<読書メモ 2016年4月 ④>
カッコ内は、2022年現在の補足コメントです。
『DIVE!』森絵都
直木賞受賞作『風に舞いあがるビニールシート』は読んだことある!
と思っていたけれど、よく考えたら読んでないな…。
というか、この作者の作品を読むの初めてかも…。
読んだと勘違いする系のポンコツ記憶。大丈夫か私。
児童文学から出てきた人らしく、10代の葛藤とか愛らしさとかが
生き生きと書かれていて、微笑ましかったです。
テンポも良く読みやすい。
でも、まあ、ちょっと、マンガっぽいなあとも思った。
別にそれで問題はないのだけど。
主人公のトモキを中心に物語が進むのかと思ったら、
飛沫と要一くんを主体にしたパートが続き、
さらに周囲の登場人物パートでラストの大会を盛り上げるという構成。
恭子を悩ますケンとの関係とか、幸也の小さな悩みとか、
あまりいらない気もしたけど、でも、そういうのがすべて効いて、
青春って愛おしいなあという感想になるのかもしれない。
愛おしいなあ。
20代の頃は、10代の青春モノなんて鳥肌が立って読めなかったけれど、
がんばれがんばれーと思って温かく見守りながら読んでしまった。
35歳だわ。
(もはや40代ですけどね。
相変わらずジュブナイル(?)方面は好きじゃないけど、
これはおもしろかった!
やはり、作者の筆力だと思います。
家族の三世代物語『みかづき』も良かったな)
カッコ内は、2022年現在の補足コメントです。
『DIVE!』森絵都
直木賞受賞作『風に舞いあがるビニールシート』は読んだことある!
と思っていたけれど、よく考えたら読んでないな…。
というか、この作者の作品を読むの初めてかも…。
読んだと勘違いする系のポンコツ記憶。大丈夫か私。
児童文学から出てきた人らしく、10代の葛藤とか愛らしさとかが
生き生きと書かれていて、微笑ましかったです。
テンポも良く読みやすい。
でも、まあ、ちょっと、マンガっぽいなあとも思った。
別にそれで問題はないのだけど。
主人公のトモキを中心に物語が進むのかと思ったら、
飛沫と要一くんを主体にしたパートが続き、
さらに周囲の登場人物パートでラストの大会を盛り上げるという構成。
恭子を悩ますケンとの関係とか、幸也の小さな悩みとか、
あまりいらない気もしたけど、でも、そういうのがすべて効いて、
青春って愛おしいなあという感想になるのかもしれない。
愛おしいなあ。
20代の頃は、10代の青春モノなんて鳥肌が立って読めなかったけれど、
がんばれがんばれーと思って温かく見守りながら読んでしまった。
35歳だわ。
(もはや40代ですけどね。
相変わらずジュブナイル(?)方面は好きじゃないけど、
これはおもしろかった!
やはり、作者の筆力だと思います。
家族の三世代物語『みかづき』も良かったな)
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