拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

ラジオ、電波の座―松本人志・高須光聖の「放送室」

2006-06-08 22:38:35 | 日記
ダウンタウンの松ちゃんと、彼の幼なじみであり、また、バラエティ番組の構成作家としてあらゆる人気番組の制作に携わる高須光聖(みつよし)氏の二人がDJをつとめるFMのラジオ番組「放送室」。深夜一時過ぎ、松ちゃんが普段のレギュラー番組では話さないような些細な日常生活でのエピソードを話したり、高須氏がテレビ製作現場の裏話などをそっと語ったりするなど、とっても「内輪話感」が漂う、松ちゃんファンにはたまらない番組である。番組のコンセプトは「誰にも(この番組の事を)教えるな」。初期の放送ではよく「友達とかに『松ちゃんラジオやってるで~』とか言うたらアカンで」と話していた。ひっそり、コソコソ話をするスタンスで番組をやっていきたいとのこと。番組名である「放送室」は、中学時代、松ちゃん・浜ちゃん・高須氏とその周辺の友人たちとでこぞって放送部に入り、放課後放送室にみんなで溜まってダラダラと喋くってたことにちなんでつけたそうだ。
基本的には本当に松ちゃん&高須の世間話レベルの会話が放送される。世間話といってもさすがに長年お笑いの現場の最前線に携わる二人だからやっぱり面白い。聴いてて笑っちゃう。古くからの付き合いだけあって息もぴったりだ。話しているうちに話題があらゆる方向に自在に脱線していく様は間違いなくこのラジオでしか聞けない。テレビだと浜ちゃんがビシっと突っ込むからね。たまに話されるダウンタウン結成以前の、まだダウンタウンが「まっつん」と「ハマチョン」だった頃のエピソードなどが出てくると嬉しくなる。面白い二人の周りにはやっぱり面白い人間がたくさん集まってくるようで。ある意味ダウンタウンより「危険」な友人、「藤井」のエピソードは殆どが爆笑ものだ。放送初期に話されたダウンタウン結成のきっかけのエピソードは、昔からあらゆるところで松ちゃんが話していたにも関わらずグっとくるものがありましたな。子供時代のエピソードの他に自分が楽しみにしているのは、松ちゃんによる巷のテレビ番組・芸人のネタの感想。10年前、大ベストセラーとなった松ちゃんの著書『遺書』や、『ガキの使いやあらへんで』のトークであらゆる芸能人や番組を斬りまくっていた彼だが、今はもう40代のおっさん。あの頃では考えられないほど冷静な視線で現在の芸能界について語る。「あの番組はおもろい」等と特定のテレビ番組を褒めるときもあったりする。そんな時は温かささえ感じる。M-1グランプリ直後の放送では大体、「俺が一番と思った芸人は優勝せえへんなぁ…」とぼやく。ブラックマヨネーズが優勝した前回は、ブラックマヨネーズの面白さと実力をしっかり認めつつも、「あの日一番だと思ったのはチュートリアル」ともらしてました。
私の住んでいる名古屋では日曜日の深夜1時の放送ということで、ちょっと起きてるのが面倒くさいため大体の場合MDに録音して後日聴くことにしている。今日、今週の分を聴こうとしたら突然MDの調子がおかしくなり、うんともすんとも言わなくなってしまった。取り出しすら出来ない。MDデッキ内に閉じ込められたMD。うーむ…7年前から使っているこのデッキもくるとこまで来てしまったのか…。つーか取り出せないってかなり困るのだが…。これが俗に言う、「シンクロ率400パーセントを超えた状態」か(俗に言わない)。途方にくれてしまったが、電源落としてまた入れたら普通に動きだしました。中のMDも無事取り出せた。困るなぁ、こういう変なトラブル。

追記
昨日のアクセス数、普段と比べてかなり多い。記事のタイトルって大事だなぁと再確認しました。