川崎市多摩区長尾、多摩川を眼下に見下ろす丘陵の一角に天台宗寺院「長尾山妙楽寺」は鎮座している。当寺は中世初期には存在し「吾妻鏡」にも登場する源家累代の祈祷所「長尾山威光寺」と関連し「威光寺」、「長尾寺」とも言われる。源頼朝が鎌倉幕府草創期に弟の全成を威光寺院主として派遣し、所領を安堵するなど同寺を厚く保護した。幕府の所在する鎌倉の外郭の境界線として、多摩川とその右岸丘陵の軍事的位置を重視したことによる。当寺は通称「あじさい寺」と呼ばれており寺域境内に植栽された30種類近い約1000株の色とりどりのアジサイで埋めめ尽くされ梅雨期の代表花らしく美しく咲き誇っている。毎年6月の第3日曜日には「長尾の里 あじさいまつり」が開催されて多くの鑑賞客が訪れ賑わった。(2206)
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