拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

豪州、襲来―KANGAROO ATTACK

2006-06-13 19:23:48 | テレビ
昨夜、見ましたよー日本VSオーストラリア。普段殆どサッカー見ない私だが、世間でこんなに盛り上がってると、他ごとしようとしても落ち着かないのでW杯及び最終予選のみ見てしまう。それに見た方がブログの話題にも事欠かないし。ビバ・ラ・ビッグイベント。ただ、ブログやってる人の半分以上の人はW杯についてなんらかの言及をするだろうな。ネタかぶりまくり。でも私は素人目線で綴るので、そこんとこよろしくです。
見てしまうのだが…普段見慣れてないしルールもよくわかんないしで集中力に欠け、例によって他ごとしながら(村上春樹を読みながら)観戦した。だから日本の一点目が入った時は思いっきり見逃した。「…ほぇ?」みたいな。でも後半戦は結構真剣に見る。アナウンサーの人が「ケネディ!ケネディ!」と連呼するのが妙に笑える。後半めっさ活躍してたオーストラリアの選手。その名前ゆえ、つい大統領の顔が浮かんでしまうもの。で、ラスト10分くらいでどどどーっと点を入れられエンド。おおおおお!嵐のような10分間だったな。展開が一気に暗転する様はある意味『ベルセルク』の「蝕」の縮小版。見てて思ったのは(ド素人目線なので突っ込むのはナンセンスですよ)、「川口一人で戦ってるよな?」。素人の私には文字通り孤軍奮闘に見えてしまいました。エプシロンの故郷(この一言余計)・オーストラリアに点が追加される度、「川口のATフィールドが……!」とメールしてきたアホな友人のせいでしょうか。でもサッカーファンの人もそう思ってるよね?きっと。あと大黒出すの遅すぎじゃね?とか。まあそんな感じで。もし自分がサッカーに強い思い入れがあったら―たとえば私にとってのラルクや『PLUTO』のような存在だったとしたら、しばらくヤケ酒だな。今の日本はアスカ・ラングレーでいう「汚されちゃった…!」って状態だけど、次の試合では「ずっとずっと、一緒だったのね!!!」みたいな感じで復活して、「負っけてらんないのよぉぉぉ!!」とクロアチアに対してキレまくれるような、そんな試合ができるといいね。でもそしたら次のブラジル戦でおもいっきし虐殺されちゃうね。ダメじゃん。うわ、マジでアスカそのものじゃん、今の日本って。……何の話だ。そろそろ黙ったほうがいいな。でも、サッカー素人はこういう視点でサッカーを語る、というのの一例だし。あ、あといつも思うのだが、実況席は常に「大事な時間ですよ」「さあ、ここ大事な時間です」「苦しい時間ですよ」「苦しい時間帯です」のどれかを言ってるね。なんだよ、それなら90分+ロスタイムまるごと大事な時間でいいじゃないかよぉ。
4年前、日韓共催のW杯のときは自国開催&決勝トーナメント進出で大いに盛り上がりまくりだったが、今年はどうなるんだろう。この先の日本戦の視聴率、下がるかもしれない。そういえばあのときは高校生。期末テスト週間とW杯決勝トーナメントがばっちり重なってたな。クラスのみんな、「韓国ムカつく!」とか言いながらテスト勉強してた。あの時の韓国チームが何をやったのかよく思い出せないけどクラスメイトの怒りぶりは覚えてる(日本が負けてさぞ喜んでるだろうね、韓国の人々)。あと、苦手な数学Bのテスト前日だってのについ決勝戦見ちゃったのも覚えてる。ついでにあの時のW杯の公式アンセムのCDを買ったのも忘れがたい。通常版と一緒に、石野卓球リミックスバージョンが出たんだよね。そいえばタワレコは「日本が勝った日の翌日はポイント2倍」キャンペーンをしてたが今もやってるのかな。日本が勝った日限定だったら今年はもう絶望じゃーん。


あぁ、日本代表の皆様に星をあげたくなってきた!ほれ!
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