君よ知るやローマ字読みの数字(ただしスペイン語)

2024年07月10日 | 海外旅行

 「小僧ども、スペイン語をやれ!」
 
 

 「やり直し語学」にハマっている私が、北方謙三試みの地平線』のごとく、いいきったのは前回のお話。

 
 
 ローマ字読みでいいから楽勝
 
 ・発音日本語共通してるからへーこいてぷー。

 ・数字もややこしくなくてありがたい
 
 
 ということだが、今回スペイン語をやってみて、もうひとつ気づいたことがある。
 
 それは読みと発音が簡単だと、単語や活用がおぼえやすい
 
 英語の場合とかだと、
 
 
 wrong(ロング)」
 
 「knee(ニー)」
 
 
 みたいに、スペルなのはお約束として、他にも例を挙げるとフランス語数字とか。
 
 
 un (アン)

 deux (ドゥ)

 trois
(トロワ)


 quatre
(キャトル)


 cinq
(サンク)


 six
(シス)


 sept (セット)

 huit
(ユイット)


 neuf
(ヌフ)


 dix
(ディス)


 むずかしいわけではないが、少しずつ違和感もある。
 
 「un」は「ウン」やないんや。
 
 「ドゥークス」「トロイス」「セップト」って読んでまいそう。
 
 「eu」で「」かあ。「six」やったら、もうそれは「シックス」でええやん!
 
 なんて微妙に引っかかり、そのかすかなブレで、すっと入ってきにくい。
 
 これがスペイン語だと、
 
 
 uno (ウノ)

 dos (ドス)

 tres
(トレス)


 cuatro
(クアトロ)


 cinco
(シンコ)


 seis
(セイス)


 siete
(シエテ)


 ocho
(オチョ)


 nueve
(ヌエベ)


 diez
(ディエス)


 出たぜ、必殺ローマ字読み
 
 もちろん「cho」で「チョ」とか「z」が「」とかあるけど、これも発音が日本語っぽいから、そんな違和感なくおぼえられます。
 
 この「トゲ」みたいなものがあるかないかが、実は記憶に直結するのは発見だった。
 
 とにかく、「読み」「発音」に意識をうばわれないと、それだけで「おぼえること」に特化できるし、目や耳にも残りやすい。

 スペイン語が英語やフランス語とくらべて簡単(に感じる)のは、

 

 「ノイズが少ないから暗記もスムーズ」

 

 なことは大きいかもしれない。

 またスペイン語の数字で言えば、11から15までは

 

 once(11)

 doce(12)

 trece(13)

 catorce(14)

 quince(15)

 

 これは暗記が必要だが、それ以降の数字はy(英語のand)で数字をつなぐだけと、いたってシンプル。

 

diecinuevodiez y nuevo19

veintiunoveinte y uno21

 

 これがドイツ語だと、法則自体は同じだけど、

 

 neunundneunzigneun und neunzig 9099) 

 

 みたいに1の位と10の位がになってややこしい。

 フランス語いたっては、

 

 soixante-dix601070

 quatre-vingts×2080

 quatre-vingt-dix×201090

 

 とか気の狂ったような表記をするのだ。

 なんでも昔、10進法20進法か、そんなのを使ってた名残らしいけど、これはホンマにめんどくさい。

 もっとも、これには日本語

 

 「1個を《ひとつ》ってなに?」

 「20日を《はつか》とか頭イカれてるのか?」

 

 なんて反撃されるわけですが。

 実際、私も日本人なのに「ようか」と「はつか」が苦手です。

 その点、スペイン語数字発音も、スペルも、表記の仕方もすべてがクリアに入ってくる。

 これはもう、やらない手はないでヤンスね!

 

 (続く

コメント
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