某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

日本スポーツ吹矢協会公認指導員

2010-04-12 18:40:34 | スポーツ吹矢の練習
 帰国翌日の3月27日に公認指導員講習会に行った。銀座で朝10時から午後5時ころまで。ちょっとくたびれたが、筆記試験も40問満点で無事に認定証を頂いた。4月からは規則が改正されて難しくなる。今回が最後のチャンスとばかり希望者が殺到したらしい。ポツダム少尉現象か。
 講習会では、身障者の施設で働く女性から「両手不自由な入居者が足で筒を支えて練習し、2級に合格した」という話や、車椅子の運動選手が吹矢を広めている話など関東・中部の方々の真摯な努力が次々と報告されて有意義だった。
 数日後公認指導員証や名刺、DVDなどが送られてきた。まず基本を正しく身につけて教えなさいということだろう。4月第一回の練習会に体験希望の方が見えたので、早速、吹き方などを説明し、5本吹いて見せた。仕事はじめ。うまく当たって安心した。しかし説明は半端だった。
 まだはじめて1年半もたたない初心者なのに、えらいことになったものだ。
 
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ブログ再開―旅行の記録―

2010-04-12 04:19:36 | ぼやき
 孫娘とちょっとロンドンとパリに行って来ました。目的は美術館めぐり。時間が無くてバッキンガムの衛兵交代もロンドン塔も行けませんでしたが、大英博物館、ナショナル・ギャラリー、テイト・ギャラリー(モダンとブリテンの両館)、ヴィクトリア・アルバート美術館などを一日一館ひたりきってきました。特にテイトの本館でヘンリー・ムア展をじっくり見て来れたのと、例のターナーの大コレクションに浸れたのは収穫でした。ヴィクトリアにあれほど沢山ロダンの彫刻があるとは記憶していませんでした。もっとも、以前訪れたのは1972年が最後ですから、忘れたのか、その後展示されるようになったのかわかりません。大英博物館とナショナル・ギャラリーはとても回りきれませんでしたから、もう一日行く予定でしたが、時間が取れませんでした。
 変ったところでは、ロンドン・ダンジョン。名のとおり土牢で、じめじめして私はすぐ風邪をうつされ、水っ洟がその後3日止まりませんでした。こけおどしの歴史残酷物語風化け物屋敷で、ヘンリー8世の王妃処刑や女王ブラディー・メリーの僧侶虐殺から、ロンドンの切り裂きジャックまで。ロンドンのペスト大流行や大火もあり、最後には見物客が皆次々に絞首刑にされて終わり。大英博物館やギャラリーは全部無料(ヘンリー・ムアは特別展なので有料)なのに、ダンジョンは高かった。孫のお目当ての一つはダンジョンだったのですが、見てからは「人にはすすめない」と言っていました。
 ミュージカルは「プリシラ」だけ。ピカデリーで半額の券を買えた(孫が探してきた)のでおお助かり。オーストラリアのゲイの話で、少し気色の悪い所もあるけれど、面白かった。パブには毎晩行きました。飲んだ酒はギネス(17日はパトリクス・デイなのでロンドンのアイリッシュ・パブでも半額)、ビター、ハイネッケン、インド・ビール、カンパリ、マティニ、ジン・トニック。孫も全部飲んだ。孫は最初パスポートを要求されました。私も見せたら喜んで?許可してくれました。パブでフィッシュ&チップスをかじりながらビターを飲んで夕食にしました。これがうまいんだ。
 ゼミの卒業生がノッティンガム大學の先生と結婚してそこに住んでいて、一日ノッティンガムを案内してくださいました。ロビン・フッドでおなじみのところ。残念乍シャーウッドの森までは行けませんでしたが、お城や、12世紀以来のパブや名物のプディングなどを堪能しました。アークライトの水力紡績機を使った工場の跡、広々とした田園。ロンドンとは全く違います。ロンドンから列車で僅か2時間半のところなのに(イギリスの鉄道については別稿でその末期的症状を記します。)
 ロンドンの北部にあるカムデン・タウンの「市」は土日若者大集合で、孫は生き生きと店を経巡っていました。私はうるさくて川べりのベンチでぐったり。コベント・ガーデンでも孫は生き生きと店から店へ移ってゆきますが、私は見失うまいと追いかけるので精一杯。美術館でも何度はぐれたことか。孫は作品から作品へと感激しながらヒョイヒョイ行ってしまうから、こっちが作品に見とれているとすぐ見失ってしまう。美術の本や大學の講義で見たり聞いたりしていた絵や彫刻が目の前にあるのですから、「ここにあるのか」と感激しながらグルグル回っている。絵の見方を私に教えてくれたりする。負うた子に教えられる、とはこのことか。
 パリでは、短いせいもあって、ルーブルで精一杯(ルーブルの絵が駄目にならないか。モナリザはレプリカではないか、といったルーブル雑感は別稿で。)それでも、北野武の展示会を見にモンパルナスのカルティエ現代美術館に行きました。展示会場を知ったのはルーブルの書籍売り場にあった北野の本から。店員が会場を教えてくれました。北野のあれを日本と思われてはかなわない、とやりきれない思いでしたが、孫は大喜び。ベレー帽を記念に買っていた。世代の違いか、感覚の相違か。あと一つ行きましたが、これは・・・。パリも安宿。しかし、そこのレストランのパンもワインもうまかった。シャンゼリゼで、ハーゲン・ダッツというアイスクリームを私は生まれて始めて食べました。日本でも食えるのに、と思いましたが、日本では食わないな、と思い直して。
 僅か11日の旅でしたが、孫には始めての旅、私も美術館めぐりを主にするなど始めてのことで良い経験をしました。その分、帰った翌日から色々な仕事が山積み。今やっと時差ぼけです。
 
 
コメント (2)
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