拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

さよなら魔物、またいつか―勝利はハンカチ王子の手に

2006-08-21 19:18:08 | 日記
早稲田実業でしたね。今朝スポーツ新聞見てて、どの新聞もとにかく斉藤ばっかり載っていて、テレビのニュースのスポーツコーナーもとにかく斉藤。試合中継も斉藤に終始カメラが寄りまくりで、あからさまに駒大苫小牧(と田中)をヒールにしようとしてるような雰囲気がムンムンだったが仕方ない。試合中終始クールな表情で投げるハンカチ貴公子・斉藤は本当に絵になるピッチャーだったもんな。でもこんなに「メディア総斉藤推し」状態だと、なんだか試合の実況も早実寄りに聞こえてきてしまうから不思議だ。やっぱ東京の代表校だとこうなっちゃうのかな…放送局なら早大出身者なんてゴロゴロいるだろうし。母親が「斉藤君かっこいい」「それにくらべて苫小牧の田中君は…」みたいな事を言い出して「やれやれ」と思い、「早実はカッコいいところ、苫小牧は変なところを狙ってカメラに収めてるだけでしょ」と言ってみたものの聞く耳持たず。…まぁでもどうでもいいか。試合はきっちり行われたわけで。初優勝おめでとう早実!そして来年また会おうぜ駒大苫小牧の先発ピッチャー菊池君!…最初っから田中出しときゃいーのに…いやいや終わってしまったことだ。とにかく夏は終わったのだ。それにしても斉藤、高校野球のスターになる要素持ちすぎだ。普通に顔がかっこいいのに加え、試合中のクールさ、マウンド上でハンカチで汗拭くエレガンスさ(ぷっ)、そして優勝決定後の涙。…おまえがナンバー1だ。新聞のテレビ欄で朝のワイドショーの所を見たら「斉藤のハンカチ秘話」みたいな特集がいろんな番組で組まれていたが、結局見れなかったな。なんなんだ?ママンに持たされたのか?
私は昨日まではどちらの高校にも縁がまったくないのでどちらかを応援すると特に決めるわけでもなく試合を見ていたのだが、早実寄りのメディアでの扱われ方を見て「再試合は苫小牧が勝てばいーのになー」なんてぼんやりと思っていたが、彼らの三連覇はならなかった。ハンカチ王子・斉藤の前に昨日に引き続き苦戦。「あぁ、スライダー振っちゃあかん~」と何度も心の中で思った。マジに斉藤凄かったなぁ。
でもやっぱりどっちにも頑張って欲しかったのでどっちかを必死で応援、とかは無かった。私が気になるのは、甲子園の魔物がこの決勝戦で何かを起こすか否かだ。苫小牧側の攻撃は淡々と進んでいき、「今日も魔物来ないのか…つまんない」と思っていた9回の表。4-1で三点のリードを許していた苫小牧が2ランを放った時は「うわ!遂に魔物降臨か?逆転か?」とドキドキした。そして遂に最後のバッター登場。そのバッターが苫小牧の田中…これぞ魔物の「名演出」。最後の最後でとんでもないめぐり合わせが…。結局苫小牧の攻撃は2ランの後は沈黙し、早実に軍配が上がったが、エースVSエースの打席を最後に持ってきた魔物の演出は無意味ながらもお見事だった。…結局私が見たいのは魔物のいたずらだったんかい…。

そういえば、アメリカとの親善試合のメンバーが決まったらしい。
投手 斎藤佑樹(早実)田中将大(駒大苫小牧)榎下陽大(鹿児島工)
    乾真大(東洋大姫路)駒谷謙(福知山成美)金城長靖(八重山商工)
捕手 鮫島哲新(鹿児島工)橋本良平(智弁和歌山)秋場拓也(日大山形)
内野手 中沢竜也(駒大苫小牧)広井亮介(智弁和歌山)
     今吉健志(鹿児島工)後藤貴司(早実)林崎遼(東洋大姫路)宇高幸治(今治西)
外野手 船橋悠(早実)本間篤史(駒大苫小牧)塩沢佑太(帝京)

今吉入ってる……!

魔物も沈黙 今年一番の名勝負苫小牧VS早実

2006-08-20 19:20:10 | 日記
青森042100011‥‥‥9
駒大010102132‥‥‥10

関西030010501‥‥‥10
文星000022034‥‥‥11

今治1110104000002‥‥‥10
山形4110100100003‥‥‥11

帝京000200028 ‥‥‥12
智弁030300205 ‥‥‥13

駒大000000010000000‥‥‥1
早実000000010000000‥‥‥1

うーむ、こうして並べてみると同じスポーツとは思えない(笑)。しかも全部今年の夏に行われた試合だというのに…。というわけで決勝戦、三連覇をかけた駒大苫小牧VS初優勝を狙う早稲田実業の試合は延長15回までもつれ込み、明日の再試合で決着を着けるというとんでもない運びとなった。点がボコボコ入り、逆転劇が起こりまくるなど、甲子園の魔物が大暴れした今年の第88回大会だが、決勝戦では魔物は今までが嘘のように沈黙。かなり緊迫した投手戦となった。あ!それともこれも魔物のシナリオ通りなのか?明日は今日が嘘のような点の取り合いが起きるとか?どうなるんだ。てゆーか野球って「守る」スポーツなんだなぁ。どんなに強いチームと当たっても、ピッチャーがしっかりしてて、守備もしっかり守ってやれば負けないという。だから今年のドラゴンズはやたらと強いのかぁ…。
それにしても、プレイボールからずっと見てたけど今年の決勝戦、あまりにも名勝負過ぎないか?あらゆる名作野球漫画を軽く超えた試合だった。松坂が延長17回まで投げた98年の横浜VSPL学園を思い出しちゃったぞ。遂に本調子を取り戻した苫小牧のピッチャー田中と、マウンド上にも関わらずハンカチで汗を拭う早実の貴公子ピッチャー斉藤(通称「ゆうちゃん」)。この二人の投げ合い、見てて本当に手に汗握ったよ…。特に斉藤、あんた延長15回で147h/km出すって何者だよ!今回の試合で、「マウンドで汗拭くなんて…このエレガント男が!」と彼に敵意を持った男性甲子園ファンも、この死闘をきっかけに斉藤に心を動かされたことだろう。
あらゆるタイプの好ゲームが繰り広げられた今年の大会をシメるのにふさわしい名勝負。今大会の試合を一試合も見てない人は…負け組みです(まぁ私もえばれるほど見てないですが…「熱闘甲子園」はほとんど全部見た)。決勝戦はかつての高校野球の名勝負の数々を収録したビデオ・DVDシリーズ「白球の記録」に収録されるかもしれんね。
8回表、苫小牧が斉藤からソロホームランを奪うものの、その裏で早実がすぐさま一点を返すという緊張の試合。最後の方ではもうランナーすら全く出なかった。スコアボードをよく見てみると、両チームが8回に1点づつ取っただけなのでスコアが見事にシンメトリーになっている。目でみてもやたらとカッコいいスコアボード。椎名林檎嬢が喜びそうな試合結果だ(彼女はやたらと左右対称にこだわる。よく知らない方は彼女のアルバムの曲目を見てみよう)。まさに決勝戦にふさわしい名勝負。第88回大会の決勝で8回の表裏だけ点が入るというプチミラクルも起きている。
それにしても再試合、明日ですか。田中も斉藤も、もうバッテバテだろう。特に斉藤は第一試合からずーっと完投している。大丈夫か?でも彼しか出てこないってことは他のピッチャーじゃ苫小牧相手には勝てないってことだよね。早実の不安要素「控え投手が薄い」。まぁ斉藤は明日の試合でも投げるだろう。「オヤジの黄金時代っていつだ?オレは今なんだよ!」とかなんとか言って。そしてユニフォームにハンカチを忍ばせて。甲子園の魔物よ、今日あんたサボったんだから明日は働いてくれ。甲子園球場のある西宮だけでいいから大雨を降らせてくれ…。ダメ?

「ハンカチは添えるだけ…」 

ぬるーい真夏の歩き方

2006-08-19 23:27:30 | 日記
夏の課題レポートを出すためだけに学校へ行くことが最近多い。各課題の提出締め切りがバラバラで、それらを提出するために何度も学校へ足を運ぶハメに。特定の日を目標にして集中して課題をこなせば一回だけ学校に行けば済むのになぜかできません…ヘタレなので。締切日の度に片道約90分の道程を行ってます。あぁ…。
でも最近はその90分もあまり苦にはならない。先日買ったipod nanoの調子は絶好調で、外出から帰宅まで音楽が止まらない!これぞポータブルプレーヤーのあるべき姿。バッテリーの活動限界ギリギリの末期のipod miniに悩まされていた日々が懐かしい…。そいえばしょこたんは60GBのipodに古今東西のアニメソングやアイドルの歌をひたすら詰め込んでるそうだ。その数約6000曲。さすが座右の銘が「貪欲」。ちなみに60GBのものには約12000曲入るらしいよ。うらやましー。私が使ってるのは古いノートパソコンだから音楽データだけに60GBも使うわけにはいかないもんなー。でもいつか新しいパソコン買ったら私も一番良いipodを手に入れるぜ…。
…話が逸れた。通学時間は別に苦にはならぬという話だったな。音楽に加えてもう一つ、ブログの記事を書くのも通学が苦にならない要因だ。電車にのったら携帯を開き、早速記事を書く。普段にも増してかなり気楽に書いてるので必然的にくっだらない内容が多いが(『ゲンドウ戦記』絡みのネタとか)とりあえず保存。かなり気楽に書いてる故に話題がどんどん逸れてゆくのは致し方ない。それでも書いたものは、疲れて記事が書けない…という日のためにとっておくのだ。電車だと揺れの心地よさも手伝ってかかなりすいすいと文章が進む。一人で考え事をするような感じで記事を書く(だから話が逸れる)。しかし携帯電話を使用しているが故にパソコンのキーボードよりも書くスピードが遅い。「書きたいことは頭に描けてるのに…手が追い付かない!」みたいな。
実はこの記事も携帯で書いている。普段は電車では読書しようと心掛けてはいるものの、最近は自分で書いてる方が楽しい。この先卒論などで大量に文字を書くことになるだろうから今のうちに鍛えておこうと思う。記事をストックしておくのはいいが、中には古すぎてつじつまの合わない内容のものもあったりして。そういうのはとっとと投稿したいが貧乏性なのでストックが減るのが嫌で溜め込んだまんま。何のために記事書いてんのかわかんないや。


追記
いまや日本一のアクセス数を稼ぐ中川翔子のブログ「しょこたんぶろぐ」。毎日のように怒涛のように更新されるのが大きな特徴だがなんと、今日は23時22分現在、記事が一つも更新されておらず。機械のミス?更新用の携帯電話が圏外?どうしたしょこたん!

追記2
『名探偵コナン』の実写化、何かがおかしいぞ。なんで「工藤新一」を主人公にしちゃうんだ(笑)?そりゃただの高校生探偵の物語になって、モロに『金田一少年』とかぶるじゃん。違うのはサッカーが得意か否かじゃん…。天才高校生の頭脳を持つ小学生(しかも7歳だっけ?)を演じられる子役を探すのは難しいだろうけども…。

追記3
夏の甲子園、決勝は駒大苫小牧VS早稲田実業ですか。名門校の初戦敗退、安打数新記録、本塁打の嵐、逆転劇の連続など、甲子園の魔物が大暴れした感のある今年の大会だが、決勝戦の対戦カードはなんとも順当というか…。駒大は史上初の3連覇行っちゃうか?行っちゃうのか?

 

農業ホスト~愛はいらない、スイカを育てるビニールハウスをくれ

2006-08-18 23:39:34 | 日記
飲み会の席で先輩から聞いた話。その先輩に、ホストをやっている友人がいるという。彼は夜の勤務時は、ビシっとスーツを着て凛々しくキメて仕事に勤しむのだが、彼の本業はホストではなく実は農業。自宅の農地で作物を育てるのにかかる費用を効率よく稼ぐためにホストとして働いているのだという。昼間は畑で汗を流し、夜は名古屋の中心部に繰り出してホスト業に精を出す。お客様から貢がれたお金は殆ど肥料や作業道具などを買うためにあてられるという。農業とは別に違う仕事をして生計を立てる「兼業農家」の人々がいるが、ホスト業と農業を両立して生計を立てる彼も紛れも無くそれである。
このような事例はおそらく東京のホストではありえないであろう。地方都市在住のホストだからなせる業。彼は「本業は農業」ということをホスト仲間やお客様に一切秘密にしておらず、「見た目はどうみても今時のホストなのに農業に詳しい」というギャップを生かして人気者になっているらしい。凛々しい顔立ちと巧みな畑仕事トークで女の子を夢中にさせているという彼。競争の激しいホスト界で儲かるためにはただカッコよくて話が上手いだけじゃあダメ、ということか。ホストの世界もいろいろあるもんだ…。
農業ホストとして人気を得た彼への貢物は、やはり農業関係の物が喜ばれるという。彼が今までに一番貰って嬉しかったものは、農家の人々の乗り物の定番・軽トラらしい。女性客に軽トラを買ってもらい、喜ぶ若きホスト。想像できねーよ…。また、ビニールハウスを買ってもらった時はかなりゴキゲンだった、と。もちろんハウス内の設備も全部貢物。貢いでる女の方も、自分のお金が農業のために消えるのであれば、ホストに弄ばれている感じがあまりしなくて良い、ぐらいに思っているのだろう。他のホストと同様、彼も実際は上手いこと女を利用しているに過ぎないのだが、どうしてもつきまとう牧歌的な雰囲気は拭いきれない。
最近ではハウス内の設備もかなり整ってきたため、ホストを休業してしばらく農業に専念しようと考えているらしい先輩の友人。しかしこんな貴重な人材を失うのは惜しすぎる(部外者が言うのもなんだが)。この彼を見ていると、ホスト界でのし上がるためのヒントが確実に見えてくるもんな。日本テレビ系の「アンテナ21」とかで取材に来てみて欲しいぐらい。彼が辞めないうちにね(笑)。

追記
夏の甲子園、山形代表の日大山形、今年絶好調の早稲田実業に5-2で敗れてしまった。2-1でリードしていたものの、8回で早実に逆転されてしまって。逆転負けって本当に悔しいね。なんか今年は逆転劇がやたらと多くないか?甲子園の魔物大暴れじゃん。なのになんで愛工大名電の試合には魔物がこなかったんだ…(泣)。まぁ、なにはともあれ日大山形のみなさんお疲れさま、ベスト8おめでとう!

 

カカロットよ、俺の遺志を継げ…

2006-08-17 20:40:28 | テレビ
ずっと観たくて仕方がなかった『ドラゴンボールZ』のTVスペシャル二本を昨日やっと観た。ドラゴンボール本編の番外編で、悟空の父であるサイヤ人戦士・バーダックを主人公に、フリーザに殺されたサイヤ人達の悲劇を描いた「たった一人の最終決戦」と、トランクスが過去にタイムスリップしてくる直前に繰り広げられた人造人間との死闘を描いた「絶望への反抗」。「絶望への反抗」は鳥山明先生が連載中に描いた原作の番外編「トランクス・ザ・ストーリー」を下敷きにした物語だが、悟空の父・バーダックのエピソードはアニメスタッフによる完全オリジナル(キャラクターのデザインは鳥山先生が手掛けているが)。しかしファンの間では「ドラゴンボールアニメの最高傑作」との呼び声高い作品である。鳥山先生自身も原作にバーダックを数コマ登場させるなど、お気に入りの様子。私はこの二本を15年ぐらい前の本放送で見た記憶がなんとなくあったのだがやはり朧げで、「どうしても今見直したい」と近年ずっと思っていた。しかしこの二本は今のところ各10万円もするDVDボックスVol.1,2の特典ディスクとして収録されているのみで、単品でのリリースはされていない。スカパーでも放送されず、簡単にはおめにかかれない貴重な映像となってしまっている状態だ。
しかし今は便利な時代。某巨大動画サイトで検索してみたら二本ともあっさりでてきた。すぐさま保存し、鑑賞。…違法だね。でもDVD発売されたら私絶対買うから。この二本のためならちゃんと金払うよ。だって十数年振りに見直したらやっぱ名作だったもん。二本のTVスペシャルは両方とも最後に勝つのは敵陣営、主人公は死ぬ、又はボッコボコにやられるという幕切れをする。時間的には悟空がフリーザ・人造人間人間と対決する前のお話なので当然なのだが、見ててやっぱり切ない。特にトランクスが主人公の方は、悟空に始まりどんどんと戦士達が戦死し、悟飯とトランクスだけが辛うじて生き残るという地獄のような展開を見せる。
というわけで全編に渡ってフリーザ・人造人間が優勢に進む物語。特に「たった一人の最終決選」でのフリーザ様、超ドSすぎる(笑)。指先一つでサイヤ人達の惑星を爆発させ、「ンナーハハハハハハハ!見てご覧なさい!綺麗な花火ですよ!」と楽しそうに発言。サイヤ人の高い戦闘力を邪魔に思ったフリーザ様が、彼らを抹殺するというストーリー。そんなフリーザ様に勇敢に立ち向かうも、スーパーサイヤ人ではないため全く歯が立たないバーダック。バーダックは容姿こそ悟空そっくりなものの、性格はかなり好戦的で口調も荒っぽい。それを見事に演じ分ける声優・野沢雅子さんの名演技が光る。サイヤ人戦士としてフリーザ軍に仕え、あらゆる星に攻撃を仕掛けて星に住む者達を余裕で抹殺するバーダック。悟空の顔で「フン、バーカ!」とか言うんだよ。新鮮過ぎ。新鮮といえば、女のサイヤ人戦士が出てくるのがまた新鮮。男達と同じように戦闘服着てバリバリ戦ってます。ほんと、『ドラゴンボール』には気の強い女性が多い。
フリーザに立ち向かうも完敗してしまうバーダックは、生まれたばかりの息子、カカロット(=悟空)にフリーザへの報復を託して死んでしまう。そして赤ん坊のカカロットが地球に送り込まれ、『ドラゴンボール』の第一話に繋がるという構成。いわばSWエピソード1のような作品。バーダックが息子に自分の無念を告げる台詞に震える、名作。そういえばこの作品には子供時代のベジータ(推定4~5歳)と側近である若い頃のナッパ(毛髪有り)が出てくる。生まれたばかりの悟空が戦闘力たったの2だったのに対しベジータはサイヤ人の王子らしく早くも才能を開花させ、サイバイマンの集団を秒殺したり、星に攻撃を仕掛けて住んでる奴らを全滅させるなどの活躍を見せる。初めの凶暴な頃のベジータが好きな「ベジータ原理主義者」の私にはたまらない描写だ。
トランクス主人公の方は見ていて本当に寂しい。冒頭からいきなり悟空が心臓病で死んじゃうんだもん。で、人造人間襲撃。この話、とにかくこの人造人間が強すぎてやりきれない。本編に出てくる過去の世界の人造人間が根はいい奴(人殺さなかったり動物殺さなかったりドライブ好きだったり…)だったのに対してトランクスの世界を荒らす人造人間はやりたい放題。こんな世界で生きててよくグレなかったな、トランクス。ベジータの血を引いてるってのに。彼が正義感いっぱいに育ったのにはやはり悟飯の影響があるのだろう。ここでの世界の悟飯は仲間の戦死によって超サイヤ人化したらしい。そしてトランクスも…。人造人間に打ちのめされた傷をなんとか癒し、タイムマシンでまだ悟空が生きている過去の世界に旅立つ直前でこのエピソードが終わり、そのままフリーザ地球襲撃の回に繋がるという構成。「悟空に会えばなんとか世界を救えるはず」という希望を抱いてタイムマシンに乗り込んだトランクスにこの先待っている運命を思うと個人的に苦笑いしてしまいそうな終わり方。未来の世界より過去の方がさらにヤバかったという。でも仲間が多い分未来よりは良い世界なのかなぁ、やっぱ。


「僕は映画『ゲド戦記』監督、宮崎吾朗です!」

2006-08-16 18:35:28 | 日記
多分既に各方面で指摘されてるかもしれない事だが、映画『ゲド戦記』を監督した宮崎吾朗監督と実の父・宮崎駿監督の関係って「碇シンジと碇ゲンドウ」じゃないか。三鷹の森・ジブリ美術館の館長で、アニメ制作の経験が一切無い吾朗氏に駿監督が『ゲド戦記』の監督を託したわけでしょ。それ、エヴァの第壱話だ…リアル碇親子…。

吾朗氏「できるわけないよ!アニメの監督なんて…やったこともないのに!できっこないよ!」
駿監督「監督するなら早くしろ。でなければ帰れ!」

吾朗氏は『ゲド戦記』制作中に逃げたくなる瞬間などはあったのだろうか。まぁ、吾朗氏が『ゲド戦記』を監督することになったいきさつは各種メディアにそれぞれ微妙に違うことが書いてあるから本当の所はわかりません(ここまで書いておいて我ながらなんて無責任な…)。ジブリの鈴木というプロデューサーが吾朗氏を監督に推したという話の方がよく聞くし。でも駿が推したことにした方がネタになるから面白い(おいおい)。
そういえば、エヴァの監督の庵野秀明氏と宮崎駿監督の関係をシンジとゲンドウに擬えて考察した論文を読んだことがある(そんなの読む暇あったら近世文学に関する論文読めって感じだが)。もともとスタジオジブリでアニメ制作に携わっていた庵野氏と駿監督は言ってみれば師弟関係。そんな二人を『新世紀エヴァンゲリオン』のシンジ=庵野氏、ゲンドウ=駿監督に置き換え、「シンジのセリフは師・宮崎駿へのメッセージである」と解釈していた。かなり強引でアクロバティックな論文だが、そうやって置き換えてエヴァ観るとおもろい(受け手がどんな風に解釈したって自由でしょうし)。ちなみに論文によると宮崎駿監督はエヴァのテレビ版の最終回を見た後、庵野氏に「ちょっと仕事を休業した方が良い」と電話したそうです。弟子が作った「あんなの」見たらそりゃあ心配したくもなるよね…。
件の論文は多分エヴァの劇場版『Air/まごころを、君に』と『もののけ姫』の劇場公開日が重なったことから派生したんだと思うけど、この二作が重なるって濃いよなぁ(笑)。1997年に実現した師弟対決。もちろん国民的アニメのジブリ作品にエヴァが興行的に勝てるわけはないのだが、それでも盛り上がったんじゃないかなぁ、当時。複数の映画館が集合したシネコン等では、一方で『もののけ姫』目当ての家族連れが長蛇の列を作り、一方では『エヴァ』目当てのオタク達が長蛇の列を作り……失礼。『エヴァ』が大ブームになった要因は「オタク以外の人にも人気が拡がった」って事だよね…。
劇場版を観た後いつも思うんだけど、これを映画館で見た人はどんな顔して映画館を後にしたのだろう。冒頭の「問題シーン(苦笑)」を観て何を思ったのだろう。あのラストがエヴァの「終劇」だと宣言された直後、どんな気分になったのだろう。一気に熱が冷める感じ?一気に脱力する感じ?一気にエヴァブームから現実に帰還する感じ?私は何度観ても笑ってしまう、なぜか。「気持ち悪い」→終劇。


追記
甲子園、山形代表の日大山形、ベスト8進出ですよ!山形県勢初のベスト8…。冨樫義博の漫画『レベルE』の山形代表のチームも初のベスト8を決めていたが、実現してしまった。延長13回に及ぶ死闘の末のサヨナラ劇…凄い試合だった。おめでとぉー!きっと山形生まれの冨樫も喜んでいることだろう。だから、さあ冨樫…描くんだ、『HUNTER×HUNTER』の続きを……

追記2
記事のタイトルに「ゲンドウ戦記」を入れたらアクセス数が普段に倍にまで跳ね上がってしまった。ゲンドウパワー恐るべし。

追記3
ナイスな発想

『ゲンドウ戦記』/ブラウを貫くロンギヌスの槍

2006-08-15 23:10:45 | 日記
本日はちょっと前に書いたエヴァンゲリオン関連の短い記事を二連発。…くだらなすぎてボツにしようとしてたネタだが、せっかく書いた記事だし今日は記事書く時間が無いので……「疲れてるんだなぁ」なんて思いながら読んでください…。

●まずい。『ゲンドウ戦記』を頭に思い浮かべる度に笑いがこみあげてくる。思い出し笑いしてしまう。電車に乗ってる時なんて本当に危ないぜ。でも、観たくないか?『ゲンドウ戦記』。一連の使徒襲来の事件をシンジからではなくゲンドウ目線で描いたストーリー。息子を想いながらも態度に表せないオッサン・ゲンドウの葛藤と、人類補完計画の謎をゲンドウ側から明らかにする、みたいなのがいいよ。普段は冷酷なゲンドウも内面ではいろいろとあるのさ、みたいな。…内面を描いたらシンジと似たようなことになりそうだな。なんだかんだでウジウジ悩んでそうだ、彼も。もちろんウジウジだけではなく、裏でやっていたであろう危険な行動もじっくり描く方向で。綾波とゲンドウの関係は、知りたいような知ってはいけないような…。どうですか、『ゲンドウ戦記』。ちなみに本家(?)の『ゲド戦記』はなんだか評判悪いですね。自分の周りでの評判も映画関係者の評判も軒並み不評。「あの主題歌はかなり良い!」っていう人はいっぱいいるんだけど。まぁ、なんというか、私はジブリ映画を率先して観ようと思わない人間なので(今まで見たのは『千と千尋』のみ。『カリオストロの城』も観たけどあれはジブリ映画じゃないよ、と人に言われた)、『ゲド戦記』も多分観ないからどっちでもいいや。でもこれだけは言える。命を大切にしない奴なんて、大っ嫌いだ!…すみません。

●『PLUTO』の一巻を読み返していて思ったこと。一巻の初めの方に、ロボットが死守せねばならない「人間を殺害してはならない」という掟を破ってしまい、地下の牢獄に監禁された「ブラウ」というロボットが出てくるのだが、これがいかにも今後のキーマンとなりそうなキャラで。ロボットとしてかなり高い知能を持ち、「完璧」と呼ばれたにも関わらず人を殺してしまったブラウ。禁忌を犯したブラウだが、人間達はそんな彼を恐れているのかなんなのか、彼は処刑されずに槍で胸を貫かれ、ただただ監禁されているだけ。その槍で胸を貫かれた様が、エヴァにでてきた「ロンギヌスの槍に刺されてるリリス」に似てて。エヴァのやつは恐らくイエスキリストが死んだ時の状態を模してるんだろうけど、ブラウはなんで槍に刺されてるんだろ。意味あんのかなぁ…。ちなみに「ロンギヌスの槍に刺されたリリス」は、私が初めてエヴァを見てて「気持ち悪い」と思った箇所。全編通して一番キモいと思ったのもこのリリスのシーンだな。特に下半身が生えてくるところ。あ、「リリス」というのは『新世紀エヴァンゲリオン』によると「アダムの最初の恋人」だそうで。イヴ(エヴァ)の前の恋人。多分。

追記
駒大苫小牧VS青森山田の試合結果は10-9で駒大苫小牧の勝ち。バイトのせいで試合見れなくて、家に帰ってネットで調べたのだが、唖然。うーわぁー、めっちゃ接戦じゃないか!つーか青森、苫小牧相手に序盤は6点もリードを奪ってたのね。昨年の覇者相手に。超熱戦じゃん。勝ちムードじゃん。しかし終盤は苫小牧が覇者らしく追い上げを見せ、結局サヨナラ負け。あと一歩、あと一歩だったのに、かなり悔しいわー。つーか今年の苫小牧はどうなんだろう。三連覇はあるのだろうか…。さ、熱闘甲子園の時間だわ。


個人的に注目―駒大苫小牧VS青森山田

2006-08-14 23:33:09 | 日記
またもや甲子園ネタいきます。明日の第一試合は三連覇を狙う駒大苫小牧VS青森山田。個人的に超見たいミラクルのような対戦カードが実現してしまった。青森山田高校、実は7年ほど前から密かに応援していたチームでありました。そんなチームが昨年、一昨年の覇者と対戦するなんて。これは見守らなければ…!と思っていたのに明日は朝から昼までバイトですよ。第一試合どう考えても観れませんよ。……うあぁ。
私と青森山田高校のなれそめは1999年の夏。中学二年だった私は当時、東京FM系列のラジオ番組「やまだひさしのラジアンリミテッド」を毎晩楽しく聴いていた。このことについては以前の日記にも書いたのだが、とにかくまぁ、実際に電話越しでラジオに出てしまうほど、一時期は熱心にラジオを聴いていた。さて、夏の甲子園が始まる直前のある日の放送で、DJのやまだひさし氏が「甲子園出場校を見ていて、気になったことがある」と。「青森県代表の青森山田高校……高校名が俺の苗字じゃねーか!」…こんな単純な発想で、その日以来、やまだひさし氏は番組をあげて青森山田高校の甲子園での健闘をささやかに祈ることを宣言した。
99年当時、たった7年前だけどその頃はまだ、今のように東北勢が健闘し、北海道の高校が二年連続優勝してしまうなんてことは考えられなかった。だから「あー、青森の高校か、勝ち抜くのは厳しそうだがまぁ頑張れ」と軽ーく見ていた。しかし第一試合、青森山田が見事勝利。当然盛り上がる番組。その後も青森山田高校は地味に勝ち続け、青森県勢初のベスト8進出という快挙を成し遂げてしまった。これにはDJのやまだ氏も仰天。だって多分、新聞見てて、軽い気持ちで注目してみたぜ、なノリだったんだもん、初めは。なのにここまで行ってしまうとは。ラジオを聴きつつ青森山田高校の快進撃を見てきた私は大変嬉しくなってしまい、その年以来なんとなく青森山田高校の動向を気にしてしまうようになった。
青森山田高校、近年気づけば毎年出場しているような気がする。ちゃんと調べてみたら、99年の出場が三回目、今年が七回目。毎年青森の光星学院という高校と甲子園を競っている感じだ。今年は第一試合を7-0の完封勝利で飾った青森山田高校。次の試合は強豪だから一筋縄ではいかないだろうけど、精一杯頑張って欲しい。…あぁもう何故バイトが…。
あともう一つ注目してしまう地方の高校が。高校というか県単位で注目しているのが、山形代表。なぜかというと、冨樫義博の漫画『レベルE』の主人公が甲子園未出場ながらも十分狙える山形の高校の野球部に所属していて。その野球部をメインにしたエピソード(3巻の「Field of dreams…!」「Escape from…!!」)が大好きで。なんとなく山形代表に愛着が湧いてしまって。…というか『レベルE』自体10本の指に入るぐらい大好きな漫画ですがね。去年は酒田南という高校が三回戦まで進んだかな?たかが三回戦とあなどることなかれ。私の地元(愛知)の高校はここ数年全然ダメなのよ、夏の甲子園。春の選抜は結構強いんだけどねぇ。
新聞の広告にたまに載っている、夏の高校野球の名場面を集めたDVDボックス。あれ、ちょっと欲しいなとたまに思う。松井秀樹に対する敬遠とか(名場面?)、松坂率いる横浜高校VSPL学園の延長17回の死闘とか、所謂「松坂世代」の活躍などを収めたDVD。比較的最近の名場面しか浮かばないのは私が若いから。松井の敬遠だってVTRで知ってるだけ。でも松坂の死闘はリアルタイムで見てた。「いつまでやるんだ…」と不安になったの覚えてるもん。もちろん過去の甲子園での名場面もたっぷり収録されてます。DVD見れば、甲子園の魔物にも多数出会えるでしょう。多分バンビ坂本にも。 

勝手に夢十夜―「吾輩」だけが猫じゃねぇ

2006-08-13 20:50:57 | 日記
こんな夢を見た

ひょんなところから見知らぬ団地に迷い込んでしまった。何十棟も建物が連なる大規模な団地で、相当昔に建てられたものなのかどの棟もかなり古びていてカビ臭い。とりあえずここがどこの団地なのか見当をつけるために団地の敷地内や各棟の中をうろうろと歩き回ってみて不思議なことに気づいた。各部屋のベランダには洗濯物が干してあったり鉢植えが置いてあったりパラボラアンテナがあったり、駐輪場・駐車場には車や自転車が沢山停まっていたりなど、敷地内は生活感に溢れているのにも関わらずなぜか人の住んでいる気配だけはまるで無い。ちょっとぐらい聞こえてきてもいいはずの人の声や足音、換気扇の窓から微かに漏れるテレビやステレオの音などもまったくせず、昼間っから薄暗くとても不気味なこの団地。そしてやたら猫が多く、団地内の廊下のいたるところでウロウロしたり、ごろんとくつろいでいたりする。沢山いるのにも関わらず全て同じ種類の、しま模様の猫だというのが少し不気味だ。うろうろしているうちにだんだんと心細くなり、とにかく人気のある場所を探して走った。それでも出会うのは人ではなく猫。しかもだんだん数が増えてる気が。これじゃあ猫気のある場所じゃねーか…。心配になりつつも少し疲れたのでまたゆっくり歩き始めると、一部屋だけ、玄関のドアが開いている部屋を発見。その開いてるドアから沢山の猫が出たり入ったりしている。ここが猫の巣窟なのか…。耳を澄ますと、猫の鳴き声に混じってテレビの音声が聞こえる。ブラスバンドが奏でるメロディー…「♪チャーチャチャチャーチャチャーチャーチャーチャーチャチャーチャーチャー」…Xの「紅」である。この時期に「紅」が聞こえてくるテレビ番組は高校野球の中継しかない。それがわかると一気に安心。本当にここがどこだかわからなくて怖かったし。高校野球という庶民的な要素が身近にあったことがとても嬉しかったのだ。部屋を覗くと案の定猫だらけ。全部しま模様の猫。でも猫だけで人はおらず。部屋にはテレビしかなく、他のものは一切置いていない。もしかして、ここは猫たち専用の部屋なのか!?それにしても、この猫どっかで見たことあるんだけど。思い出せない…。

【自己分析】
今朝、突然の発熱でぶっ倒れた私。今はもう熱も大分下がって平気だが、昼間はずーっと眠っていた。留守番しながらテレビのついた部屋でうだうだと寝ていたのだが、夢の中にそのテレビが放送していた高校野球の内容が乱入してきた。夢の中で、部屋の中の大量の猫を発見してすぐに目が覚めたら実際にテレビからも「紅」が聞こえてきて。しかも試合経過が全く同じで。眠りが浅すぎて夢と現実が混在してしまっていた。
夢で見た大量のしま模様の猫、あれは多分しょこたんこと中川翔子の飼っている愛猫「マミタス様」のコピーだと思う。彼女のブログ「しょこたんぶろぐ」にもよく出てくる「マミタス様」。今度単独で写真集が出ることが決定するなど、飼い主同様注目される存在に。個人的には松尾スズキの飼い猫「オロチ」の方が好きだけども「マミタス様」も可愛い。先日出演した「はなまるマーケット」で、しょこたんが写真コーナーにて「マミタス様」を紹介した後、司会の薬丸さんが「マミタス様」と発言するたびに不思議に可笑しかった。そして「マミタス様」に敬語をつかうしょこたんも可笑しかった。

「戦うことも必要なのさ」ってな

2006-08-12 22:24:31 | テレビ
毎年夏になると必ず再放送されるドラマ『GTO』。98年の7月~9月にやってた作品だからちょうど8年前だ。人気作ゆえ以前は夏じゃなくても気付けば再放送されてて、『お金がない』と並ぶ放送回数を誇るドラマ。『GTO』…何度放送されても見る暇があったら大体見てしまうのはもちろん若き日の窪塚洋介が出ているから。彼が世間に広く知られるきっかけになったこのドラマ。学校一の秀才で担任イジメのブレーン・菊池君役をクールに熱演(どっちだよ)。一番頭の良い子が早々とイジメから離脱して主人公の鬼塚先生とつるむようになるという展開が素敵。よって私が一番好きなのは第二話のラスト。
このドラマの成功以降、殆どの学園ものドラマが劣化版『GTO』みたいな感じになって何度「やれやれ」と思ったことか。粗製乱造される破天荒な教師VS生意気な生徒の物語。その流れに終止符を打ったのは『女王の教室』かな…。『GTO』は原作がとてもおもろいので基本的に原作に沿って進むドラマもなかなかのもの。いろんな意味で情報過多な(いや、そこが良いんだが)原作の漫画の魅力を上手いこと抽出してます。脚本を担当する遊川さんという人はこの他にも秀逸なドラマをいろいろと書いている。『女王の教室』もこの人です。
ドラマの『GTO』は原作と違う部分がだいたい4割ぐらいで、それはそれで面白いんだけど、細かい所に不満が。まず、鬼塚先生の愛車がチャリンコなのがちょっと。やっぱ鬼塚先生はバイクじゃないと。反町隆史は大型二輪の免許持ってなかったのかなぁ…。そして教頭の内山田。彼はやっぱりハゲ頭じゃないとー。そして教頭の愛車はトヨタ・クレスタじゃないと。ドラマでは確かベンツだったかな?リッチすぎ。ダメだよそんなんじゃ~。でも不満はこれくらいかな。放送開始当初から持ってた不満(笑)。「冬月先生のキャラが全然違う」とかは別に気にはならない。ドラマ化するならヒロインは華やかな方が良いでしょ。ところでこの「冬月先生」というネーミング。『新世紀エヴァンゲリオン』にでてくる「冬月コウゾウ」から取ってるんだろうな。いつも碇ゲンドウと一緒にいる初老の副指令官。『GTO』の作者はエヴァ好きだから。……エヴァを見た今だから気付けたんだけど、作中にはモロにアスカとシンジを連想させる二人が出てくるね(上原と吉川)。そして何より鬼塚先生自身がエヴァ好きだ。先生に反抗して髪をブルーに染めた女子を怒るでもなく抱きしめ、「俺のために綾波ヘアーにしてくれたのか!」と感涙。アホやん。
漫画版を読んでて「俺が学校、オモシロくするからな」というセリフ、『GTO』屈指の名言だなぁと思ったんだけど、このセリフってドラマにもあったっけ? 


追記
今日は高校時代の友人とカラオケに行ってきた。昼の11時から夜の8時までたっぷりとのんびりと歌ってきた。友人が『GTO』主題歌で反町最大のヒット曲「POISON」を歌っていたが、あの曲の省エネ加減には頭が下がる。かなり単調なメロディーなのに歌えば適当に格好が付くという…。昨日レポート終わった記念でこれからいろいろと遊ぼうという予定なのだが、ゼミでの宿題(近世文学関連の本数十冊読む)もあるんだよな。どーすんの??いつやるんだよぉぉ。