今日のアイリッシュタイムズから。
London Independent, Independent on Sunday という新聞がある。社主がオライリーさんというアイルランドの実業家だといつか知って、ロンドンではたまに買っていた。これが、紙の新聞としては廃刊になると言う。日刊紙は3月26日までで、日曜紙は3月20日まで。(最終号はマルクスと同じように全面赤インクで刷るのだろうか。)2010年にこの新聞は何と1ポンドで別の事業家に売られていた。以来5年間で6500万ポンドもの赤字だというからやりきれなかったのだろう。これからはデジタルだけを発刊するという。150人いる記者がどうなるか、という心配も書かれていた。デジタルにせよ記事を書いて載せるのだから、記者は必要だろう。紙の場合は、むしろその他の仕事がめちゃくちゃに多い。それらに携わる人々の大半が仕事を失う、つまりは失職する事にならないか?新聞はデジタルが主になってゆくだろう。これから、こうした失業問題が大きくなって行くだろう。
紙に変わってデジタルになり、文書というものが紙では残らなくなった場合、資料保存の方法はどうなるのだろう。歴史的資料が一瞬にして消え、歴史は辿りようがない、といった事態にはならないのだろうか。それとも、探し方さえ良ければ、どんな物でも必ず残っているのだろうか。どうも、歴史を辿れなくなる(=歴史から学べなくなる)時代が目の前に来ているような気がする。
London Independent, Independent on Sunday という新聞がある。社主がオライリーさんというアイルランドの実業家だといつか知って、ロンドンではたまに買っていた。これが、紙の新聞としては廃刊になると言う。日刊紙は3月26日までで、日曜紙は3月20日まで。(最終号はマルクスと同じように全面赤インクで刷るのだろうか。)2010年にこの新聞は何と1ポンドで別の事業家に売られていた。以来5年間で6500万ポンドもの赤字だというからやりきれなかったのだろう。これからはデジタルだけを発刊するという。150人いる記者がどうなるか、という心配も書かれていた。デジタルにせよ記事を書いて載せるのだから、記者は必要だろう。紙の場合は、むしろその他の仕事がめちゃくちゃに多い。それらに携わる人々の大半が仕事を失う、つまりは失職する事にならないか?新聞はデジタルが主になってゆくだろう。これから、こうした失業問題が大きくなって行くだろう。
紙に変わってデジタルになり、文書というものが紙では残らなくなった場合、資料保存の方法はどうなるのだろう。歴史的資料が一瞬にして消え、歴史は辿りようがない、といった事態にはならないのだろうか。それとも、探し方さえ良ければ、どんな物でも必ず残っているのだろうか。どうも、歴史を辿れなくなる(=歴史から学べなくなる)時代が目の前に来ているような気がする。