しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

夕暮れの空。(4/6*水)

2011-04-06 | 平和大好き!

*今日の夕暮れ。いつかお散歩さえできない日が来るのか?
 
炉心を冷やしきれずに溶解してしまえば
考えられないほど多量の強い放射能がこの世界にまき散らされる。
かつて人類が経験したこともない事態がゆっくりと進んでいる。
そのため毎日のように炉心を冷やす作業が行われている。
難を逃れても見通しがつくまでには数年かかるという。
命がけの作業員たちは下請けの会社の人たち。
その間、放射能は垂れ流しのまま・・そんな悪夢のような日々。

空気が汚され、海も山も川も田も畑も・・・。
それは私たちの一番大切なもの、命の生きる場所。
その汚染範囲が時間をかけて
透明感を持ってゆっくりと広がっていく。

そして一方では放射能の安全値が勝手に変えられていく。
「影響はありません。安全です」
なら、そう言う人が笑顔で目の前で食べてほしい。
30km圏内に人がいても安全な場所なら
東京ではなく現地に入って政府も東電も報告してほしい。
真っ先に逃げた出したのは安全宣言をしている人たち。

ここにきてやっと妊婦さん、乳幼児の避難勧告が出た。
あまりにも遅い対応。国民を守る姿勢が見えない。
今大切なのは過去の事例を参考にすること。
国民は何をしていてもいいから、
同時に原発がどういうものか
この機会に学ばなければならない。

何が本当で何がウソなのか、
見破れない人も多いのだと
周りの人と話していて感じる。

ゆっくりと加速をつけながら
この国は何処へ行こうとしているのか。
まさか近い未来に消えている・・ってことはないよね?
かつて日本という国があって、事故は福島だけではなかった。
たしか震源地の真上に浜岡原発というものがあったらしい・・
ああ、そんな恐いことを考えるのはやめておこう。


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2 コメント

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ハルマゲトン・・・か? (kawasemi)
2011-04-07 09:47:26
しらさん
今日の講演を聞いて多分しらさんは気が楽になると思います。
そうでないと21世紀のハルマゲトンの再来です。
人間捨てたものでありまあせん。
危機があるとそれを乗り越える英知を持っている筈です。肩の力を抜いて見守りましょう!
もうこれ以上の漏れが無いことを願いばかりです。
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kawasemiさん (しら)
2011-04-07 10:21:22
クールに今の現状を見つめると
こういう文章になります。
でもその中でできることをしていく!
事実を知る、知らせる、輪を広げる。
そしてどんなときにでも希望を見失わない。
世界が日本を見ています。この事故をきっかけに
大きく変わるしかないのだと思います。
それを明るい未来に向けていければ、
この失敗も成功の基となるのです。
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