拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

迫害される「思い出し笑い」

2006-03-11 22:57:25 | 日記
なんでもない時に突然過去に起こった面白い出来事を思い出して、思わず「プッ」と吹出したり、ただニヤニヤしたりする「思い出し笑い」。これを人前でやってしまうと相当気味悪がられる。私は頻繁にやってしまう方なので、この風潮は苦痛である。何をしていても-笑いとは全く別なことをしていても-私の頭の中は常にくだらない事ばかりで満たされているため、不意に笑える思い出が脳裏によぎる事など日常茶飯事なのだ。一人でいるときは思う存分笑うが公共の場ではそうはいかないので手で口を塞いだりして必死にごまかす…苦痛だ。ほとんど生理現象である思い出し笑いを、周りの目を配慮して抑制せざるを得ないなんて。つくづく思うのだが、思い出し笑いは必要以上に世間から迫害されている。誰にも危害を加えていないのに、ぱっと見が奇妙だからという理由だけで距離を置かれる。自らを顧みてほしい。あるだろう?ついつい思い出しちゃって笑みを浮かべてしまうこと。例えば不意に「稲中卓球部」ネタがよぎったら普通笑うでしょう?…いや稲中ネタは人それぞれだな。とにかくそんなに白い目で見なくてもいいじゃないか…。「あ、あの人一人でニヤニヤしてる…どんなネタで笑ってんだろう?」これぐらいのあたたかい視線で見て欲しい。