拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

個人的に注目―駒大苫小牧VS青森山田

2006-08-14 23:33:09 | 日記
またもや甲子園ネタいきます。明日の第一試合は三連覇を狙う駒大苫小牧VS青森山田。個人的に超見たいミラクルのような対戦カードが実現してしまった。青森山田高校、実は7年ほど前から密かに応援していたチームでありました。そんなチームが昨年、一昨年の覇者と対戦するなんて。これは見守らなければ…!と思っていたのに明日は朝から昼までバイトですよ。第一試合どう考えても観れませんよ。……うあぁ。
私と青森山田高校のなれそめは1999年の夏。中学二年だった私は当時、東京FM系列のラジオ番組「やまだひさしのラジアンリミテッド」を毎晩楽しく聴いていた。このことについては以前の日記にも書いたのだが、とにかくまぁ、実際に電話越しでラジオに出てしまうほど、一時期は熱心にラジオを聴いていた。さて、夏の甲子園が始まる直前のある日の放送で、DJのやまだひさし氏が「甲子園出場校を見ていて、気になったことがある」と。「青森県代表の青森山田高校……高校名が俺の苗字じゃねーか!」…こんな単純な発想で、その日以来、やまだひさし氏は番組をあげて青森山田高校の甲子園での健闘をささやかに祈ることを宣言した。
99年当時、たった7年前だけどその頃はまだ、今のように東北勢が健闘し、北海道の高校が二年連続優勝してしまうなんてことは考えられなかった。だから「あー、青森の高校か、勝ち抜くのは厳しそうだがまぁ頑張れ」と軽ーく見ていた。しかし第一試合、青森山田が見事勝利。当然盛り上がる番組。その後も青森山田高校は地味に勝ち続け、青森県勢初のベスト8進出という快挙を成し遂げてしまった。これにはDJのやまだ氏も仰天。だって多分、新聞見てて、軽い気持ちで注目してみたぜ、なノリだったんだもん、初めは。なのにここまで行ってしまうとは。ラジオを聴きつつ青森山田高校の快進撃を見てきた私は大変嬉しくなってしまい、その年以来なんとなく青森山田高校の動向を気にしてしまうようになった。
青森山田高校、近年気づけば毎年出場しているような気がする。ちゃんと調べてみたら、99年の出場が三回目、今年が七回目。毎年青森の光星学院という高校と甲子園を競っている感じだ。今年は第一試合を7-0の完封勝利で飾った青森山田高校。次の試合は強豪だから一筋縄ではいかないだろうけど、精一杯頑張って欲しい。…あぁもう何故バイトが…。
あともう一つ注目してしまう地方の高校が。高校というか県単位で注目しているのが、山形代表。なぜかというと、冨樫義博の漫画『レベルE』の主人公が甲子園未出場ながらも十分狙える山形の高校の野球部に所属していて。その野球部をメインにしたエピソード(3巻の「Field of dreams…!」「Escape from…!!」)が大好きで。なんとなく山形代表に愛着が湧いてしまって。…というか『レベルE』自体10本の指に入るぐらい大好きな漫画ですがね。去年は酒田南という高校が三回戦まで進んだかな?たかが三回戦とあなどることなかれ。私の地元(愛知)の高校はここ数年全然ダメなのよ、夏の甲子園。春の選抜は結構強いんだけどねぇ。
新聞の広告にたまに載っている、夏の高校野球の名場面を集めたDVDボックス。あれ、ちょっと欲しいなとたまに思う。松井秀樹に対する敬遠とか(名場面?)、松坂率いる横浜高校VSPL学園の延長17回の死闘とか、所謂「松坂世代」の活躍などを収めたDVD。比較的最近の名場面しか浮かばないのは私が若いから。松井の敬遠だってVTRで知ってるだけ。でも松坂の死闘はリアルタイムで見てた。「いつまでやるんだ…」と不安になったの覚えてるもん。もちろん過去の甲子園での名場面もたっぷり収録されてます。DVD見れば、甲子園の魔物にも多数出会えるでしょう。多分バンビ坂本にも。 


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