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山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ツグミ

2010-12-24 06:51:51 | Weblog
冬鳥ツグミの姿が頻繁に見られるようになりました。
「冬の使者」と呼ばれるユリカモメは近くの木津川には飛来地が無いので
わが町では、このツグミがその役割をはたしています。

この鳥は夏にシベリアの中部~南部で繁殖し、越冬のため10月頃に群れを組んで飛来し
しばらくは群れのまま山地で過ごしますが、その後は平地に下りて雌雄共、単独で生活
し、繁殖のため5月頃には再びシベリアへと帰っていきます。

飛来する個体数は多い年と少ない年がありますが、私の印象では今年は例年と比べ
やや多いのではないかと思います。

これは今夏の猛暑にも拘わらず、当地では彼らの食糧が豊富であることを
示しています。

活動するのは堤防の土手や農耕地周辺で、主に地上を歩きながら食糧を
探しています。

体色は雌雄同色で、個体差はあるものの外見上、雌雄の区別はできません。

今の時期、「きゅきゅきゅ」「かっかっかっ」といった鳴き声を出していますが
渡りを始める4~5月には、ほとんど声を出さなくなるところから、和名は「口を噤む」
が転じてツグミとなったそうです。


ツグミ <スズメ目 ツグミ科>  冬鳥

時々立ち止まって胸を反らせるツグミ独特のポーズです


この角度から見た姿が中々凛々しくて素敵です少し振り向いてくれれば最高なんですが・・・
上手く撮れた場合は「作品」そうでないのが「生態写真」と申します。
で、この画像は?・・・・生態写真やねアハハハッ
コメント
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