9月10日早朝、冷気が感じられ、空気が澄んでいたので、小貝川沿いのサイクリングに出た。
高須橋の近くから堤防上のサイクリングロードに上がり、下流方向に進んだが、途中、5時25分頃、赤い太陽が姿を見せた。
豊田堰手前で堤防脇まで延びている旧小貝川に降りた。
そこでは、今年生まれた白鳥がかなり大きくなっていた。ほとんど成鳥のようであるがまだ灰色のままで、いつ白く変わるのか楽しみである。
水田地帯は、穂を垂れた稲田と収穫済みの田が、半々程度で、所々で籾を焼く煙が漂っていた。
今年は冷夏で、ほとんど残暑もなく、秋らしい気配が濃くなりつつある。今日は、出かけには少し冷気を感じたが、ペダルをこぐに従って、汗がにじむほどになった。
堤上には芙蓉の花
日はまだ出ていなかったが、明るさを増した中に鮮やかに咲いていた。
地平線近くの薄い雲の中から日の出
徐々に光が強くなる。
田園地帯 ・ 地面近くには少し霧が
小貝川下流方面 ・ 陽光に照らされた豊田堰が見える
杭に鵜が留まっている
秋空の下、堤の上には、時々散歩の人が
旧小貝川には鴨が来ていた
白鳥の子も大きくなった
ここには、生き残った一羽だけが住んでいる。寂しい気がするが、
わりと人なつっこくて、人が池に近づくとそばまで来る。
柔らかそうな草をちぎって投げてやると食べる。
堤の下に鮮やかな黄色い花が
収穫の済んだ田には、シラサギが
イナゴや土の中の虫を探しているのか。
結構、警戒心が強くて、遠ざかり気味である。
池に広がるアサザ
黄色い花が一面に見られると期待していたが、一つも咲いていなかった。
終わったはずはないと、よく見ると、どうも朝は花が閉じているようだ。
その後、調べてみると、アサザは、晴れた時に咲き、曇や雨の時には咲かないらしい。そうならば、夜も早朝も咲くとは思えない。
そこで後日、晴れた時に同じ場所へ行ってみた。一面の黄色い花とはいかなかったが、花は全て開いていた。
咲いた時のアサザ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます