~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

20/3/26(木)阪南市議会令和2年第1回定例会が終わりました

2020年03月26日 | 議員
今日は、令和2年第1回定例会の最終日でした。
議案審議の最後に、
市長が2期目の市長選挙への出馬表明をする、ということでなのか、
傍聴や取材の記者が来られていました。

●行政からの議案は、すべて可決されました。

本会議を聴いていると、何の質疑もなく「議員は何をしているのか」と思うと思いますが、
一つ一つの議案に対する質疑は、
附託されている各委員会で行われています。
どんな質疑がされているかは、
市のホームページから、
市議会→広報・情報公開→議会中継→委員会→各委員会を検索
または、市議会→会議録→各会議各回
で見ることができます。

●議会提案議案は、今回4件について審議、採決しました。
①議員の報酬削減について

今回も、大阪維新の会さんから、議員報酬25%カットの提案がありました。
財政厳しい中、少しでもカットできたら、とは思いますが、
25%カットは、正直厳しいです。
今でも、支給額は437,000円ですが、
市民税・所得税(66,000円)他を引くと、
振り込まれるのは370,300円です。
ここから国民健康保険料の96,000円を払うと使える収入は274,300円で、
毎日の生活と、さまざまな出費(事務所費、交通費、書籍費、研修参加費、会費など)で、
私は政務活動費を請求していないので、
月々決して楽な生活ではありません。
せめて、あと5%カットくらいなら、
賛成できるのに、と思いながら、
賛成できませんでした。

②選択的夫婦別姓の議論促進についての意見書

言葉はわかりにくいですが、
時代に即し、夫婦別姓も認めるよう議論を進めてほしいという意見書で、
全員賛成でした。

③議員の厚生年金加入に反対する意見書

議員は、落選したら失職する、生活の保障がない職業だと思います。
本当は何らかの保障がある方がいいのだとは思いますが、
世の中的にはなかなか受け入れにくい価値観だと思い、賛成しました。
賛成多数で可決しました。

④阪南市民病院の存続を求める意見書

国による、公立病院の再編・統廃合に反対し、市民病院が存続することを求める意見書で、
こちらも賛成多数で可決しました。

このあと、
4月から新しく就任される副市長の承認が諮られ、
全員一致で承認されました。
現副市長は、
4月から大阪府に戻られることになっています。
3年に渡り、本当にお疲れさまでした。

さらにそのあと、
市長が、2期目に向けての思いを語られ、
出馬の意志を語られました。

すべての人にやさしい町は、
市民が願う町だと思います。