■2019年6月19日、水曜日、晴。墨田区千歳にある「喫茶コインランドリー」へ
平日、時間ができたので、
突然思い立って、密集市街地の業務にかかわりながら、まだ一度も訪れていない
京島三丁目にいくことにした。
せっかくなので、ついでに以前から関心があった
「喫茶コインランドリー」も、のぞいてみることにした。
到着したのが3時半ぐらいだろうか、あまり歩いている人はいなかったが
意外にお客さんが入っていた。10人ぐらいはいただろうか。
年齢的には30~40歳代ぐらいの人たちだ。
取材も入っていた。
店内をジロジロのぞくのもなんとなく気が引けたのと、
ここで落ち着いてしまうと、目的地の京島に行けなくなってしまうので、
クラフトビールを一杯飲んでお店をでた。
雰囲気は、カジュアルなカフェ。
こういうお店が家の近所にあるといいなって感じです。
会社のある代々木上原の「dish」に雰囲気が近い。
「dish」に、洗濯機と乾燥機を置くと、喫茶コインランドリーになる。
(雰囲気の話は、機能ではなく、あくまでも空間デザインの話です)
dishを知らない人には、ぜんぜん説明になってないですよね。
「喫茶コインランドリー」の目指したのは、
人の居場所がないまちに
できるだけ多様な人々が、多様なふるまいを見せてくれるような場所を作りたかった。
目指すは私設の公民館。
って、雑誌に書いてありました。
実は、お店にも興味があったのだが、このお店を立ち上げた田中元子さんにも
興味があった。
行動派で、マリリンモンローばりの金髪と、ド派手なシャツを格好よく着こなし、
とにかく格好いいのだ。
残念ながらお会いできなかった。
仮にいたとしても、声はかけられないのだが・・・。
喫茶コインランドリーが入るビルの名称がイケている。
「イケメンビル」だ。
よく見たら「イマケンビル」だった。
▼周りの雰囲気
コインランドリーの報告は以上です。
地下鉄森下駅の地上出口近くにあった地図を見て気になってしまったのが斜めに走る区割。
調べてみたら、やはりここはもともと運河だった。
小名木川と堅川を結んでいた。
▼森下駅近くの斜めに走る道路が運河を埋め立てた道
それと、急に気になったのが「森下」という地名。なんで森なんだ?
これもネットで調べてみた。
町名の由来は、
鬱蒼たる樹林を擁した徳川四天王の一つ、酒井左衛門尉家下屋敷があり、
その南側の辺りを「森下」と俗称していたことによる。
いまは、残念ながら緑は少ない。
続いて、目をとめたのが初音森神社(はつねもりじんじゃ)。
この神社は、日本一の繊維問屋街として商売繁盛の神様として信仰されてきたとのこと。
近年は、社号を共有する初音ミクの人気から、ミクの聖地の一つにもなっているらしい。
この日、初音ミクの聖地を訪ねているような人は見かけなかった。
確かに、両国の南側あたりは繊維問屋が多いが、このあたりが日本一の繊維問屋街だったとは知らなかった。
歴史モノはきりがない。
堅川の橋を渡ったら、こんな案内板も建っていた。
群馬県沼田出身の薪炭商人「塩原太助」。
すみません。初めてこの名前知りました。
▼塩原橋の由来
▼堅川の上を走る高速道路。船着き場もあった。
京島の報告は次回へ。
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