思惟石

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【読書メモ】2012年2月

2019-12-05 10:10:20 | 【読書メモ】2012年
<読書メモ 2012年2月>
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。

『いまなんつった?』宮藤官九郎
(メモなし。
 クドカン節全開のエッセイです。おもしろいです。
 クドカン脚本のなかで最も好きなのは
 『うぬぼれ刑事』に出る生田斗真への「顔がうるさい」です。
 わかる…!!!)


『作家の猫』
(メモなし。
 コロナ・ブックス編集部による『作家の○○』シリーズってのがありまして。
 『作家の猫』は夏目漱石、南方熊楠、谷崎潤一郎ら作家たちの
 愛猫の写真とエピソードやエッセイがまとめられた一冊です。
 表紙は中島らもの愛猫。かわゆい。
 さもありなんですが『作家の犬』もあります。
 他にも『作家のおやつ』とか『作家の住まい』とか出ていて
 なかなか良いシリーズです)


『新宿鮫』大沢在昌
これが新宿鮫かあーと思って読んだ。おもしろかった。

(“有名だけど読んだことないよね”シリーズ。
 ジャンルがバラバラですが、時間ができたら
 『十二国記』とか『新参者』とか『獣の奏者』とか
 『機龍警察』とか読んでみようかなあと思っていたんですが
 大抵のものは1冊目を読んで力尽きちゃうんですよね。
 ワンピースも5巻くらいまで読んだことありますが、
 現在の既刊巻数を聞くと卒倒しそうになりますね。
 キリマンジャロ登るってこんな感じか。ちがうか)


『新宿鮫 毒猿』大沢在昌
急に壮大になったな。一作目の方がおもしろかったと思う。

(ほら、“2冊目で早々に飽きちゃう”シリーズ)


『ブエノスアイレス午前零時』藤沢周
温泉で働く若者の話し。なぜかタンゴを踊る。
ブエノスアイレス、あんま関係ない。大学生っぽいな。

(第119回芥川賞受賞作(1998)。
 藤沢周平との錯視が激しくて、本屋の棚とかで軽く混乱します。
 森絵都と森福都、隆慶一郎と峰隆一郎くらい似てる。
 まあ、別に名前が似てても一緒でも良いと思いますが。
 ちなみにこの方は、本名だそうです)


『魚籃観音記』筒井康隆
(メモなし。
 ナンセンスでフリーダムな短編集。
 10作が収録されているので、ひとつひとつがさくっと読める量です。
 表題作は解説そのままコピペしますが
 童貞歴一千年孫悟空が、神と畜生の垣根を乗り越えて、
 観音様と禁断の関係に踏み込むポルノ版西遊記「魚籃観音記」

 だそうです。
 テレビでうるさいおじいちゃんってイメージなので、
 これくらいフリーダムに書いてれば良いと思います。
 念の為添えると、それなりにおもしろかったです)


『おかあさんの扉』伊藤理佐
ご飯も食べれる、お風呂も入れる。でも五本指ソックスをはく暇はない!
というのがすごくわかる。
正しい生活はできるんだよなあ…。
それ以外は全然できないんだけど。
コメント
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