龍ヶ崎市から富士山までは130kmくらいあるが、条件の良い時には見ることができる。
日中は見えていてもコントラストが弱いことが多く、写真に撮ってもくっきりとはいかない。むしろ、日没後の30分間くらいの方がシルエットがよく見えて、富士もはっきりする。
見るために、条件の良いのは、風が吹き、寒い冬の日の夕方である。
富士へ太陽が沈むのは、同じ場所から見ると、年に2回で、牛久沼では11月28~29日と1月15~16日である。市内の他の場所では1~3日くらいずれるところもある。
11月29日夕方、牛久沼へ行き、牛久城址で日没を待った。この日、穏やかな晴天で雲は無かったが、どんよりと地平線あたりが靄っている感じで、太陽が見えている間は、富士山は全く見えなかった。
太陽がが地平線に近づくと、丸かった太陽が斜めに欠け始め、太陽が富士山に沈み始めたことがわかった。沈むに従って、富士山の形が現れてきた。
この日、朝日新聞の茨城版における日の入りは4時23分となっていたが、太陽が富士にかかり、完全に隠れるまでは、4時18分頃から1分間とかからない間であった。
太陽が富士山へ沈み始めた
太陽は沈んだ
東京スカイツリーも近くに見えていたが、くっきりとは見えない。
この日は、富士の真上に沈む太陽を見るためには、1日遅かった。しかし、昨日は曇っており、見えそうもなかったので、仕方がない。1月中旬にもう一度撮りたい。
牛久城址は、撮影場所が狭いので、位置の調整がほとんどきかないが、送電線が、裾になってあまり目障りでなく、前面に水面が広がっていることも良い。
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