かつてはワンコイン=500円で食べられることをウリにしていた、家系ラーメン『せい家』さん。
HPでは長年、「せい家は、500円」のキャッチコピーを掲げていたが、材料・人件費の高騰により価格維持が困難になり、
数年前に税込み550円、近年は650円になり、HPのコピーも消えた。今調べたら、もっと高額設定の支店もある。
今の時代、650円でもじゅうぶん安いのだが、いかんせん500円時代が長かったため、割高に感じてしまう、貧しい私。
同じように、ラーメン1杯500円の印象が強いのが、豚骨ラーメン店『哲麺』。
基本のラーメンは塩、醤油、味噌の3種があり、すべて500円。この他にも煮干し風味、つけ麺、餃子やご飯ものなどもある。
豚骨ラーメンゆえ替玉もあるのだが、今回タイトルのとおり、50円という安価で提供していた。
哲麺は06年、八王子に1号店がオープン。その後、お好み焼きの『道とん堀』グループが母体になり、
やたらと店舗を増やしていき、私の地元立川市には、JR立川駅北口と南口、西武線の西武立川駅近くの計3軒あった。
それから数年、いろいろあって立川の全店舗がなくなると、哲麺に行く機会が減り、気付けば店舗の数自体も減少。
下記のHP家系図によると、今も哲麺の屋号で営業しているお店は、東京都内が4軒で、日本全国で13軒。
最下段の福島の店舗が六十三代目、つまり63号店に該当するということは、50店舗ほどが閉店したことになる。
最初に掲載した画像は、3年前、1号店の八王子店で食べたときのものだが、ここも昨年秋に閉店。
大ファンというわけではないが、昔お世話になったお店が、どんどん閉店していく現状は悲しいので、
僭越ながら、お店にエールを送るべく、哲麺の魅力を語らせていただく。
まずは、私が食べてきた商品を紹介。まずはさっきの「豚骨ラーメン塩」+「味玉」120円を再掲載。
乳化した豚骨スープは、臭みはなくクリーミー。妙に白濁しているので、牛乳を使っているのかも。あと、マー油由来なのか、やや苦みがある。
麺は九州風の細麺だが、加水率は九州より高そう。この日は替玉を2回し、1回目は麺に胡椒、
2回目は紅ショウガと、揚げ玉みたいな、自家製食べるラー油を乗せてみた。
絶賛するほどではないが(失敬!)、とりあえず早い安いウマい、吉野家のようなラーメンである。
最近の写真がないので、ここからは、10年以上前にガラケーで撮影した画像を紹介。画質は悪いがお許しを。
私がもっとも訪問したのは、立川北口にあった店舗。今調べたら二十九代目だった。
「餃子」と「つまみチャーシュー」と「ビール」は、全部合わせても千円以下だったと思う。
餃子は100円セールを実施したこともあり、写真はないが、200円のウーロンハイも、よく頼んだものだった。
立川北口店は、期間限定商品をたびたび販売しており、こちらは、刻んだベーコンとキャベツが乗る「ベーコンラーメン」。
のちに、ベーコンを刻まず乗せるタイプが登場したが、そっちの方がウマそうだった。
こちらは「ポテトラーメン」。当時関西で、ポテトフライを入れた立ち食いソバが話題になっており、便乗したと思われる。
ポテトと豚骨スープの相性はさておき、具材がポテトフライと小さい海苔だけ、というのはさすがにさみしかった。
どちらの商品も確か、普通のラーメンと同額の500円だった。
かつては高円寺の中通り(『ニューバーグ』のある通り)にも、『哲麺屋』という支店があり、ラーメンの他にもつまみや定食などを提供。
年中無休・24時間営業だったので、深夜まで飲んだあと、始発を待っている間に何度か利用した。
ここも基本のラーメンは500円だが、他店にないメニューもあり、こちらは「肉玉ラーメン」850円。
酔っていたのであまり覚えていないが、肉と卵黄が乗る、徳島ラーメンのような感じだった。
醤油味と塩豚骨味が同時に味わえる、「ダブルラーメン」なんてのもあった。
価格は確か900円くらいで、2杯頼むよりお得。この特製丼、他店でも使ってほしいな。
ガラケー写真では、哲麺の良さが伝わらないので、今年に入り、昭島店に行ってきた。最寄り駅は拝島だ。
店舗としては、八王子よりあとに開店したのに、なぜかこちらが初代を名乗り、八王子店が二代目扱いだった。
ネットの情報では、「さすがは初代、他店よりウマい」という意見もあったが、真偽は不明。
愛読しているラーメンブログによると、「昭島店には以前、哲さんという愛想のいい店主がいた」そうだが、
私の訪問時にいたのは、普通の店員と、怠惰な店員のコンビであった。
あと、HPでは哲麺のあとに、丸で囲んだ縁の文字が付いている。現在は『哲麺縁』が正式名称なのかな?
ここで、今まであえて触れていなかった、残念な情報を。ラーメン各種500円だったのは数年前までで、
さっき載せた八王子店のラーメンは、580円に値上げしており、
その後、羽村店や昭島店は、600円、700円と値上げしていき、替玉も90円に。まあ、今の時勢では仕方ないよね。
HPにも、※店舗により金額や内容が一部異なりますと断りもあるが、ラーメンは700円、替玉は90円と記載してある。
こちらは、現在の昭島店主要麺メニュー。他にも、野菜マシマシの「哲二郎」や辛口の「蒙哲」など、他店のパクリ風商品もある。
なお、昭島店はラーメンだけでなく、「呑てつ」と称する居酒屋メニューもあるので、食事の前に軽く飲むことにした。
店員さんに声をかけ、回数券を1000円分購入し、その券で酒やつまみを頼むシステム。
以前は1000円で1200円分注文できたようだが、現在は「ドリンク類を50円引く」のみになった模様。
私は「アサヒスーパードライ瓶ビール」定価650円に、「わたし好みの玉子サラダ」200円、「呑てつ煮込み」300円を注文。
ビールが50円引きだが、それでも1100円なので、店員さんに百円玉を追加払い。
まずはビール、そしてサラダが登場。生野菜と細切れチャーシューに味玉を添え、マヨネーズをかけたものだ。
数分後、煮込みが登場。お店で作ったものでなく、パック入りの牛スジこんにゃくを湯煎したものだった。
さっき書いたように、店員がふたりいたが、先輩らしき店員は休憩中らしくまったく働かず、後輩店員をからかったりしている。
しまいには、客席に座りお店のドリンクを飲み始めた。はっきり確認していないが、酒類かもしれない。
ちゃんと券売機で食券を買っていたが、券をわざわざ丸めて、自分の鼻の穴に突っ込んで後輩店員に渡す。小学生か(嘆)。
後輩も無視はできず苦笑い。バカな先輩の相手をさせられ気の毒だが、立川や昭島の飲食店では、ありがちな光景である。
気分を害したので、酒のお替わりはせず、締めを注文。選んだのは「豚骨ラーメン味噌」700円をこってりで。
すぐに後輩店員が作り始める。先輩の鼻の穴から食券を受け取ったあと、手を洗ってない気がするが、ドンマイだ。
麺が細麺なので、調理時間も短く、すぐに豚骨味噌ラーメン・こってりが完成。
こちらの店舗は、おろしニンニクを厨房内で保管しているので、後輩店員にお願いしたところ、
「これくらいでいいスカ?」と、こんもりと盛られた小皿を渡される。こんなには要らないよ(苦笑)。
あまり食べた記憶のない味噌ラーメンだったが、意外とウマい!
こってりで頼んだため、背脂がたっぷり入り、それが豚骨スープのコクを増し、苦みを押さえた印象。
バカ店員が不快なので、とっとと食って退散するつもりだったが、ついつい替玉をしてしまった。
ラー油を入れると、ピリ辛でさらに美味しくなった。「昭島店は初代だからウマい」説、本当かもしれない。
あと、これは他店も共通だけど、飲料水が黒烏龍茶なのも嬉しい。これで脂肪を分解だ!
蛇足だけど、初代哲麺縁昭島店は、
本社研修センターのすぐ隣に位置する。
道とん堀本社は、新入社員よりもまず、昭島店の従業員再教育を実施すべきではないかね。
ラーメンの味はともかく、全体的な印象は良くなかったので、退店後は気分直しのため、『三高飯店』に寄ってしまった。
「哲麺にエールを送る」と書いておきながら、むしろ悪評を広めている感があるが、ここから、ちゃんとフォローするので。
つい先日、一橋学園の『ナイトー洋菓子店』で買い物をした帰り、どこかでメシを喰おうと探索していたところ、
哲麺の支店を発見。どうやらここは、十七代目・小平店のようで、
驚いたことに、「替玉50円」のノボリが出ているではないか。
すぐにつぶれた哲麺立川南口店は、「ラーメン250円」の貼り紙を掲示しておきながら、
よ~く見ると「毎月15日は」と書いてあるという、悪質な罠を仕掛けていたので、
過信は禁物だが、とにかく入ってみることに…いかん、またまた哲麺のマイナス情報を記してしまった。
結論から先に明かすと、小平店は現在も替玉50円で、ラーメンも680円と少し安かった。
替玉が安いのが理由ではないだろうが、次から次へと客がやってくる、結構な人気店である。
私の注文は、「豚骨醤油ラーメン」680円+味玉120円。当然、替玉も予定に入れている。
八王子店の味玉は、中がトロトロで生っぽかったが、小平店のはちょうどいい半熟具合。
ある程度食べ終え、替玉とニンニクをお願いしたら、生ニンニクとガーリックプレスがやってきた。
5~6粒あったが、ふたつだけ使用。まあ、ふたつも潰せば、ニンニクをじゅうぶん堪能できるけどね。
店員さんは男女ふたり体制だったが、忙しくても丁寧な応対で、好感が持てた。
値段も安く、接客がいいと、ラーメンの味までウマく感じる。東京で哲麺に行くなら、小平店がおススメだ。
今年4月、小麦粉価格が下がったそうだが、その割合はわずか0.6%。ラーメン店など飲食店の苦労は、解消されぬままだ。
哲麺小平店も、そのうち替玉90円になるかもしれないが、私の信頼は変わることなく、通い続けるつもりだ。
無論、小平店だけでなく、他店舗も陰ながら応援しているので、なんとか生き残ってほしい。
いろいろと余計なことも綴ってしまったが、ガンバレ哲麺! と大文字で表記し、今回の締めとする。
十七代目 哲麺 小平店
東京都小平市仲町422
西武線小平駅から徒歩約6分、青梅街道駅や一橋学園駅、JR新小平駅からも徒歩圏内
営業時間 10時~24時、平日月曜は16時まで
定休日 火曜
HPでは長年、「せい家は、500円」のキャッチコピーを掲げていたが、材料・人件費の高騰により価格維持が困難になり、
数年前に税込み550円、近年は650円になり、HPのコピーも消えた。今調べたら、もっと高額設定の支店もある。
今の時代、650円でもじゅうぶん安いのだが、いかんせん500円時代が長かったため、割高に感じてしまう、貧しい私。
同じように、ラーメン1杯500円の印象が強いのが、豚骨ラーメン店『哲麺』。
基本のラーメンは塩、醤油、味噌の3種があり、すべて500円。この他にも煮干し風味、つけ麺、餃子やご飯ものなどもある。
豚骨ラーメンゆえ替玉もあるのだが、今回タイトルのとおり、50円という安価で提供していた。
哲麺は06年、八王子に1号店がオープン。その後、お好み焼きの『道とん堀』グループが母体になり、
やたらと店舗を増やしていき、私の地元立川市には、JR立川駅北口と南口、西武線の西武立川駅近くの計3軒あった。
それから数年、いろいろあって立川の全店舗がなくなると、哲麺に行く機会が減り、気付けば店舗の数自体も減少。
下記のHP家系図によると、今も哲麺の屋号で営業しているお店は、東京都内が4軒で、日本全国で13軒。
最下段の福島の店舗が六十三代目、つまり63号店に該当するということは、50店舗ほどが閉店したことになる。
最初に掲載した画像は、3年前、1号店の八王子店で食べたときのものだが、ここも昨年秋に閉店。
大ファンというわけではないが、昔お世話になったお店が、どんどん閉店していく現状は悲しいので、
僭越ながら、お店にエールを送るべく、哲麺の魅力を語らせていただく。
まずは、私が食べてきた商品を紹介。まずはさっきの「豚骨ラーメン塩」+「味玉」120円を再掲載。
乳化した豚骨スープは、臭みはなくクリーミー。妙に白濁しているので、牛乳を使っているのかも。あと、マー油由来なのか、やや苦みがある。
麺は九州風の細麺だが、加水率は九州より高そう。この日は替玉を2回し、1回目は麺に胡椒、
2回目は紅ショウガと、揚げ玉みたいな、自家製食べるラー油を乗せてみた。
絶賛するほどではないが(失敬!)、とりあえず早い安いウマい、吉野家のようなラーメンである。
最近の写真がないので、ここからは、10年以上前にガラケーで撮影した画像を紹介。画質は悪いがお許しを。
私がもっとも訪問したのは、立川北口にあった店舗。今調べたら二十九代目だった。
「餃子」と「つまみチャーシュー」と「ビール」は、全部合わせても千円以下だったと思う。
餃子は100円セールを実施したこともあり、写真はないが、200円のウーロンハイも、よく頼んだものだった。
立川北口店は、期間限定商品をたびたび販売しており、こちらは、刻んだベーコンとキャベツが乗る「ベーコンラーメン」。
のちに、ベーコンを刻まず乗せるタイプが登場したが、そっちの方がウマそうだった。
こちらは「ポテトラーメン」。当時関西で、ポテトフライを入れた立ち食いソバが話題になっており、便乗したと思われる。
ポテトと豚骨スープの相性はさておき、具材がポテトフライと小さい海苔だけ、というのはさすがにさみしかった。
どちらの商品も確か、普通のラーメンと同額の500円だった。
かつては高円寺の中通り(『ニューバーグ』のある通り)にも、『哲麺屋』という支店があり、ラーメンの他にもつまみや定食などを提供。
年中無休・24時間営業だったので、深夜まで飲んだあと、始発を待っている間に何度か利用した。
ここも基本のラーメンは500円だが、他店にないメニューもあり、こちらは「肉玉ラーメン」850円。
酔っていたのであまり覚えていないが、肉と卵黄が乗る、徳島ラーメンのような感じだった。
醤油味と塩豚骨味が同時に味わえる、「ダブルラーメン」なんてのもあった。
価格は確か900円くらいで、2杯頼むよりお得。この特製丼、他店でも使ってほしいな。
ガラケー写真では、哲麺の良さが伝わらないので、今年に入り、昭島店に行ってきた。最寄り駅は拝島だ。
店舗としては、八王子よりあとに開店したのに、なぜかこちらが初代を名乗り、八王子店が二代目扱いだった。
ネットの情報では、「さすがは初代、他店よりウマい」という意見もあったが、真偽は不明。
愛読しているラーメンブログによると、「昭島店には以前、哲さんという愛想のいい店主がいた」そうだが、
私の訪問時にいたのは、普通の店員と、怠惰な店員のコンビであった。
あと、HPでは哲麺のあとに、丸で囲んだ縁の文字が付いている。現在は『哲麺縁』が正式名称なのかな?
ここで、今まであえて触れていなかった、残念な情報を。ラーメン各種500円だったのは数年前までで、
さっき載せた八王子店のラーメンは、580円に値上げしており、
その後、羽村店や昭島店は、600円、700円と値上げしていき、替玉も90円に。まあ、今の時勢では仕方ないよね。
HPにも、※店舗により金額や内容が一部異なりますと断りもあるが、ラーメンは700円、替玉は90円と記載してある。
こちらは、現在の昭島店主要麺メニュー。他にも、野菜マシマシの「哲二郎」や辛口の「蒙哲」など、他店のパクリ風商品もある。
なお、昭島店はラーメンだけでなく、「呑てつ」と称する居酒屋メニューもあるので、食事の前に軽く飲むことにした。
店員さんに声をかけ、回数券を1000円分購入し、その券で酒やつまみを頼むシステム。
以前は1000円で1200円分注文できたようだが、現在は「ドリンク類を50円引く」のみになった模様。
私は「アサヒスーパードライ瓶ビール」定価650円に、「わたし好みの玉子サラダ」200円、「呑てつ煮込み」300円を注文。
ビールが50円引きだが、それでも1100円なので、店員さんに百円玉を追加払い。
まずはビール、そしてサラダが登場。生野菜と細切れチャーシューに味玉を添え、マヨネーズをかけたものだ。
数分後、煮込みが登場。お店で作ったものでなく、パック入りの牛スジこんにゃくを湯煎したものだった。
さっき書いたように、店員がふたりいたが、先輩らしき店員は休憩中らしくまったく働かず、後輩店員をからかったりしている。
しまいには、客席に座りお店のドリンクを飲み始めた。はっきり確認していないが、酒類かもしれない。
ちゃんと券売機で食券を買っていたが、券をわざわざ丸めて、自分の鼻の穴に突っ込んで後輩店員に渡す。小学生か(嘆)。
後輩も無視はできず苦笑い。バカな先輩の相手をさせられ気の毒だが、立川や昭島の飲食店では、ありがちな光景である。
気分を害したので、酒のお替わりはせず、締めを注文。選んだのは「豚骨ラーメン味噌」700円をこってりで。
すぐに後輩店員が作り始める。先輩の鼻の穴から食券を受け取ったあと、手を洗ってない気がするが、ドンマイだ。
麺が細麺なので、調理時間も短く、すぐに豚骨味噌ラーメン・こってりが完成。
こちらの店舗は、おろしニンニクを厨房内で保管しているので、後輩店員にお願いしたところ、
「これくらいでいいスカ?」と、こんもりと盛られた小皿を渡される。こんなには要らないよ(苦笑)。
あまり食べた記憶のない味噌ラーメンだったが、意外とウマい!
こってりで頼んだため、背脂がたっぷり入り、それが豚骨スープのコクを増し、苦みを押さえた印象。
バカ店員が不快なので、とっとと食って退散するつもりだったが、ついつい替玉をしてしまった。
ラー油を入れると、ピリ辛でさらに美味しくなった。「昭島店は初代だからウマい」説、本当かもしれない。
あと、これは他店も共通だけど、飲料水が黒烏龍茶なのも嬉しい。これで脂肪を分解だ!
蛇足だけど、初代哲麺縁昭島店は、
本社研修センターのすぐ隣に位置する。
道とん堀本社は、新入社員よりもまず、昭島店の従業員再教育を実施すべきではないかね。
ラーメンの味はともかく、全体的な印象は良くなかったので、退店後は気分直しのため、『三高飯店』に寄ってしまった。
「哲麺にエールを送る」と書いておきながら、むしろ悪評を広めている感があるが、ここから、ちゃんとフォローするので。
つい先日、一橋学園の『ナイトー洋菓子店』で買い物をした帰り、どこかでメシを喰おうと探索していたところ、
哲麺の支店を発見。どうやらここは、十七代目・小平店のようで、
驚いたことに、「替玉50円」のノボリが出ているではないか。
すぐにつぶれた哲麺立川南口店は、「ラーメン250円」の貼り紙を掲示しておきながら、
よ~く見ると「毎月15日は」と書いてあるという、悪質な罠を仕掛けていたので、
過信は禁物だが、とにかく入ってみることに…いかん、またまた哲麺のマイナス情報を記してしまった。
結論から先に明かすと、小平店は現在も替玉50円で、ラーメンも680円と少し安かった。
替玉が安いのが理由ではないだろうが、次から次へと客がやってくる、結構な人気店である。
私の注文は、「豚骨醤油ラーメン」680円+味玉120円。当然、替玉も予定に入れている。
八王子店の味玉は、中がトロトロで生っぽかったが、小平店のはちょうどいい半熟具合。
ある程度食べ終え、替玉とニンニクをお願いしたら、生ニンニクとガーリックプレスがやってきた。
5~6粒あったが、ふたつだけ使用。まあ、ふたつも潰せば、ニンニクをじゅうぶん堪能できるけどね。
店員さんは男女ふたり体制だったが、忙しくても丁寧な応対で、好感が持てた。
値段も安く、接客がいいと、ラーメンの味までウマく感じる。東京で哲麺に行くなら、小平店がおススメだ。
今年4月、小麦粉価格が下がったそうだが、その割合はわずか0.6%。ラーメン店など飲食店の苦労は、解消されぬままだ。
哲麺小平店も、そのうち替玉90円になるかもしれないが、私の信頼は変わることなく、通い続けるつもりだ。
無論、小平店だけでなく、他店舗も陰ながら応援しているので、なんとか生き残ってほしい。
いろいろと余計なことも綴ってしまったが、ガンバレ哲麺! と大文字で表記し、今回の締めとする。
十七代目 哲麺 小平店
東京都小平市仲町422
西武線小平駅から徒歩約6分、青梅街道駅や一橋学園駅、JR新小平駅からも徒歩圏内
営業時間 10時~24時、平日月曜は16時まで
定休日 火曜
貴ブログ本記事内にもあるとおり、
最近は原材料の価格高騰がはなはだしく、
ラーメン店の経営はご苦労が多いと聞きます。
そんな時代に替え玉50円は破格。
大変でしょうが応援したいですね。
個人的には白濁豚骨スープのラーメンが大好物。
金沢にも数少ないですが、その手のお店があり、
月一ペースで通っております。
今投稿を拝見して食べたくなりました。
そこのスタンダードラーメンは650円。
替え玉は100円。
替え半玉は50円。
足を運んでみようと思います。
では、また。
コメントありがとうございます。
統計を取ったわけではないですが、現在の東京の替玉は、
50円どころか、100円の店も希少で、平均価格は130円くらいかと思われます。
ラーメン本体価格も900円~のお店が増え、万年金欠の私にはしんどいです。
金沢の豚骨ラーメン、大変興味があります。
ぜひ、貴殿のブログで紹介してください。