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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

2020年高校野球、夏の東京大会が開幕

2020年07月17日 | 高校野球
甲子園大会こそ中止となったが、各都道府県で独自の大会を実施している高校野球。
東京でも明日7月18日から、夏季大会が東西同時に開幕する。
球場で観戦できるのは控え部員と3年生部員の家族、あとは取材陣やプロ・大学のスカウトだけで、
我々一般人は、残念ながら入場できないが、ケーブルTVなどで中継があるので、そちらを視聴しようと思う。
普段は12時過ぎまで寝ている私だが、明日からは早起きしなくてはな。

今回は特別な大会ということで、普段と違うルールで行われることを、ついさっき知った。
非常事態ゆえ仕方ないのかもしれんが、中には納得できない特別ルールもある。
7月16日の「朝日新聞デジタル」で、大会実施にあたり、主な注意点を紹介する(都高野連要項などから)。
という記事があった(青字が記事部分、以下同)ので、以下に掲載する。
ちなみに、「都高野連要項」は私自身も確認したかったのだが、HPでは見当たらなかった。

○ゲームは2時間20分を超えて新しいイニングに入らない
(四回終了12―8 試合時間2時間21分の場合 試合終了)
(七回終了5―5 試合時間2時間21分の場合、八回からタイブレーク)

○タイブレークは無死一、二塁から攻撃

○けがなどの治療は試合時間から除外

○決勝、東西決戦はコールド、時間制限はなし。
同点の場合は延長十三回以降タイブレーク

○投手の球数制限を導入する(1週間で500球)

○申告敬遠を実施

○審判は3回戦まで原則3人制とする

○大会延期は最長8月14日まで。天候不良で順延になっても14日で終了


冒頭からとんでもないことが発表されており、ビックリした。
「2時間20分で次のイニングに入らず」←なんじゃこりゃ! 
昔のプロ野球も、3時間~4時間など、時間によって以降のイニングを打ち切るルールはあったが、
それは9回が終了した以降のことであり、例で挙げている4回で終了なんて、とんでもない!
そもそも、2時間20分という時間の根拠はなんだ。2時間21分だと熱中症になりやすいデータでもあるのか。

時間で制限してしまうと、以下のような後味の悪いケースが生じるかもしれない。
たとえば、8回表終了で後攻(裏)のチームが1点リードしているとする。
試合時間は2時間10分経過。最終回の相手の攻撃は、この試合で大当たりの主軸打者に回る。
このような場合、裏のチームはどうするか。さらに点差をつけるべく果敢に攻めるか、
それとも、タイムを取ったり打席をはずすなどの遅延行為で、10分経過=試合終了を待つか
後者を選択するチームが、出ない可能性がないとはいえない。
守っている側だって、ピッチャーが間(ま)を取ったり、牽制球を何度も投げたりと、時間を稼ぐ方法はいくらでもある。
上記で述べた行為が、わざとではなかったとしても、時間制限により僅差で敗れたチームは、納得できないだろうし、
明徳義塾が星稜の松井を敬遠したときのように、マスコミが騒ぐことも考えられる。それでは勝者チームが気の毒だ。
ちなみに私も、我が母校日大三が相手の遅延行為で敗れたら、絶対に大騒ぎするだろう(苦笑)。

とにかく私は、コールド以外での9回以前の打ち切りは断固反対!
大会消化のため、どうしても時間制限が必要でも、せめて3時間はやらせてあげてほしい。
まあ、こんな読者の少ないブログでわめいても、世間や高野連には響かないだろうが。
あと、こんな読者の少ないブログに、わざわざ批判コメントを送ってくるバカもいるけど、
私は一切聞く耳を持たないし、時間のムダだからやめとけ。
本当はタイブレークも申告敬遠も反対なんだけど、2時間20分制の方に怒りの矛先が向いてしまい、どうでもよくなっちゃった。
とにかく、先行逃げ切り型、守備型より攻撃重視のチームの方が有利なのは間違いない。
おっ、日大三はどっちも当てはまるな。その分、終盤で接戦に持ち込まれると弱いけどね。

もうひとつ心配なのが、朝日デジタルの記事では触れてなかったが、
○緊急事態宣言が再び発令されたら、その時点で大会は中止
という規則があったはず。最近、東京では感染者が増えているため、予断は許さない。
「以前と違い、重症者は少ねえんだから大騒ぎするなよ」という私の意見は、世間受けが悪そうだな。
↑なので、ブログ設定では最も小さい字にしておく。見づらくてゴメン。

さてここからは、我が母校日大三の展望について記してみる。
例年なら春季大会と練習試合で、昨冬からの成長ぶりを確認していたものだが、
今年は春季大会が中止、練習試合も大半が実施されずで、実は昨年の秋季大会で、
神宮第二球場で帝京に負けて以来(※詳細はこちら)、三高野球部の試合をまったく見ていない。
実は、先週の日曜、三高グラウンドをのぞいてこようと思っていた。
どこかのチームと練習試合をやっているかもしれないし、試合はなくても、練習くらい見ておきたかったので。
ただ、天気予報は雨だし、そもそも今の時勢では、部外者が学校敷地内に入るのはよろしくないだろうし、
なにより、同日は競輪の大レース(サマーナイトフェスティバル)があったため、三高行きは断念。ちなみに競輪は負けたぞ。

練習試合、少しはやったと思われるけど、例年と比べると、今年は明らかに実戦不足だ。
もちろん、紅白戦などはこなしているだろうが、身内同士の対戦と対外試合は、エライ違いだからなあ。
日大三は番狂わせ、いわゆる「ジャイアントキリング」をくらうケースが少なく、
都立高校相手では、昨秋の大会で連勝を160にまで伸ばしており、もう半世紀以上、負けていないはず。
都立より明らかに弱い私立に敗れたケースも多々あるのだが(笑)、誇っていい記録であろう。
練習環境や指導者・部員の質、熱心に応援するOBの存在(一部ロクデナシもいるが…)など、
理由はいろいろあるだろうが、そのうちのひとつが練習試合の相手のレベルである。
三高ほどの強豪になれば、相手も当然、ある程度実力のあるチームとしか試合をしない。
まれに普通の高校とも試合を行うが、その場合は相手は一軍で、三高は二軍・三軍である(当然、相手の了承も得ている)。
普段から強豪校の豪腕投手や強打者たちの、すさまじい投球や打球を経験しているのは、三高部員の財産である。
今大会はその財産=練習試合がほとんどなかったため、アドバンテージが少ない。
これはウチだけでなく、他の強豪私立も同様。波乱の結末が多く見られるかもしれない。

ただ、日大三は投手陣のコマが揃っているため、それほど見苦しい戦いはしない、と楽観視している。
その一方、昨秋の時点では攻撃陣はイマイチ繋がらず、主軸の連中は、どうもここ一番で頼りない。
例年とおり、守備でもマヌケなミスは多いし、足を使った攻撃も、ほとんど見られなかった。
心技体、すべてで成長待ちだったが、年が明けて、どの程度レベルアップしたのかねえ。

ひとつプラス材料を。例年、三高グラウンドで行われる練習試合には、西東京のライバルチームの偵察隊が来ていた。
別にルール違反ではないし、三高側も偵察を送っているかもしれないが、明らかに分析・対策が足りない
昨年の夏、桜美林に敗れた(※これも、詳細はこちら)のも、対策の差が出たと、いまだに悔やんでいる。
実質、偵察がほぼ不可能だった今年は、ウチの弱点などは明るみになっていないはず。
データなしのぶつかり合いなら、元々は実力上位の日大三が勝つ! …はずだ。

そして、今夏の大会、三高にとって最大の追い風がある。それは、
クジ運がよかったことだ。
どのくらいよかったかといえば、↑文字を最大にしてしまうくらい。
先述したように、今年は都立などの格下校に不覚を取る心配もあるのだが、トーナメントの組み合わせを見た限り、
準々決勝進出は間違いない。個人的には準決勝まで大丈夫だと思っている。
球場スタンドからの、私の叱咤激励の声がないのは不安だろうが(←むしろ好都合や)。

ここまで写真がなかったので、せっかくなので1枚だけ、ゲン担ぎのカツカレー画像を。
数年前に訪れた、日大三と同じ町田市にある、人気カレー店の『アサノ』
名物は、某雑誌で日本一と称された、「リッチなカツカレー」1450円。商品名もいいね!


高座豚を使用したカツと、玉ねぎを数時間炒め、野菜や肉もたっぷり入ったカレーとの相性は最高。
先代は頑固な方だったようだが、今の店主は温厚で、お店の雰囲気も良好。長い行列に並んだ価値はあったよ。
母校野球部の諸君も日本一…ではなく、東京一と称されるよう、この夏は頑張ってほしい。カツんだ三高!
無論、日大三だけでなく、参加するすべての高校の選手の奮闘と、大会が途中で中止とならないことを強く願う。
ガンバレ高校球児たち! 栄冠は君に輝く!
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