某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

One Please, これなあに。

2013-09-27 01:14:13 | ぼやき
 孫引きで申し訳ない。大分前に読んだ話。日本のえらいさん(代議士?)が外国で講演をした。全部終わって、いきなりOne please,と言った。通訳が困って、「それなんですか」と小声で聞いた。「ひとつ、よろしく、だよ。わかんないかね。」と.
電話をかけて「イフ、イフ」と言い、相手がわからずに切ってしまうので、「彼ら英語が下手だな、全然わからないらしい」とぼやく代議士が何人もいた、という笑い話を昔ロンドンで聞いた。「if,if」つまり「もし、もし」と言ってるつもりなのだ。とても本当とは思えないが、戦後しばらくはそんな程度だったのだろう。
 ローマを「視察」した代議士たちが、古代ローマの遺跡「フォロ・ロマーノ」を案内されて「全然片付いていない。イタリアは戦後復興が遅れているな」と優越感にひたっていた、という 恥ずかしい話もある。 日本の代議士はその程度だよ、と言われそうで、どうも日本人がまとめて馬鹿にされそうな恐れも感じる。知らないのは仕方がない。後でも学べば二度と恥はかかずに済む。嫌なのは、こうした小話に必ずついている御当人の無知な優越感だ。自分のことは棚に上げて、「理解」できない相手を小馬鹿にしている。
 つまんない話なので長く書かずにいた。何故今書く気になったのだろう。多分、日曜討論?を偶然見てしまい、福島原発の汚染水を完全にコントロールしているだのブロックされているだのという発言を、「立派」だの「正しい」だの「風評被害を防いだ。東京には被害が及んでいない事をはっきりさせた」だのとほざいているのを聞いてしまったからだろう。代議士が臆面もなく嘘をつくようになった。無知をさらけ出しているだけならまだ愛嬌があったのに。
 
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