しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

トリックアート展。(8/15*月)

2016-08-15 | アート大好き!


ボクネン展のあとに行ったのはビアズリー展。
ちょうど大学で教えている世界のデザイン、
アールヌーボーの時代のイラストレーターです。
20代半ばで夭折したとは思えない作品の完成度です。
美大時代の課題でビアズリーにインスピレーションを受けて
絵本を描いたことを想い出しました。


その次に行ったのがトリックアート展。
トリック仕掛けの壁面を使って
観客が写真などを写して遊ぶというもの。
娘と二人で楽しんできました〜☆










たまには子ども心に戻って遊ぶことも大切。

ボクネン木版画展へ。(8/14*日)

2016-08-14 | アート大好き!

映画「ガイヤシンフォニー第4番」の名嘉睦稔さん。

世の中には魅力的な人がいるものですが
私にとってこの名嘉睦稔さんもその一人。
沖縄の伊是名島に生まれた睦稔さんは、大いなる自然が似合う人。
ガジュマルや花々や海からパワーを受けとり、
かつて古の人たちが持ち得た感性を持つ人。
私の住む金沢でお会いできるなんて思いもしませんでした。
映画の上映、名嘉睦稔さんと龍村仁監督の対談、
そしてその木版画展。企画を知ってすぐに予約しました。


版画の数々は南風を感じる作品。
命の息吹きが吹き出してきて、
いつまでも見ていたい気持ちにさせてくれます。
ラフな筆でのアタリだけで版木を掘り進める睦稔さんの姿は
聖なる儀式を行う人のようです。
きっと神々の祝福を受けている人なのでしょう。


龍村監督やガイヤの出演者たちのテーマは、
「ヒトはどこに向おうとしているのか」
そのためにひとり一人が何に向うのか?一人の中に潜む力。
対談のお話は、いつも心の奥底に問いかけてきます。


最後に版画本を買ってサインをしていただきました。
睦稔さんとのツーショットなんて、今でも夢を見ているようです。
憧れの人に会えた夜、私は大きなクジラの夢を見ました。

ツバメのねぐら入り下見。(8/13*土)

2016-08-13 | 野鳥大好き!


今日はツバメのねぐら入りを
お仲間と4人で下見してきました。
私は来週の探鳥会当日は仕事で行けないから、
どうしても見たかったのです!



7時少し前頃から7時半にかけて、
ツバメたちがアシ原に入っていく様子は圧巻でした!
まるで夢を見ているような一瞬、
ツバメの乱舞の時間でした。

ツバメのねぐら入り河北潟探鳥会は、
8月20日18時に県の河北潟漕艇場に集合です。
圧巻の風景をぜひどうぞ〜☆

鳥の羽、幻のヘビ。(8/12*金)

2016-08-12 | 生き物大好き!


今日は暑かったのですが、
久々お散歩道を歩きました。
犬も歩けば・・・で、棒に当たりました。
そこで見つけたこのヘビの死骸。
見慣れぬ模様だったので調べてみると、
シロマダラというヘビで数が少なく、
なかなか見れないヘビなので幻のヘビと言われているらしい。
独特の模様をしていて、幼ヘビの時期は
白い色なのでこの名があるらしい。調べた内容↓
「シロマダラは夜行性で、個体数も少なく、
 遭遇することも少ないため「幻のヘビ」とも呼ばれている」

帰り道にはもうその姿はなかったので、
写真を写しておいてよかったです。
森の掃除屋が片付けたようです。
それはイタチかトビかカラスかはたまた他の者・・?


*フクロウの羽は独特の柔らかさ。

野鳥たちは羽が換羽する時期なので、ひっそりとしていて
姿も声も少なくなっています。
それでも今日は12種確認しました。


*こちらはアオゲラの羽か?

そしてフクロウの羽やアオゲラらしき羽を拾いました。
暑くても歩くといいことありますよ☆


盛夏だと言うのに、もう死んでしまったオニヤンマ。
夏は短い!楽しみましょう。

立山のお花たち2。(8/11*木)

2016-08-11 | 植物大好き!

ライチョウ保護地域 の看板が数カ所立っていました。
やはりライチョウを見つけたのはその近くでした。

この日はライチョウを入れて、他にも
メボソムシクイ、ウソ、ウグイス、イワツバメ、
イワヒバリ、カヤクグリ、キセキレイの8種を確認。
帰りのバスの車窓からホシガラスの姿も見つけました。


突然、目の前に出てきたのはこのカヤクグリ。
首を低くして「とっとっとっ」とこの道を横切りました。
一瞬の間でカメラのピントがついて行きません・・
が、確認はできました。



美しい高山植物に囲まれていると
天国ってこんな場所?と思ってしまいます。


ミヤマリンドウの小さな花。


こちらはタテヤマリンドウ。


クロウスゴの青い実を試食。少し酸っぱくて甘い。


ヤマハハコの花はまるでブーケのよう。


オヤマリンドウの花。

まだお花の写真はありますがこの辺で。
白山は登るのにエネルギーを使いますが、
立山はバスで室堂まで行けるので、
写真を撮るエネルギーが全開できるのでうれしい!
今回はメンバー全員が体調も崩れることなく
最後まで楽しめた立山でした。また来たい魅力的な山です☆




立山のお花たち1。(8/10*水)

2016-08-11 | 植物大好き!

群青の色合いのミクリガ池。

立山室堂に着いて、まず目についた花が
このトリカブト。猛毒で知られていますが美しい花です。


ヨツバシオガマの花もまだ咲き残っていました。


雨に濡れたイワオトギリの黄色い花。


チングルマの綿毛はいつ見てもかわいい。


ミソガワソウは室堂近くでだけ見かけました。


硫黄の匂いで咳き込む人もいて、
硫黄の煙がけっこう強く吹き出しているようでした。
数年前は歩けた道も今は通行止めになっていました。


ライチョウに会いたくて立山へ。(8/9*火)

2016-08-10 | 野鳥大好き!

真ん中の石のそばにライチョウ♀。


お仲間に声をかけて立山に行ってきました。
夏に一度は行きたい場所で、
今年は白山も登ったので満足満足!


地味な羽色も見ているととてもきれいでした。

高山植物の実をくわえているライチョウ。
(おそらくライチョウが好物のガンコウランの実)

曇空がライチョウ日和。その通りとなったラッキーな日で、
まだ高山植物も美しく咲いていて、とても楽しめた立山でした。


少し前に読んだ本ですが、
繰り返し読みたいと思っています。

最近はライチョウのエサである高山植物を
増えすぎたシカが食べ尽くしてしまったり、
ハシブトガラスやキツネが高山まで入り込み、
卵やヒナ、ライチョウを襲い、
また、温暖化でハイマツが消えているとか・・
ライチョウの未来はとてもきびしいようです。

他国に生息しているライチョウの仲間は、
狩猟鳥になっているので、遠くにいても
人を恐れて逃げてしまうらしいです。
日本には山岳信仰があり、
ライチョウは神の鳥として崇められてきたので
日本のライチョウは人を恐れません。
それがとても特別なことなのだと、ライチョウを研究されている
中村浩志先生は書いています。なので、海外のライチョウ研究者たちは
人を恐れない日本のライチョウに大感激するそうです。

白山にライチョウを放す計画もあるようですが、
かつて白山のライチョウが絶滅してしまった原因が
まだよく分かっていないので放鳥計画は止まったままのようです。
そんなライチョウにとても会いたくなって、行ってきたのでした。

我家のお客さま・ヘビトンボ。(8/8*月)

2016-08-08 | 生き物大好き!


どうしたことか、我家の玄関先で死んでいたヘビトンボ。
水場のある山の中に住んでいるイメージだったので
何故こんな場所に?とびっくり!


昨年はキゴ山で見つけた不思議な卵が何の卵かわからずに
必死で調べた結果、ヘビトンボの卵だと知りました。

また四万十川で生きもの探しをすると
川の中で幼虫をよく見かけます。
私にとっては親しい生きものです。
名前とは違って顔もかわいい。
夜、光に集まることもあるようですが
できれば生きた姿で会いたかったな。

憧れのヤマセミ!(8/7*日)

2016-08-07 | 野鳥大好き!


今年初のブルーベリーの収穫に
山の畑に向う途中、電線に止まっている鳥を見かけて
慌ててUターンしました。
なんとそれはヤマセミの姿!
会いたくてもなかなか会えなかった鳥です。
しばらく電線の上から獲物を狙っているようで
その姿を小さなデジカメで写しました。

今年はアカショウビンにも会えたし、次にこのヤマセミ。
同じ仲間ですが、どちらも私にしたら「大物」です。
どこかに出かけて行って見るのではなく、
自分の行動圏の中で出会えるのがうれしい。


畑では汗を流しながら、ブルーベリーの実を摘みました。
一粒一粒摘むのでとても時間のかかる作業です。
今日はさっそく近所の友人にもプレゼントしました。


夏の自然観察会・キゴ山。(8/6*土)

2016-08-06 | 生態系トラスト協会石川


8/6の今日はキゴ山での自然観察会。
22名が参加して夏山を楽しみました。
挨拶とスタッフの紹介をしてから野外に出ました。
最初にホオジロがさえずる姿を見つけて全員で観察しました。
山に向って大きな声でヤッホ〜!と叫ぶと声が響きました。


道で死んでいたモグラ。土に戻れなくなったようで
コンクリートを掘った手が痛々しかったです。
目が退化してほとんどわかりませんでした。
大きな手で土を掘っているのがわかりました。


最初、虫こぶかと思ったこの実はツノハシバミの実でした。
個性的な形をしていますね。
実は食用になるので秋のお楽しみですね!


大きなオニヤンマがあちこちで飛んでいました。
トンボやチョウなど虫を採りながら歩きました。
(観察したあとは、山に放す約束にしてあります)


こちらはミヤマクワガタ♂の角。
体は鳥に補食されたようです。


森の中を何かいないかと
キョロキョロ探しながら歩きました。


帰り道でも記念撮影〜!ちと逆光でしたね。


ビジターセンターに戻って、生きもの合わせ。


ティータイムで焼きたてパンとお茶を飲みながら
感想文と、絵を描いてもらいました。


最後にみんなに楽しかったことを発表してもらって、
次回の案内をして、今回も無事に終了しました。

今、この時にしか会えない生きものたちに会えた
楽しいひとときでした〜☆

隣のネコ。(8/5*金)

2016-08-05 | 猫大好き!


ご近所の人に声をかけて、
以前窓辺でシルエットを見たので
ネコを飼ったの?と聞くと
その子を見せてくれました。
我家にも二匹のネコがいるので
しばし、ネコ談義。

帰りにコーヒーをいただいたので
代わりに、今日仕上がったばかりの
梅干しをプレゼントしました。


ジンという雄ネコだそうです。
ちっともじっとしていないので、
写真はぶれまくり。

また楽しいネコ繋がりがひとつできました☆

ヒメウラナミジャノメの模様。(8/4*木)

2016-08-05 | 生き物大好き!


ネイチャーセンターの片隅で死んでいたのは
このヒメウラナミジャノメ。日本中、最も普通に見られるチョウです。
ジャノメチョウの仲間は地味なものが多いのですが
こうしてじっくりと目玉模様を見ていると
なかなか可愛い模様です。


外側の模様はこんなふう。

窓辺に落ちていたので、もうカラカラに干涸びていましたが、
夏休みの子どもたちには、この模様を近くで見せてあげると
興味を示してくれるでしょう。子どもたちが
観察できるように職員に指示をして帰ってきました。



またしてもバードストライク。(8/3*水)

2016-08-03 | 生態系トラスト協会石川


昨日、四万十ヤイロチョウの森ネイチャーセンターに持ち込まれたのは
小学校の窓ガラスにぶつかって動けなくなった鳥でした。
見てみるとウグイスの若鳥のようでした。

最初は目も閉じていたのですが、
オレンジジュースを少し飲ませて暗い箱に入れておいたら
少し元気になりました。
しかし、ぶつかったときに損傷したらしく
首が曲がってしまっています。
自力で飛ぼうとするのですが無理のようです。

バードストライクで野鳥の命を奪う被害は後を絶ちません。
ガラス窓にカーテンを引くとか、
タカのシールを貼るとかして
何とか被害を防いでほしいものです。

成鳥でももちろんですが、
やっと巣立ったヒナがこんな風に犠牲になるのは、
何ともやるせないですね・・・。

トラストの森で鳥類調査2。(8/2*火)

2016-08-02 | 生態系トラスト協会ニュース


イベントが終わった今朝は、トラストの森に移動して
今回二回目の鳥類調査を行いました。
モズのような声がしたので探してみると、
ブッポウソウ2羽の姿がありました。


アオバズクの手笛を吹くと、
何故かウグイスが近くまでやってきました。


ヤイロ山荘の巣箱を覗くと、
ヒナがすくすくと成長していました。
7/16日に孵化したので今日で17日目。
あと一週間くらいで巣立つようです。


親鳥が心配してやってきましたが
そばに住んでいる方によると、三日前から
メスの姿がないそうです。天敵に襲われたのかもしれません。


トラストの森のようす。

幼虫の食草のイヌビワにやってきたイシガケチョウ。

ハンミョウがあちこちで獲物を探して飛んでいました。

途中、こんなに大きなミミズとも遭遇。


山口県から来られた親子を観察小屋まで案内しました。

私も明日には金沢に帰る予定です。
帰ったら8/6のキゴ山観察会の準備に入ります。
みなさん、夏山を味わいにぜひ参加してくださいね!


自然体験キャンプ最終日。(8/1*月)

2016-08-01 | 生態系トラスト協会ニュース

*最終日の記念撮影をネイチャーセンター前で。

今日は7月の自然体験キャンプの最終日。
朝はアカネズミの仕掛けの確認をしましたが
アカネズミの姿はありませんでした。
どんな場所に住んでいるのか
子どもたちは会長から説明を聞きました。


朝食後は、四万十沿いの散策路を観察しながら歩きました。
カマキリ、蜘蛛の巣に掛かったアオスジアゲハを救い出したり、
キチョウやクロアゲハ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、
シリアゲムシ、サワガニなどを見つけました。
アオサギ、ヒヨドリ、ハシブトガラスも確認しました。
ウバユリ、クサギの花が咲いていて、
実をつけたイヌビワも観察しました。


帰ってから八色和紙染め。私が講師役です。
ヤイロチョウの色彩を使った和紙染めに挑戦してもらいました。


和紙染めのあとは、このキャンプで印象に残ったものを
絵に描いてもらいました。和紙と絵はお土産にもなります。


最後に会長からヤイロチョウや保護活動についての話を聞いてから
参加者に絵の紹介とこのキャンプの印象を話してもらいました。


あっという間の二泊三日のキャンプは無事に終了!
続きは8月の一泊二日のキャンプになります。
ではまたの報告をお楽しみに〜☆