社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

養殖ウナギ、富山産業観光、南部鉄器

2007-07-16 15:08:45 | 気ままに
■養殖ウナギ(2007/07/09日経記事とそれに対するコメント)

ウナギ市場は約8割が中国産等の輸入物→そんなに輸入していたのか。
国内の生産量のシェアは鹿児島33.7%で第1位、次いで愛知33.2%、宮崎15.1%、静岡6.9%→あれー、静岡が1位じゃなかったの?
一大産地だった浜名湖のある静岡は、潮の塩分濃度の上昇などもあって生産量は最盛期1968年(→だいぶ昔の話だね)の1割弱。→たったの。

■YKKが産業観光(同上)

YKKは昨年の8月から「YKKツアーズ」をスタート。動員数は延べ約6800人(560人/月)。
ファスナーで世界市場をリードする同社の技術力やそれを支える地域の産業力をPR品柄、富山県や黒部市のブランド力向上につながると期待しているようである。
YKKは専門部署として全額出資の子会社、黒部ツーリズムを設立している。
「温泉や食事に偏りがちな旅の中に学びの要素があると、とても有意義」と参加者の評判もいいらしい。

ちなみにこのツアーは産業観光に熱心な知事の働きかけで始まったとのこと。
富山はLRTの導入、市街地再開発事業等元気である。
そう、ほかにも富山県はすごいのである。
平均月収は71万円で、なんと全国第1位。
富山では全世帯の6割が共働きで、女性が働くのは当たり前で、家にいると「体が弱い」のかと思われるらしい。

つくば研究学園都市も、研究機関が本気でバックアップして、本格的な研究機関ツアーを企画したら(一応あるみたいだが)、最高におもしろいと思うし、それをみて優秀な研究者を志す子供が生まれるきっかけになるんじゃないかと思うのだが・・・。

■南部鉄器

お茶が美味しくなるというのと、貧血にいい(家内が貧血)というので、以前から南部鉄瓶を探している。
これが結構高いので、せっかく買うならデザインの気に入ったものと思っているうち、何年も経ってしまった。

朝の連続テレビ小説「どんと晴れ」?で、長門勇演じる南部鉄器職人が出てきて、ますます欲しくなってきた。
いいかげん、秋までには手に入れようと思うのだが・・・。

新聞記事によると、最近南部鉄器の輸出が伸びているらしい。
2003年の輸出額2億6千万円が2005年には3億4千万円になったと書いてある。
例えばイタリアのキッチン家庭雑貨メーカーは、モダンデザインにアレンジした南部鉄器の鉄瓶や鍋敷きを販売しているらしい。
目の肥えたイタリア人には、職人がつくった、本物の商品はわかるのだろう。
コメント
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