しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
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真っ赤な幼虫の正体は?(9/20*日)

2015-09-21 | 生き物大好き!

鳥類調査のとき、地面にいた赤い虫を発見!
あれっ、こんな虫見たことないぞ~。


何となくカブトムシの幼虫に似ている気がしました。
口にクワガタの角のような小さな牙が見えました。
それで甲虫の幼虫かな?とアタリをつけて調べ始めましたが
なかなかこの虫にたどり着けません。

そしてやっと調べてわかったのが
ボクトウガの幼虫だということ。
成虫は地味な蛾です。終齢幼虫で越冬し、
成虫は6~7月に出現するらしいから
このままの姿で冬を越すみたいですね。
渓流釣りの餌として「やなぎ虫」と呼ばれているらしい。
(先日のヘビトンボの幼虫はマゴタロウムシだった)

幼虫はクヌギやコナラに穿孔して大量の樹液を出して、
その樹液に集まってくる虫を捕食するという。
蛾の幼虫はひたすら葉っぱを食べるイメージだったけど
この幼虫はとっても変わり者ですね。
だからこんな牙のような口をしていたのですね。
英名ではカーペンターワーム(大工の虫)と呼ばれているそうです。
また、ひとつ新しい発見でした!


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2 コメント

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タイムリーだった! (スズメ)
2015-09-28 17:07:51
しらのおかげで正体が分かって嬉しい!ありがとう!
そして今日は前向きな話をありがとう!ほっし~も私も勇気が持てたよ。では、今度はほっし~んちで♪
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すずめへ (しら)
2015-09-29 11:46:25
ほんとタイムリーだったね。イモムシはよく観察するけど、この子は知らなかったよ!変わった習性を持ってるね。うん、ホッシーが大変そうならうちでいいよ。汁ものなどはサッサと作っちゃうから。昨日は福山くんにショックやったわ。でも幸せそうでよかったわ。
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