龍ヶ崎市の市の鳥の白鳥は、牛久沼を中心に、個人的に確認しただけでも24羽が定住している。
そこへ冬季には、北方から渡ってきたオオハクチョウが加わっていっそう賑やかになっている。
、初雪が降った 1月24日、牛久沼に行くと、、午前7時頃、オオハクチョウの群れが飛んできて、
牛久沼の上空を3回ほど大きく回った後に、沖に着水した。
着水すると泳いで餌場に来て、定住しているコブハクチョウや鵞鳥、カル額などと合流した。
最近、定住しているコブハクチョウはあまり飛ばなくなったが、オオハクチョウは暗いうちに飛んで来る
というので、後日、6時15分頃、沼へ見に行った。
間もなく、まず、コブハクチョウのつがいが沖の方から泳いでやってきた。それぞれ、別のところに、
ねぐらがあって、朝になると集まって来るらしい。
6時20分頃、まだ暗い空をオオハクチョウの群れが飛んできた。雪の日にはいつもより遅く、
普段はこの頃に来るらしい。
沖に着水すると、泳いでやってきた。別行動のもいるので、この時は、5羽であるが、オオハクチョウは
7羽来ている。灰色のは、まだ満1歳にならない若鳥であるが、延々数千キロを飛んで来たようだ。
間もなく、いつも面倒を見ている人が現れて、餌などを与えたところ、いろいろな鳥が集まってきて、
餌を取り合っていた。
いつも牛久沼で、白鳥をビデオに記録している人もいる。
沼に面した水辺公園には、早朝から散歩に来る人が何人もおり、途中で白鳥の様子を見にやって来る。
一方、牛久沼の根古屋川や5kmほど離れた旧小貝川にも、それぞれつがいの白鳥がおり、通りかかる
人々を楽しませてたり、餌を貰ったりしている。
次のは、旧小貝川に定住しているつがいのコブハクチョウで本年1月26日の様子である。まわりには、
いつも取り巻きのオオバンがいる。昨年は、もうじき雛が生まれそうだった卵を、水位が上がって巣が水没
して失ってしまったが、今年は無事生まれればと期待されている。
なお、この時、1羽は、口から釣り糸らしき物を50cmくらい、垂らしているように見えた。確認しようと
したがはっきりとしなかった。周辺には釣りをする人が多く、2年ほど前にも白鳥が釣り糸で亡くなった
そうである。そんなことにならねばと思う。
次のは、2月2日、牛久沼へ流れ込む根古屋川に住み着いているつがいである。これは、牛久沼の
給餌場に集まる他の白鳥とは交流せず、独自に生活しているが、昨年は6羽の子を育て上げ、子らは現在、
給餌場を中心に生活している。 今年もまた、子供の誕生が期待されている。
大きな白鳥は、近くへ行っても逃げないし、パンクズなどの餌をやると喜んで食べに来る。愛らしい隣人の
ようである。