~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/4/15(月)「らしさ」を「つよさ」に

2019年04月15日 | 子どもの権利
40年ぶりに訪れた、母校の大学の掲示板に貼ってあったことばに、
目が釘づけになりました。

  「らしさを つよさに 
          未来をひらく」


「らしさ」は、自分自身がずっと大切にしたいと思っていること。

私が持っている感性、考え方、価値観、人との距離と幅……
よく言えば「独特」、
言い換えれば「人とちょっと違って、変わってる」ーそれを「つよさ」と捉えて、前に進む!

そんなことを、胸を張ってことばにしたことはなかったのだけれど、
掲示板のことばが、
大きく背中を押してくれました。

先日来、メディアで取り上げられ、紹介されている、
東大入学式での上野千鶴子さんの祝辞は、
東大生だけでなく、
さまざまな環境にある人の勇気を奮い立たせるメッセージでした。

特に最後、
「あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。」

「そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。」

「女性学を生んだのはフェミニズムという女性運動ですが、フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。」

「フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。」
   
現状で言えば、
「弱者」は何か肩身の狭い思いをし、
「夢」や「希望」や「未来」ということばからは程遠いイメージがあります。

でも、
その「弱者」であることも含めて自分の存在そのものが「自分らしさ」だと捉えることができれば、
1歩踏み出すことができる!

私だから考えられること、
言えること、
実行できること、を「つよさ」にしていきたいと思う今日です。