を上げておでかけするエッセイ。
文芸雑誌『MONKEY』に連載されていたもの。
会社員時代に通ったオフィス街、
父の実家である丹波篠山、
上海やバリ島への海外旅行、
なんとなく気になっていた駅(海芝浦、YRP野比)。
岸本佐知子さんらしい、
ヘンテコなチョイス。
うまい文章。
ときどき現れる不思議。
『気になる部分』みたいな抱腹絶倒感よりも
作者と一緒に不思議なミニトリップが味わえるようなエッセイ。
余談ですけど、
岸本さんは大学卒業後にサントリーで働いていたそうで、
第一章は、当時の本社があった赤坂見附なんですよね。
あそこらへん、私も仕事で頻繁に通っていた時期があって。
読んでいると、風景が「なんとなく分かる〜!!」という
手触りのある楽しさがありました。
そして読み進めるにつれ、
ちょっと不思議な紀行文が増えてきて。
最後の『経堂』なんかは、どこまでが地に足ついたお話しなのかなと
ドキドキもする。
振れ幅が大きいな笑
岸本さんは訳書も好きだけど、
やっぱり、エッセイが好きだなあ。
超絶出不精の岸本氏が、
重い腰を上げておでかけするエッセイ。
文芸雑誌『MONKEY』に連載されていたもの。
会社員時代に通ったオフィス街、
父の実家である丹波篠山、
上海やバリ島への海外旅行、
なんとなく気になっていた駅(海芝浦、YRP野比)。
岸本佐知子さんらしい、
ヘンテコなチョイス。
うまい文章。
ときどき現れる不思議。
『気になる部分』みたいな抱腹絶倒感よりも
作者と一緒に不思議なミニトリップが味わえるようなエッセイ。
余談ですけど、
岸本さんは大学卒業後にサントリーで働いていたそうで、
第一章は、当時の本社があった赤坂見附なんですよね。
あそこらへん、私も仕事で頻繁に通っていた時期があって。
読んでいると、風景が「なんとなく分かる〜!!」という
手触りのある楽しさがありました。
そして読み進めるにつれ、
ちょっと不思議な紀行文が増えてきて。
最後の『経堂』なんかは、どこまでが地に足ついたお話しなのかなと
ドキドキもする。
振れ幅が大きいな笑
岸本さんは訳書も好きだけど、
やっぱり、エッセイが好きだなあ。
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