「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

今日は大安吉日の開港日のはずが・・・

2009-03-12 21:51:00 | 日記
今日は3月開港の開港日になるはずだった。しかも大安吉日。
石川君が1年半前に立ち木問題を知ったときに決断の時期のリミットを誤らなければ追加工事なしで2,200mではあっても晴天の中、開港の祝福を受けただろう。
しかし残念ながら6月の仏滅大凶日での開港を余儀なく追い込まれてしまった。
定額給付金の支給時期は多くが4~5月になる見込みだそうだ。
この時期は納税の時期。固定資産税が4月末。自動車税が6月1日。
臨時で入ってもこれらで消えてしまう。
そして開港の6月4日。
景気の回復はまだまだの中ボーナスは見込めず、しかも入梅前後の微妙な時期ときた。
最悪の時期だ。

今日知事を表敬したアシアナ航空の社長は開港日延期にもいやみもなしににこやかだったが、それもそのはず。
ソウル便のために来年度もソウル事務所での販促や仁川でのイベント出展などで税金を5,600万円投入してくれる鴨だからだ。

群馬県は保険料が払えないばかりか3割負担も苦しい家庭の児童の健康を守るため、来年度予算に中学3年までの子どもの医療費を無料化する(県内一律は全国初)ための予算約25億7千万円を計上したという。
静岡県の来年度の空港予算が約32億3千万円。
医師が辞めて閉鎖される病院が相次ぐ静岡県。
同じ税金を払っていてもその使い方一つでで救われるものと救われないものが同じ国の中に生じる不条理。
国の無策が一番だが、それだけに自治体のトップの資質が問題だ。

2009年夏。FDA(一般的なFood and Drug Administrationではない)の真っ赤な火だるま機体が就航するころには国も県も変わっているのだろうか。