「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

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石川君らしい薄っぺらな「封印」解除、新駅だけでなく通行税までも

2009-03-02 22:35:52 | 静岡空港
今県議会で知事は「(空港直下の新幹線新駅について)10年近く公式には封印をしてきた」「(今後)封印を解除して積極的に発言していく」などと述べたのである。
10年近い封印?初耳だ。
実際、2007年に知事は記者会見で、(会見前日の空港促進協議会での「新幹線新駅について、帆を前に進めたい」という発言について、)「いろいろな関係方面に県としてのメッセージを出して、いろいろ意見や助言や提案なども期待してのこと」、と発言しているのだが、これでも封印中ということなのだろうか。
彼の言う封印というのは役目を果たさない透け透けのビニール封筒のようなもので、人から見えてもそれは開封したとはいわないというに等しい詭弁だ。
底の浅い人間の詭弁に付き合うのも馬鹿らしいいが、彼にはまともで有益な発言がほとんどないだけに仕方ない。
ちなみに、封印を解除したのは新駅だけでない。同じ答弁の中で「(新幹線)通行税のアイデアもまだ有効」「通行税が効いて、JRが配慮するようになった」などと述べたのである。
搭乗率保証でエコよりエゴの石川君らしい。
参考1(2009.2.24県議会知事答弁№4質問25'07"~)
「通行税の話も一応同時に封印になっているわけです。今後はですね、通行税のアイデアはまだ有効であります。したがって、これからJR東海が従来と同じようにこの静岡県に対してですね、地域の切実な声とかなんかを、まあ、ないがしろにして利便性の向上、これは在来線も含めてですね、サービスの向上に努めないならば、これは本格的に一戦を構えるべきだと、わたくしは思っております。まあ、多少その、この通行税が効いたのかですね、その後ほんのちょっぴりずつ新幹線と在来線の利便性の向上、まあ、ダイヤも含めて、JR東海は、あの~、配慮するようになりました。」

参考2(以下、2007.6.12知事定例記者会見より)
<記者>
 昨日の空港促進協議会において、新幹線新駅について、帆を前に進めたいとお話されました。この時期に説明された真意や意図、それから具体的な行動があれば教えてください。

<知事>
 まだ具体的なアクションまではいきませんが、いろいろな関係方面に県としてのメッセージを出して、いろいろ意見や助言や提案なども期待しています。
 また今後、県としての考え方がある程度固まり、JRにお願いをする状態が来た時に、県内のいろいろな分野からそれが支持されている、そういう希望が強いということの情報もJR東海に対して、提出する必要があると思います。
 単に県、しかも知事をやっている石川嘉延という素っ頓狂な人間が懲りもせず、出来もしないことを言っていると言わんばかりのJR東海の態度を打破するためには、全県的な支持があるということが非常に大事になります。お客様あってのJR東海でしょうし、そういう意味であります。

参考3(以下、2007.12.10県議会知事答弁より)
「もし富士山静岡空港の新幹線新駅ができるとですね、静岡県内で同じ圏域の中に新幹線の駅が二つあるなんていうのは、余りないわけですね。というふうに考えていくとすごい地域です。御前崎の港湾もあるし、それからインターチェンジもたくさんあるし、そんなこんなを考えていきますと、非常にこの地域はやりようによって非常におもしろい地域なんですね。 」