ムクドリの生活型は概ね留鳥(地方によって漂鳥)なので、季節の鳥というわけではありません。
主に都市近郊の水田地帯に住み、春から夏の繁殖期にはつがいを作り、昆虫を主食に家族単位で
生活をしています。
昆虫の少なくなる晩秋から冬にかけては非繁殖期ですが、この時期には草や木の実を主食とし
大きな群れ形成するため、にわかに存在が目立ってきます。
渡りをしないにも拘わらずこの時期に大きな群れを形成するのは、ハヤブサなどの猛禽類に
襲われた場合、集団が大きいほど、個々の鳥にとっては自身が犠牲者となる確率が低いという
一種の集団心理のようなものがあるのかも知れません。
採食する時以外は電線に止まって過ごすことが多いので、電線下の糞害もさることながら、
「ジュル、ギュウ、ジュルジュル」という煩い鳴き声や、身窄らしい雰囲気の顔など
とにかく、人に好かれる要素の少ない鳥です。
ムクドリ <スズメ目 ムクドリ科> 留鳥または漂鳥

主に都市近郊の水田地帯に住み、春から夏の繁殖期にはつがいを作り、昆虫を主食に家族単位で
生活をしています。
昆虫の少なくなる晩秋から冬にかけては非繁殖期ですが、この時期には草や木の実を主食とし
大きな群れ形成するため、にわかに存在が目立ってきます。
渡りをしないにも拘わらずこの時期に大きな群れを形成するのは、ハヤブサなどの猛禽類に
襲われた場合、集団が大きいほど、個々の鳥にとっては自身が犠牲者となる確率が低いという
一種の集団心理のようなものがあるのかも知れません。
採食する時以外は電線に止まって過ごすことが多いので、電線下の糞害もさることながら、
「ジュル、ギュウ、ジュルジュル」という煩い鳴き声や、身窄らしい雰囲気の顔など
とにかく、人に好かれる要素の少ない鳥です。
ムクドリ <スズメ目 ムクドリ科> 留鳥または漂鳥


