某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

とろろ九杯粥一杯

2018-10-14 01:20:54 | もてなしを受ける者の心得
 福島の被災地に行き、農業の様子などを教えてもらった。農産物の販売所に自然薯があったので買った。粘り気の強いおいしい山芋だった。この「とろろ」がうまかったと話したら、東北出身の友人から「とろろ九杯粥一杯」という言い伝えを教えられた。食事をごちそうになった時、とろろメシだったら九杯いただいてもよい、とろろメシは沢山食べられるし、馳走する主人側も何杯お代わりをされても困らないお宅だから。しかし、お粥だったら、主人側がかなり無理しているかもしれないので、一杯で辞退したほうが良い、ということらしい。初めて聞いた。東北の貧しさの中から生まれた心得なのかもしれない。
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