拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

日曜の夜に、ガキの使いを観たいなぁ

2006-08-06 23:49:30 | テレビ
日曜日の夜11時から『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』を見られる地域に住んでいる人がうらやましい。…大部分の人がそういう人なのだろうが、私の住む名古屋では『ガキの使い』は金曜深夜という微妙な時間帯に追いやられている。しかも週によって放送時間が変わるため、新聞でのチェックは欠かせない。日曜日の夜という、「あぁ、明日から学校だし、頑張らなきゃなぁ…」と少しブルーな気分になる時間帯に『ガキの使い』を見てみたいものだ。なお、名古屋では10時からの『おしゃれイズム』放送後、『PS愛してる』というローカルのグルメ番組が放送されている。まぁ、『PS』には私の好きな高田純二が出てるので、そんなに「悪くはない」のだが。
とは言いつつも、『ガキの使い』の放送時間がいつであろうが、放送されているだけでも尊いものである。東海地区での日本テレビのネット局、中京テレビでは、2003年の春から2005年の3月まで、なんと『ガキの使い』の放送が打ち切られていた。3年前の春、突然テレビ番組表から『ガキの使い』の文字が消えていたのに気づいたときは血の気が引いた。「ど、どうしよう、これから何を楽しみにすればいいんだ…!?つーかなんで打ち切んねんコラ!」…そんな気分だった。全国各地で普通に見られる番組が中京テレビでは見れないというこの仕打ち。呪ったね。放送時間を深夜に追いやられた上に(当時の放送時間は確か土曜深夜2時半)遂には放送打ち切りかよ!と。辛い辛い二年間だった。毎週催される珍企画が見れないのはもちろん、ダウンタウンの二人のフリートーク(という仮面をかぶった即興漫才)が聞けないのは特に辛かった。『ガキの使い』は大体の場合「企画モノ」と「ダウンタウンのトーク」の二本立てで構成されているが、たまに30分まるまるダウンタウンが二人で喋り続けたり、視聴者からの質問ハガキに松ちゃんが答えたりするという放送もたまにある。その「30分全部トーク」が大好きなのだが、それが見れないなんて。当たり前のように『ガキの使い』を日曜日に見てきた方にはこの辛さは想像もできないだろう、ええ。ちなみに、関西地区でも同じような現象が起こっていたらしい。おかしな話だよね、ダウンタウン自体が関西生まれのスターなのにさ。
そんな苦しむ東海地区住民(及び関西人)にとって、2年に発売された『ガキの使い』のDVDシリーズは嬉しかった。打ち切りの為に見れなかった『笑ってはいけない温泉旅館』が3巻目に収録されていたからだ(1巻の『24時間鬼ごっこ』2巻の『松本人志 一人ぼっちの廃旅館』は見れた)。そして2004年の年末に放送された、超久々のゴールデンタイムでの『ガキの使い』スペシャル。感動した。数十ヶ月ぶりにテレビでガキの使いが見れるという感動。実際その感動は数字にも表れた。ガキの使いが打ち切られた東海地区、関西地区での視聴率が、関東を上回ったのである。そして三ヶ月後の2005年の4月、遂に『ガキの使い』放送再開。高視聴率に押されたのだろうか。東京とは二週遅れでの放送。再開第一弾は毎年恒例の「山崎邦正卒業」の企画。年度末になると毎年放送されるウザめの企画だが、二年の歳月はそんな企画さえも輝かしく変えてしまった。いや、実際楽しかったけど。山崎による「ファンタスティポ」は意外だったし。
それ以来、『ガキの使い』は再び深夜にひっそりと放送されるようになった。そういえば私が小学生の頃は夕方5時とかにやってたな。『発明将軍ダウンタウン』の再放送と『ガキの使い』が二本立て。そんな風にして放送時間がコロコロ変わった流浪の番組だった(『タモリ倶楽部』かよ)。いいよ、流浪でも。放送してくれるだけでいい。それにしても名古屋で打ち切り期間中、パルコギャラリーで『ガキの使い15周年記念展』が催されたのには少しむかついたわぁ(笑)。放送してないのに、イヤミかよ!?みたいな。

追記
愛用品のipod miniの調子がヤバい。ちゃんと充電したはずなのに「電池切れ」の表示が出る。どうしよう、買い替えの時期ってことか?買うか?ipod nanoとやらを。でもあれカラーが白と黒しか無い。私が使ってるipod miniはメタリックピンク。同じ色が欲しいのに。今はもうminiは生産中止なんて…悲しすぎ。

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