Our World Time

書いて、書いて、仕上げて

2014年11月05日 | Weblog
▼きょう11月5日水曜に、いつもの「水曜アンカー」(関西テレビ)の生放送を夕刻に終え、その夜遅く、やっと東京に帰ってきました。
 玄関で迎えに飛び出してきた繁子ちゃんは、狂喜乱舞して、くるくる回り、止まりません。



▼さて、出張先を転々としつつ編集者・版元とEメールで最後のすり合わせをして、根本の書「ぼくらの祖国」(扶桑社/20刷)の続編、いや正編の発刊を、12月25日(全国発売)にすることで決しました。
 大都市の書店では、12月22日に先行発売となります。

 ただ、まだ原稿に苦吟している最中で、11月17日の午後3時までに脱稿せねば、すべては絵に描いた餅になってしまいます。
 原稿が間に合っても、そのあと、ゲラ直しという心身をすり減らすプロセスが待っています。
 発刊まであまりにも時間が無いので、ゲラ直しは見落としや失敗が許されません。

 そのために、これも苦吟して捻り出した新タイトルも、まだ話す気に…この地味ブログに記す気にはなれないのです。
 今月末の独立講演会(東京会場としてはことし最後)で、もしも質問が出れば、そこではお話ししようかなとも思っています。
 この独立講演会は、申込期間があと4日ほどしかありません。
 関心のある方は、ここへどうぞ。
 交通の便利な大手町の、きれいな会場で開きます。気持ちよくお会いしましょう。


▼このひとつ下のエントリーにも書いたように、「ぼくらの祖国」も2011年の年末ぎりぎりの発刊でした。
 原稿を脱稿したのは、2011年11月16日の水曜です。
「水曜アンカー」のスタジオに向かう前に、Eメールの添付ファイルで版元へ送り込みました。

 あれから3年、さぁ、苦闘の果てのよろこびを、もう一度、読者のみんなと共有したいです。

 そして、今後のぼくは、「ぼくらの祖国」と、上記の次の新刊、あるいは今、いちばん手にとっていただきたい書の「死ぬ理由、生きる理由  英霊の渇く島に問う」(ワニプラス/3刷)などのノンフィクション、そして「平成」(文藝春秋/絶版中)から12年を経て脱稿している小説新作をはじめとするフィクション、この両分野のいずれでも、物書きとしての仕事に、より多くの力を、より深く、注いでいきます。