ChatGPTの話題で、世間は持ちきりである。
AIと会話するだけで、仕事や生活、趣味のサポートやアドバイスをいただけるというスーパーアイテム。
前回は古いゲームである『平安京エイリアン』を作ろうと思ったら、その正体がやたらとおもしろげなアニメだったりして、こちらが望んでいたものとは違うが、妙にクリエイティブなところがおもしろい。
こんな知らなかったアニメなんか教えてくれるんなら、もっと色々と質問してみたら、そのストーリーとかルールとか作って「シナリオライター」「ゲームクリエイター」的な仕事とかもしれくれるのではとか、妄想がふくらんだ。
なにかアイデアはないかと考えてみると、かつて京都を旅行をしたときのことが思い浮かんできた。
「平安京」つながりだろうけど、そのとき同行してくれた友人が細かいチェック柄のシャツを着ており、
「お、オレに合わせてくれたんか。将棋盤がプリントされたシャツなんか着て」
「ただの細かいチェック柄だよ。将棋盤にしてはマス目が多すぎるじゃん」
「で、その【銀河系マイクロ・ブラックホール将棋】柄の服って、どこで売ってるの?」
「そんなゲームはないよ! そんな無駄に壮大だと、たしかにこれくらいたくさんマス目が要りそうだけどさ!」
みたいなやり取りで、キャッキャ言ってたのを思い出したわけだが、これもなんか、質問してみたら作ってくれんじゃね?
ということで、さっそく訊いてみると、その答えというのが、
あ、あったんだ。
オリジナルゲームを作ってもらおうと思ったら、すでに存在していたとは。
危ない、危ない。うかつに発表していたら、危うく「パクリ疑惑」をかけられるところであった。
ちなみに、そのルールというのが、
「飛び跳ね」「放出されたエネルギー」「周囲に展開」「プラズマ」
天文学や天体物理学にはくわしくないが、なにかとんでもないことが起こりそうな香りが芬々である。
ソーラーブラックホールってなんじゃらほい。「プラズマ」が「歩」なところが妙におかしい。
こんなもんを駒にして「盤」はなにを使用してるのか。やはり山形は天童あたりで作ってるのだろう。木か!
うーん、なんだか、やたらとスケールはデカイ。これを題材にSFが書けそうだ。フレドリック・ブラウンとか、クリストファー・プリーストとか。
ちなみに、棋戦やタイトル戦にはこんなのがあるそうです。
一度はプレイしてみたいものなので、どこか大阪近辺で「銀河系マイクロ・ブラックホール将棋教室」があれば、教えていただきたいものだ。