思惟石

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【読書メモ】2011年2月 ①

2019-05-22 15:06:30 | 【読書メモ】2011年
<読書メモ 2011年2月 ①>
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。

『恋文の技術』森見登美彦
吉田神社にお参りすると、受験も単位も落ちるから恋にも落ちる、
という話しが良かった。
コヒブミー教授も良かった。

(「文通武者修行」と称してひたすら手紙を書く
 くされ大学院生、守田一郎くんによる、書簡体小説。
 家庭教師をしていた少年への手紙は、
 『ペンギン・ハイウェイ』のアオヤマくんに通じるものを感じる。
 …かも。(適当)

 読んでいると、学生の頃、私も手紙書くの好きだったなあ、
 なんて、懐かしい気もちになります。
 守田くんほどに文章が達者ではないけど。

 森見作品に何かと登場する「丸くて赤いもの」(リンゴやダルマや金魚)、
 今作では赤い風船です。ホント好き)


『水車館の殺人』綾辻行人
十角館にかなり劣る。
なんとなーく犯人わかったし、
設定がマンガっぽいというかできすぎというか。

(デビュー作が名作『十角館の殺人』って、ある種、大変ですよね…。
 私は綾辻行人作品に対して求めるハードルが、
 めちゃくちゃ厳しくなってしまったよ申し訳ない…)
コメント
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