思惟石

懈怠石のパスワード忘れたので改めて開設しました。

【読書メモ】2015年10月①北方謙三のハードボイルド

2021-11-15 15:17:23 | 日記
<読書メモ 2015年10月>
カッコ内は、2021年現在の補足コメントです。


『擬態』北方謙三
良く考えたら御大の小説は水滸伝しか読んでなかった。
というわけで現代ハードボイルドもの。
多用される短い文で「、」でさらに短くリズムを切るのが印象的。
ウイスキーを、飲むことにした。
とかね。なんとなくハードボイルドっぽいね!
おもしろかった。

(北方謙三は『北方謙三 水滸伝』全17巻(!)を
 2008年10月から2009年始めにかけて読破。
 結構、楽しく読みました。
 というか、当時の読書量がすごいんだけど。
 しかも確実に現在の倍は働いていた。実務量も、残業量も。
 若さ、かな…。

 あ、『擬態』はね、平凡なサラリーマン40歳が
 中年特有の「なんとなく虚無感」から肉体の鍛錬を始めて
 気付いたらハードボイルドに暴力団と戦っちゃう
 北方謙三らしい「男が憧れる男の小説」です。
 いいんじゃないでしょうか。
 私的には、他の北方作品を読む前に北方水滸伝の続編である
 『楊令伝』を消化したいところです)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『エンド・オブ・ライフ』良... | トップ | 『震える牛』社会派警察小説... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事