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【読書メモ】2013年2月④ 浅田次郎というか村上豊

2020-05-26 10:34:03 | 【読書メモ】2013年
<読書メモ 2013年2月④>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。


『憑神』浅田次郎
宮部みゆきの『ぼんくら』と同じ画家の装丁だったので
印象がかぶるなあ…。

(読書メモが表紙の件だけか…。

 ちなみに表紙イラストは画家の村上豊氏。
 時代ものの表紙はこの人に頼めば売れる!みたいなセオリーがあるの?
 と出版社に問い合わせたいレベルで、本屋でよく見ますよね。
 個人的には好きな画家さんです。

 村上氏は、宮部みゆき『ぼんくら』シリーズや、
 朝井まかて『すかたん』、夢枕獏『陰陽師』シリーズ、
 新潮文庫の池波正太郎作品の表紙も描いています。
 講談社「小説現代」の表紙を長らく描いていらしたようなので、
 まあ、作家との信頼関係とか、あるのかな。
 
 あ、小説の中身はですね。
 文武両道で人柄も良いのにどうにもならない貧乏御家人が、
 貧乏神、疫病神、死神にとり憑かれまして…。
 という話し。

 人情というか、男気というか、
 まあ、浅田次郎節全開なお話しです。
 私は結構ジロリアンだと思うんですが、
 これは、そこまでグッと来なかったんですよね…。
 貧しくとも清く、みたいなのが好きじゃないからかな。
 そこは、ある程度の救済というかサクセスが欲しいというか)

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