拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

キューン、誕生/青葉シゲルを訪ねて

2006-06-30 20:33:51 | 音楽
●雑誌『ぴあ』でラルクのギタリスト・kenさん(なぜか「さん」付けしてしまう)と、「第三会議室」でもおなじみのヒップホップユニット・ライムスターの宇多丸さんが対談したらしい。kenさんが「ぴあ」で連載を持ってるので宇多丸がそれのゲストってことだな。二人のつながりは「レコード会社が同じ」ということのみ。他に交流は一切無かった二人が「ヘヴィーメタル」について語る…読みてぇ。ラルクとライムスター、ひそかになんらかの形での共演を願っていた二組だもの。なんかね、両者の所属する「キューンレコード」にはメジャーな人からマイナーな人まで様々なミュージシャンが所属してるわけですが、奇跡的に嫌いなミュージシャンが殆どいないのだ。キューンはソニーミュージックの傘下のレーベルの一つだが、「ソニーの中から私の好きなアーティストをピックアップして誕生したのか!?」とか都合よく誤解したくなる程の豪華さ(ソニー傘下の他のレーベルは…)。誰が所属してんのかは公式HPを見ればわかるので書かないが、そこそこ好きな人が多い。そんな中で、稼ぎ頭であるラルクと、「第三会議室」見て以来気になる存在になった宇多丸さんが対談するなんて素敵やん。やってる音楽の全く違う二人が、おそらく「キューンレコード」というつながりのみで対談するというこの強引さ。次はkenさんとゴスペラーズ(結構好きなんだよ、彼ら)の誰かとか、どうですか。あ、ピエール瀧とかでも良いな~。いしわたり淳治さんもキューンレコードだし、本当に奇跡のレーベルだ、ここ。
窪塚洋介主演の卓球映画『ピンポン』のサントラがキューンレコードから出てる。このサントラ、モロに私のツボなのだが、これ聴くと、キューンレコードの凄さがわかるかもしれんよ。ラルクは参加してないけど。

●私が「新世紀エヴァンゲリオン」を見始めたのは今年の冬頃、10周年記念ということで作られたyahoo!のエヴァ特設ページを覗いた事がきっかけ。キャラクター人気投票のページ、それまで「綾波レイ」ぐらいしか知らなかった私は「きっと彼女が一位なんだろうなぁ」と思って投票の途中経過を見てみたら、「青葉シゲル」という青年がぶっちぎりの一位。「へぇ…マニアの間では彼が大人気…なのか?」と思って気になってしまって。でも見てみたら青葉シゲル、超脇役で。wikipediaには「本編で唯一名前を呼ばれることのない主要キャラクター」「性格や個性の描写がほとんどない」なんて書いてあるし。調べてみたらすぐにあのぶっちぎり一位は組織票だということがわかった。そして爆笑してしまった。そんな経緯もあり、私は青葉シゲルが結構好きだ(一応投票もした)。肩書きは「本部中央作戦司令室付オペレーター(wikipediaより)」。趣味はギターを弾くことらしい。エヴァの男キャラの中では、作中でも異様にモテまくりの碇ゲンドウの次に好きなキャラかもしれない。他の男キャラ、シンジはジメジメしすぎるし、渚カヲルもなんか嫌だしね(…嫌じゃん、なんか…いろいろと…女子には凄く人気あるみたいだけど)。
最終話で一番好きなシーンは、冬月が補完されるシーン(感動的)と青葉が補完されるシーン(爆笑)かな。補完の瞬間、みんな幸せそうな表情を浮かべるのに青葉だけ綾波に囲まれて絶叫ですよ。最高じゃん。しょこたんこと中川翔子ちゃんは自身のブログで、青葉シゲルと共にオペレーターとして働く「日向マコト」への狂信的な想いを綴っていたが(「日向さんと結婚したい」「日向さんの椅子になりたい」「(床にうずくまった自分の写真を添えて)さあ座ってください日向さん」等)、そういえば日向は人気投票の対象にすらなっていなかった。…青葉シゲルよりは目立ってたんじゃないか?全く覚えてないけど。 

※画像は映画『ピンポン』のサントラのジャケ。超スピードの卓球の試合シーンや、登場人物それぞれの哀愁にピタっとはまる数々の名曲が収録されている。ペコとスマイルが電車に乗ってるシーンで流れる「Spring Sponsor」、ペコVSドラゴン戦で流れる「Scatterin’ Monkey」などがお気に入りだ。

追記
yahoo!のエヴァ特設ページ、まだ残ってました。こちら、件の人気投票の結果です。→人気投票結果