今年のどんど焼きは3連休の中日の1月11日に、昨年と同様に、近くの小学校の校庭で開かれた。
御神酒、豚汁、ソフトドリンク、おにぎり、餅などが、参加者に振る舞われる。どんど焼きの火でその餅を焼いて食べる。とても楽しい行事で、子供から年寄りまで大勢来る。夏祭りに比べると、青少年クラスの参加者が少なめのように思える。
どんど焼きは全国的に行われ、正月に飾った門松やしめ縄を燃やす行事である。そして、その火で焼いた餅を食べると一年中風邪を引かないなどと言われている。
昨年同様、外国から来たと思われる人達が10人内外来ていた。日本古来からの行事を率直に楽しんでおり、国際交流の場にもなっていた。
直径10㎝以上ある孟宗竹で骨組みを作り、正月飾りなどを高さ5mくらいの円錐状にまとめ、11時半頃点火した。火は勢いよく燃え上がり、熱せられた竹が時々大きな音をして破裂し、周りの人を驚かせた。餅焼きはその破裂が治まるのを待って行うことになった。
今年は、孟宗竹の割合が高かったせいか、あらかた燃えてから孟宗竹がごろごろ残る感じになり、それをうまく燃して残り火の山に仕上げるのに苦労していた。
昨年は何かのフロックで、どんど焼きで何気なく撮った写真が市のコンテストで入選した。よっぽど運が良かったとしか思えない。今回、そのような運が再び来るとはとても思えないので、気楽に面白そうな場面だけを撮ることにした。
案の定、たいした写真は撮れなかったが、近隣の重要なイベントであり、記録の意味で何枚かの写真を当ブログに載せることにした。
この日、写真クラブの仲間が大勢、立派なカメラを持って来ていた。次の例会で、成果を見せ合うのが楽しみである。
開始間近の会場
点 火
カメラマンも大勢来ていた
餅の配布
どんど焼きの火で餅焼き
ここでは、ほとんど宗教性がないが、
どんど焼きの火で焼いた餅を食べると、
風邪を引かない、という言い伝えは、
少しは生きている
豚汁の配布