雲は自然の創った芸術品である。決して同じものは無いが、それぞれ物理法則に則っている。
気圧、温度、大気中の水分の割合と分布、太陽光線、風、地形などの影響を受けて創られる。
それはまた、時々刻々変化している。
前衛的な絵画にもいろいろあるが、どうもそれらに共鳴できない。写実とかけ離れた絵は、
画家の気まぐれのようで、見る人はその気まぐれに理解を求められているようで、抵抗を感じる。
雲は実に多様で、ここにその概要を述べることは全く不可能である。しかし、それぞれ興味深い。
ここに、最近目に留まったいくつかの雲を紹介する。
8月25日、にわか雨後の日の出前
その頃、田園地帯では雲が湧き出し、覆い尽くさんばかりであった。
8月29日の牛久沼の夕暮れ
水面と相まって美しい
その後、暗くなるにつれ、さらに中空の雲が焼けた。
8月30日、日中に一時的に豪雨が降った夕刻、若柴にて
変化に富んだ雲が現れた
9月3日、台風12号の影響のある日中
開けたところでは、、真っ白な雲が盛り上がっていた。
去っていく夏の入道雲と、その後来る秋のうろこ雲が同時に現れることを
「行き合いの雲」と言うらしい。
8月26日昼頃、それらしい雲が見られた。
とにかく雲は面白い。
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