「時間あり本あり妻なし夜の秋」京都の方(男性)の朝日俳壇への投句(8月10日。)
金子兜太氏選。読んでウヘッと思った。まるで俺のことではないか。しかし、本はあるが、熱帯夜続きで読むのも書くのも吹矢をするのも全然調子が悪い。涼しい秋が恋しい。作者も同じように秋が恋しいのだろう。昨夜から風がちょっと涼しくなって良い気持ちだ。そのせいか、スランプで全然当たらなかった吹矢が、今日はかなり当たった。半分回復というところか。現金なものだ。
朝日の歌壇俳壇には良い句や短歌が並んでいる。
「イスラエルの<自衛権>より放たれて ガザの幼児にとどきたる砲弾(たま)」近江八幡市の方。
馬場あき子さんと永田和宏さんが選んでいる。集団的自衛権行使は、自衛隊員にこのような「罪」を犯しやすくさせるのではないか、という恐れ、行使阻止の願い、祈りが込められている。
「終戦がせめて十日早かリせばと 詮なき嘆き夏がまた来ぬ」志摩市の方の作。
広島も長崎もポツダム宣言受諾が十日早ければ被爆しなかった。作者も敗戦直前に身内の方を亡くされたのだろう。
大和市の女性の俳句も選ばれていた。「夏去りて太陽族も老いにけり」
大和市は近頃湘南の一隅らしい。この句には辛辣だがしゃれた批判があって楽しい。石原慎太郎の「老残」を憐れんでいる。石原は大学で私より2学年後輩なのに、なぜかやたらと爺むさい。もう憐憫の情を持って見られるだけの老人でしかないのだ。
金子兜太氏選。読んでウヘッと思った。まるで俺のことではないか。しかし、本はあるが、熱帯夜続きで読むのも書くのも吹矢をするのも全然調子が悪い。涼しい秋が恋しい。作者も同じように秋が恋しいのだろう。昨夜から風がちょっと涼しくなって良い気持ちだ。そのせいか、スランプで全然当たらなかった吹矢が、今日はかなり当たった。半分回復というところか。現金なものだ。
朝日の歌壇俳壇には良い句や短歌が並んでいる。
「イスラエルの<自衛権>より放たれて ガザの幼児にとどきたる砲弾(たま)」近江八幡市の方。
馬場あき子さんと永田和宏さんが選んでいる。集団的自衛権行使は、自衛隊員にこのような「罪」を犯しやすくさせるのではないか、という恐れ、行使阻止の願い、祈りが込められている。
「終戦がせめて十日早かリせばと 詮なき嘆き夏がまた来ぬ」志摩市の方の作。
広島も長崎もポツダム宣言受諾が十日早ければ被爆しなかった。作者も敗戦直前に身内の方を亡くされたのだろう。
大和市の女性の俳句も選ばれていた。「夏去りて太陽族も老いにけり」
大和市は近頃湘南の一隅らしい。この句には辛辣だがしゃれた批判があって楽しい。石原慎太郎の「老残」を憐れんでいる。石原は大学で私より2学年後輩なのに、なぜかやたらと爺むさい。もう憐憫の情を持って見られるだけの老人でしかないのだ。
これは千葉の49歳男性の句が。
家の中にも「鬼」がいることもあるのでしょうねぇww