拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

『ゲンドウ戦記』/ブラウを貫くロンギヌスの槍

2006-08-15 23:10:45 | 日記
本日はちょっと前に書いたエヴァンゲリオン関連の短い記事を二連発。…くだらなすぎてボツにしようとしてたネタだが、せっかく書いた記事だし今日は記事書く時間が無いので……「疲れてるんだなぁ」なんて思いながら読んでください…。

●まずい。『ゲンドウ戦記』を頭に思い浮かべる度に笑いがこみあげてくる。思い出し笑いしてしまう。電車に乗ってる時なんて本当に危ないぜ。でも、観たくないか?『ゲンドウ戦記』。一連の使徒襲来の事件をシンジからではなくゲンドウ目線で描いたストーリー。息子を想いながらも態度に表せないオッサン・ゲンドウの葛藤と、人類補完計画の謎をゲンドウ側から明らかにする、みたいなのがいいよ。普段は冷酷なゲンドウも内面ではいろいろとあるのさ、みたいな。…内面を描いたらシンジと似たようなことになりそうだな。なんだかんだでウジウジ悩んでそうだ、彼も。もちろんウジウジだけではなく、裏でやっていたであろう危険な行動もじっくり描く方向で。綾波とゲンドウの関係は、知りたいような知ってはいけないような…。どうですか、『ゲンドウ戦記』。ちなみに本家(?)の『ゲド戦記』はなんだか評判悪いですね。自分の周りでの評判も映画関係者の評判も軒並み不評。「あの主題歌はかなり良い!」っていう人はいっぱいいるんだけど。まぁ、なんというか、私はジブリ映画を率先して観ようと思わない人間なので(今まで見たのは『千と千尋』のみ。『カリオストロの城』も観たけどあれはジブリ映画じゃないよ、と人に言われた)、『ゲド戦記』も多分観ないからどっちでもいいや。でもこれだけは言える。命を大切にしない奴なんて、大っ嫌いだ!…すみません。

●『PLUTO』の一巻を読み返していて思ったこと。一巻の初めの方に、ロボットが死守せねばならない「人間を殺害してはならない」という掟を破ってしまい、地下の牢獄に監禁された「ブラウ」というロボットが出てくるのだが、これがいかにも今後のキーマンとなりそうなキャラで。ロボットとしてかなり高い知能を持ち、「完璧」と呼ばれたにも関わらず人を殺してしまったブラウ。禁忌を犯したブラウだが、人間達はそんな彼を恐れているのかなんなのか、彼は処刑されずに槍で胸を貫かれ、ただただ監禁されているだけ。その槍で胸を貫かれた様が、エヴァにでてきた「ロンギヌスの槍に刺されてるリリス」に似てて。エヴァのやつは恐らくイエスキリストが死んだ時の状態を模してるんだろうけど、ブラウはなんで槍に刺されてるんだろ。意味あんのかなぁ…。ちなみに「ロンギヌスの槍に刺されたリリス」は、私が初めてエヴァを見てて「気持ち悪い」と思った箇所。全編通して一番キモいと思ったのもこのリリスのシーンだな。特に下半身が生えてくるところ。あ、「リリス」というのは『新世紀エヴァンゲリオン』によると「アダムの最初の恋人」だそうで。イヴ(エヴァ)の前の恋人。多分。

追記
駒大苫小牧VS青森山田の試合結果は10-9で駒大苫小牧の勝ち。バイトのせいで試合見れなくて、家に帰ってネットで調べたのだが、唖然。うーわぁー、めっちゃ接戦じゃないか!つーか青森、苫小牧相手に序盤は6点もリードを奪ってたのね。昨年の覇者相手に。超熱戦じゃん。勝ちムードじゃん。しかし終盤は苫小牧が覇者らしく追い上げを見せ、結局サヨナラ負け。あと一歩、あと一歩だったのに、かなり悔しいわー。つーか今年の苫小牧はどうなんだろう。三連覇はあるのだろうか…。さ、熱闘甲子園の時間だわ。