10月中旬になり、夕方、4時半頃、近隣の電線に沢山の椋鳥(ムクドリ)が集まってくる。見ていると、最初にできたグループの周辺に、その後来たものが合流して、そこが膨れあがるようである。
毎日、集まり方が一定しているわけではなく、成り行きで異なってくるようである。その後、15分ほど鳴き声が聞こえていたかと思うと、いつの間にか全てがいなくなってしまう。
どこへ行ったのかは確認していないが、住宅地のはずれの竹藪の近くを通った時、中からおびただしい鳥の鳴き声が聞こえていた。見えていた椋鳥が全てそこへ来たのかどうかわからないが、少なくともそこがねぐらの一つであろうと思われた。
以前、椋鳥は、沢山の虫などを食べてくれるので、益鳥として人々に歓迎されていたが、数が増えると、鳴き声が騒音になり、また、果物も啄むので農家では害鳥と見る人も増えている。
野鳥も愛すべきものであるが、彼らが生きていくためには、人間の役に立つ面と有害な面があり、なかなか難しいものである。
人類に都合が悪い面をけしからんと感ずるが、むしろ人類がバランスの取れた自然界に介入してバランスを崩している点を反省しなければならない。
同じに見えても、いるところといないところがある
古いアンテナに沢山留まるとこわれることがある
それぞれはこんなふう
鳥が集まるのは、天敵などから身を守るためと聞いたことがある。警戒情報を互いに発することができるし、襲われても種の保存には影響が少ない。
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