竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

関取誕生

2012-01-20 17:13:13 | Weblog

  

  龍ヶ崎市に、大相撲の式秀部屋が創設されたのは、1992年4月であり、それ以来所属力士が

稽古に励んできたが、本年1月の初場所を終了するにあたり、初の関取が誕生することになりそうである。

 幕下西三枚目の千昇関が5勝2敗の成績を収め、十両下位及び幕下上位の力士の成績分布を

みると千昇関の十両昇進は確実と思われる。

 同部屋で、やはり十両を伺っていた、幕下東5枚目の潮光山関は、残念ながら3勝4敗に終わり、

番付の下降は免れないが、次場所以降の昇進を目指すことになる。、

 部屋の式秀親方は、元大潮関であり、最高位小結まで上り、横綱の輪島、北の湖などから金星を

奪ったこともあり、通算出場1891回は歴代1位、通算964勝は魁皇、千代の富士に次ぐ歴代3位で

あるなど、昭和の名力士であった。

 その式秀親方にしても関取を誕生させることはかなり難しいことのようで、部屋を開いて以来20年

を要したことになる。

 現在、JR佐貫駅には、次のような横断幕が掲げられている。千昇関が、昨年末の九州場所で同じ

幕下で、6勝1敗となり、同率の8人で優勝決定戦を行い、それを勝ち抜いて幕下優勝をしたことを

示している。

 同じ横断幕には、今場所から大関になり、最も注目される日本人力士の 稀勢の里関も紹介されている。

 龍ヶ崎市内の松葉小学校、長山中学校の出身であり、鳴門部屋に属して、早くから大成を期待されていたが、

ついに今場所から大関に昇進し、最高位までの昇進、優勝なども熱望されている。

 龍ヶ崎市民にとってわからないことは、 稀勢の里関が、大相撲入門までの長い年月を過ごした龍ヶ崎市でなく、

「牛久市出身」として紹介されていることである。

 それでも、 稀勢の里関が活躍してくれることは、うれしいことであり、これからも応援していきたい。

 現在、松葉小学校では、 稀勢の里関への応援のエールが掲げられている。

稀勢の里関

 

横綱白鵬関と対戦

 

  大相撲が外国勢に席巻されているが、それを打ち破ってくれるのが、 稀勢の里関ではないかと、期待したい。

  結局、稀勢の里関は、新大関の初場所を11勝4敗で終えた。新大関としては、上々の成績と思われる。

来場所は、取りこぼしを無くし、優勝を争って貰いたい。

 

  その後、千昇関の十両昇進は正式に決まり、2月には、JR佐貫駅東口に、昇進を祝う横断幕が次のように

掲げられている。