<武雄市 図書館部分の管理・運営をCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)に委託>
佐賀県武雄市は、市立の「武雄市図書館・歴史資料館」の
図書館部分の管理・運営をCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)に委託する。
CCCは「レンタル店TSUTAYA」や「蔦屋書店」を運営する会社である。
最近は代官山蔦屋書店が話題になっている。
蔦屋書店やレンタル店TSUTAYAのノウハウを活用し、
1)休館日をなくし、開館時間を延長する
2)開架式の蔵書を増やし、CDやDVDを充実させる
3)雑誌や文具を販売し、カフェを併設する
4)図書館利用カードの代わりにCCCのポイントカード「Tカード」を導入し、来館や貸し出しでポイントを付与
などの策が打ち出されている。
市長は、CCCに管理を委託することで、運営費を10%削減すると宣言。
まあ、サービスが充実し、運営費が10%削減されるのであれば、願ったりかなったりであろう。
ところで、この図書館の運営費ですが年間1億4500万円もかかっているようです。
武雄市の人口は約5万人で、予算規模は約210億円です。
<全国の公立図書館の約9%が指定管理者制度を取り入れている>
ちなみに知らなかったが、全国の公立図書館の約9%273館が、指定管理者制度を取り入れているそうだ。
このうち、156館で指定管理者になっているのが、図書館流通センター(丸善グループの子会社)。
話は違いますが、武雄市はホームページをfacebookに移行しています。
次は、facebookに移行することによるメリット・デメリットについて勉強したいと思います。
(mt-west)
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