ミステリ界のレジェンド連城三紀彦の短編集。
『このミステリーがすごい!2014年版』の
「復刊希望!幻の名作ベストテン」にて1位を獲り、
見事に復刻された一冊だそうです。
9篇の短編ミステリが収録されているんですが、
とにかく密度が濃い!
文章もうまいし、プロットも凝っているし、
読み応え特盛りです。
ひとつの短編でお腹いっぱいです。
レジェンド、気前良すぎ!!
退職した若手刑事から先輩への手紙
(という形式は『戻り川心中』でもあったような)で
誘拐事件を振り返る『過去からの手紙』と、
ハードボイルド風な探偵が金持ち夫婦いいいように
翻弄される『奇妙な依頼』が好きです。
あとは、なんとなくこいつ怪しいなあ〜ってのは
分かるのだけど、トリックはまったく予想つかなかった
『二つの顔』も楽しかったです。
どれもこれも奇抜なトリックと、
最後のどんでん返しで全回収するダイナミックさが
見事と言うしかないんですが、
それよりも濃密な文章が腹持ちいいなあ〜って感心します。
短編なのに、一作を読み終えるとちょっと疲れるというか笑
密度が凄い。
あと、小姑みたいなメモですが、
宝島社の復刻版、194ページに脱字があった。
(こういうの見つけるとうれしいタイプです)
『このミステリーがすごい!2014年版』の
「復刊希望!幻の名作ベストテン」にて1位を獲り、
見事に復刻された一冊だそうです。
9篇の短編ミステリが収録されているんですが、
とにかく密度が濃い!
文章もうまいし、プロットも凝っているし、
読み応え特盛りです。
ひとつの短編でお腹いっぱいです。
レジェンド、気前良すぎ!!
退職した若手刑事から先輩への手紙
(という形式は『戻り川心中』でもあったような)で
誘拐事件を振り返る『過去からの手紙』と、
ハードボイルド風な探偵が金持ち夫婦いいいように
翻弄される『奇妙な依頼』が好きです。
あとは、なんとなくこいつ怪しいなあ〜ってのは
分かるのだけど、トリックはまったく予想つかなかった
『二つの顔』も楽しかったです。
どれもこれも奇抜なトリックと、
最後のどんでん返しで全回収するダイナミックさが
見事と言うしかないんですが、
それよりも濃密な文章が腹持ちいいなあ〜って感心します。
短編なのに、一作を読み終えるとちょっと疲れるというか笑
密度が凄い。
あと、小姑みたいなメモですが、
宝島社の復刻版、194ページに脱字があった。
(こういうの見つけるとうれしいタイプです)